模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回はここの開設3周年でしたので、1年間の集計を取りましたな。
4年目最初の記事である今回は……。
筆者が放置していたガンプラを掘り返してきたので、それを紹介する。
ガンプラに力を入れてきてるねぇ。
前回の集計から弾き出すと、3年目に完成させた模型のうちにガンプラが占める割合は約16%。
比較的少数勢力といえますな。
飛行機より部品が多く、戦車より整形に気を使うからね。
作るの多少手間がかかるから、筆者がなかなか手をつけないんだ。
この辺りで遅れを取り戻そう。
今回のお題 HGUC ジム・カスタム
今回作るのはこちら。
ガンプラHGUCシリーズより、ジム・カスタムだ。
この前のEz8に引き続き、また連邦系だね。
0083に登場したバニング大尉らの機体ですな。
本キットはHGUCシリーズ第120弾として2011年1月に発売された。
2022年8月時点での価格は税込みで1430円。
発売は今から約11年前だね。
筆者は発売直後に購入したのかな?
そのころの筆者は戦車模型メインに集めていましたな。
なので遅れて2016年頃の購入だったと思います。
確かあの頃の武器パーツがもらえるキャンペーンに釣られて購入したものだったような。
仮組み品を動かしてみる
まずは前後から。
本体がほとんどライトブルー1色となっています。
前腕とか、ちょっと合わせ目が目立つように感じるね。
このキット、発売は2011年なんだけど……
関節類は2006年に発売されたパワード・ジムのを流用しているんだ。
なのでそれに合わせた少し古い設計となっている。
0083のMSは何回かに分けてHGUCでキット化されていますな。
ジム・カスタム自体は2010年代前半の比較的後期の発売ですが、パワード・ジムは中期のものという。
パワード・ジム、筆者は持っていなかったけ?
製作途中で半壊状態ですな。
完全に破損しているわけではないので、完成にこぎつければ……。
(追記、製作開始しました)
パワード・ジムのものを踏襲した胴体の関節はこんな感じ。
股関節はボールジョイントでスタンド接続穴は平型だ。
肩関節は前後にスイングする。
今みたいな股関節のロール機構はないんだね。
手足の可動範囲をチェック。
立て膝は少々難しそうですな。
足首はなかなか動いてくれるのですが。
ヒジ関節はABS製の二重関節で180度曲がる。
ただし挟み込み式なので、塗装派は前腕を後ハメ加工してやる必要がある。
この頃のキットはこの形式が多いよね。
旧ザクとか。
調べたらヘイズルシリーズがABS製二重関節のはしりみたいだね。
まだ貼り付けていませんが付属シールはこんな感じ。
番号のほかアルビオン隊や不死身の第4小隊のマークも収録されています。
カメレオンマークの不死身の第4小隊マーク、筆者がMG用デカールでいくつか余らせていたような。
手首は豊富です。
- 右銃持ち手
- 右握り手
- 右握り拳
- 右平手
- 左握り拳
- 左平手A(単純な方)
- 左平手B(角度がつけられる方)
となっています。
このキットは関節類をパワード・ジムから流用していると伝えたけど……
そのパワード・ジムでは手首が右2つ(銃持ち手・握り手)、左1つ(平手B)しかなかったんだ。
それを補うためかこのキットでは新たに独立したランナーで握り拳と平手が付属する。
厳密に言うと、ジム・カスタム以前に出たジム改で付属するようになったようですが。
なんかそのパワード・ジムが発売された頃のキットって手首のバリエーションが少なかったみたいだね。
ヒートホークを右手で握れないザクII改の悪口はそこまでですよ……。
ちなみにジム・カスタムの銃持ち手はパワード・ジムからの流用品に新規部品のD47番パーツを組み込むようになっている。
このパーツは手首関節に角度がついて、手の平には接続ピンの受け穴がついている。
これでライフルを小脇に抱えるように持つことができるんだ。
元の部品D33番パーツは余剰品扱いのようだね。
こっちはピン受け穴がないし、手首関節に角度がついていないんだ。
これだとライフルのマガジンが前腕に干渉するという。
対して武装はシンプルです。
- ジム・ライフル
- シールド
- ビーム・サーベル×1(刃は2本付属)
と最低限のものとなっています。
手首自体は他の0083ジムと同じだから、武器を交換して遊んでもいいかも。
アクションポーズをとってみる
まずはライフルから。
付属の平手Bはライフルの両手持ちが出来るよう、手首に角度がつけられます。
パワード・ジムのときはこの左手しか付属しなかったんだ。
シールドは他のガンダムやジム系キット同様、前腕に取り付けて固定します。
表面のマイナスモールド部分も異なる色でパーツ分割されているのが嬉しいですな。
サーベルは標準的なバックパック搭載型。
右手のみ持つことが出来ます。
手首が追加されたとはいっても、左のは握り拳だからね。
次回、製作開始!
今回はここまで。
次回から各部の工作をしていこう。
各関節部分の後ハメがポイントになりそうですな。
この頃のキットの難所というか。
筆者は同じ構造のジム系キットをいくつか放置している。
このキットの工作が上手くいけばそれらのキットも続けて製作できるだろう。
どうなることやら。
詳しくは次回以降だ。
この記事で紹介しているキット