
ガンプラHGUCシリーズより、素のジムを作っていきましょう。

前回は脚と武器を組み、全てのパーツが揃った。
今回は塗装とマーキングになる。

最近は筆者が寒気でやられてなかなか先に進まないという。
特に窓を開ける塗装パートは……。

ジムは比較的シンプルな塗り分けなのが救いですな。

たまたま寒気が和らいだ日があったので、そこで一気に進めた感じだ。
そんなこんなで作戦を再開しよう。
下塗り


まずは下塗り。
最初に軽く缶スプレータイプの1000番サーフェイサーを吹きつけた後……
- 赤や黄色などの暖色部分→Mr.マホガニーサーフェイサー1000
- 白や関節などそれ以外の部分→Mr.フィニッシングサーフェイサー
と塗っていきます。
サフはいずれもクレオス製品ですな。
サーベルのビーム部分だけは白ベースにしたいので、缶サフのグレーのままで進めます。

筆者はいつも暗色から塗って、陰色を残しながら本体色を塗っていく。
サーベル部分は逆に白いハイライトを先に塗って、それを残しながらビーム色を塗っていく感じだ。

黒立ち上げとか白立ち上げとかいうやつだっけ。
本体色の塗装


続いて本体色を。
使用した色は
- 四肢やサーベル刃の下地の白→旧ガンダムカラーのホワイト7
- 胸部などの赤→旧ガンダムカラーのレッド5
- ダクトやシールドの黄色→旧ガンダムカラーのイエロー1
- 武器の白→旧ガンダムカラーのホワイト17
- 関節・武器の金属色→ガンダムカラーのMSグレー連邦系
- サーベルの刃→水性アクリジョンの蛍光ピンク
ですな。

またなんか不良在庫がたくさん……。

筆者が一時期狂ったように買い漁っていた旧ガンダムカラーのセット。
本キットに対応した「HGジム用セット」も手持ちにありましたので。それを使っていますな。
レッド5はいつも使うレッド1よりもややオレンジっぽいはずですが、エアブラシ吹きしただけではほとんど同じに見えるという。

レッド5の部分はキット付属のレシピだと
「シャインレッド60%+モンザレッド30%+オレンジ10%」
だよね。
対するレッド1は「モンザレッド100%」表記が多いという。
レッド5はシャインレッドがメインになっている分、ちょっとオレンジっぽくなるはずなんだけど。

ホワイト7はホワイト……というよりライトブルーといった感じに見える。
丁度ドイツ機向けのライトブルーをもう少し明るくした感じというか。
旧ガンダムカラーは一部名前を変えて現行品にもラインナップされているけど、ホワイト7に近いものは2025年2月現在はないようだ。

本体の白と武器の白は色合いが異なる点に注意ですな。
今回武器に使ったのは旧ガンダムカラーのホワイト17。
こちらは現行品のMSホワイトが近い色のようです。
どちらもガンダムタイプの四肢の色向けですな。

旧ガンダムカラーだとホワイト5や17がよくガンダムの四肢色で指定されていた。
キットによって多少バラつきがあるけど、どっちもホワイトにグレーやらネービーブルーを少量加えるのがレシピ上の指定だったはず。

HGのガンダムエクシア向けセット辺りからホワイト17が登場して、それ以前ではホワイト5の指示が多かったですな。
筆者の手持ちのホワイト5は全て使い切り。
17のほうはダブルオー用とヴァーチェ用がありましたが、片方使い切って残り1ビンという。

それも使い切ったらようやく現行品に……。

素人時代の筆者は買うだけ買ってなかなか作業が進まなかったんでね。
それが今になってようやく動いている感じだ。
筆で細かいところを塗り分ける


その後は細かいところを筆塗り。
このキットは足首周りなどの塗り分けが足りないので、その辺りがメインですな。
コクピットハッチもシールが付属しますが、今回はタミヤアクリルのセミグロスブラックで塗り分けてしまっています。

特に指定はないけど、今まで作ったジム系キットにならって袖口や足裏も塗り分け。
関節色はさっきも使ったMSグレーの連邦系だね。
第一次ウェザリング作戦


その後はバラバラな内にウェザリング。
タミヤのスミ入れ用ブラックでスミ入れ後、エナメル塗料でドライブラシを施します。
使用した色はそれぞれ
- 赤部分→ピンク
- 白や黄色部分→ジャーマングレイ
- 関節など金属色部分→クロームシルバー
ですな。
やり方なんかは過去記事を参照に……。

暗色部分は明るい色を乗せてハイライトを強調。
白などの明るい色の場所はジャーマングレイを使い、塗装が擦れて剥がれた感じをイメージしている。
暗色ドライブラシは輪郭が強調されて少し劇画感も出るのがポイントだ。
筆者の最近のお気に入りらしい。
今回の戦果


その後はマーキング。
このキットにマーキングシール類はありませんので、別売りのガンダムデカールを使用。
HGUC地球連邦軍MS用1とMG地球連邦軍MS用1を使用していますな。

スケール的にはHGUC用を使うべきだけど、あちらはコーションマークが少ない。
MG用は同じコーションマークが複数付属するから、筆者はあえてそちらを使っている。
この画像では見えないけど、ヒザ裏部分にコーションを貼り付けた。

ただこれだと部隊マークやパーソナルマークが余りがちというか。
どこかで使えないかな……。

今回はここまで。
次回は残りのウェザリングを行い完成予定だ。

続きは次回!
この記事で作っているキット