ガンプラHGUCシリーズより、ジム・カスタムを作っていきましょう。
前回は塗装作業を終えた。
今回はウェザリングやマーキングを行い完成させよう。
ここが4年目に入って最初の完成品だね。
4年目はガンプラをもっと作っていきたいところですな。
3年目は11機完成に留まりましたが。
どうなるかは筆者次第だ。
とりあえずジム・カスタムが最終的にどうなるか見ていこう。
スミ入れ作業
まずはスミ入れ。
筆者はいつも通りクレオスのウェザリングカラーのマルチブラックをメインで使い作業していきます。
塗りつぶしたい、少し面積の広い溝にはタミヤのスミ入れ用ブラックを使います。
いつものパターンだね。
以前はタミヤエナメルのもの1択だったのですが……
筆者はタミヤエナメルのスミ入れで過去に何度も部品を叩き割ったらしく。
それでウェザリングカラーをメインにするように。
ウェザリングカラーでも割れるときは割れるけどね。
- 不必要に塗料を薄めすぎない
- 一箇所にたまるように多量に塗らない
- 部品に負荷がかかった状態にしない
この辺りを守ると割れにくい気がするね。
シールとデカールでマーキング
続いてマーキングを。
使用したのはキット付属のシールと別売りのガンダムデカールですな。
デカールはMG地球連邦軍MS用です。
とはいってもコクピットハッチとバックパックの注意書きぐらいしか使っていませんが。
地球連邦軍の表記やアルビオン隊のマークなど、大半は付属のシールで済ませている。
今回は0083のジム・カスタムパイロット、サウス・バニング大尉の機体をイメージしてマーキングを施しているんだ。
ここからでは見えないけど、右肩後ろには彼が一年戦争時に所属した不死身の第4小隊のマークも貼り付けている。
「そういう時は、身を隠すんだ!」
の人だっけ。
ドライブラシ!
マーキング後は更にウェザリングを続行します。
ドライブラシとしてタミヤエナメルのスカイグレイを擦り付けますが……。
あんまり目立たないね。
元々明るい色だから、それに明るい色を乗せても……。
なので以前Ez8の時に味を占めた筆者がジャーマングレイのドライブラシを上から施している。
上の画像の左側がスカイグレイのみ。
右側がジャーマングレイを擦り付けたものだ。
こちらのほうは角が際立つだけでなく、塗装が擦れた感がする。
歴戦のパイロットであるバニング大尉の機体らしくなりましたな。
でも劇中ではそんなにジム・カスタムで出撃していないような……。
雰囲気重視だ。
ドライブラシについては過去記事参照。
今までは明るい色のドライブラシだけだったけど、これからは暗い色のものも増えそうだね。
ついでにクロームシルバーのドライブラシも。
こちらは主に関節周りといったよく動きそうな場所や、武器の周りを中心に施します。
またシールド表面にチョコチョコと色を置いて、物がぶつかったような感じにもしてみましょう。
これもやっぱり明るい色に明るい色を置くからあまり目立たないかな?
その分さっきのジャーマングレイがカバーしてくれるんだけど。
最後の仕上げ!
今回は宇宙空間で使われたものをイメージしているので泥とか錆は施さない。
キット全体に水性のつや消しクリアーを吹きつけて完成だ。
あれ、いつものタミヤカラーじゃないんだ。
あちらは筆者が手持ちを全て使いきったようです。
ちなみにつや消しの最中、バーニア類にタミヤウェザリングマスターBセットのススを擦りつけて焦げ表現をしていますが……
バーニアが元々黒っぽいのであまり目立たないですな。
何はともあれ、これで完成だ。
以下、ギャラリーとなる。
HGUC ジム・カスタム 完成!
筆者は肩アーマーの後ハメでものすごく悩んでいたみたいだけど、結局Cの字加工で全く問題なかったようだね。
Cの字加工はどうしても切り欠いた部分が外から目立つという欠点がありますな。
ただ今回は肩口側で加工したので、外から見えづらくなったという。
作ってみた感想のコーナー
シンプル・イズ・ベストな感じかな。
「特徴がないのが特徴」な機体を、高水準で上手くまとめているというか。
2006年発売のパワード・ジムの関節を流用しているけど、その関節の可動範囲自体が当時でも高水準だった。
なので2013年発売の本キットでも全く問題ないように感じる。
その分挟み込み式の部分が多くなるけど、組み終わった今だとそこまで複雑な加工を施さなくても後ハメ可能なように思えるね。
筆者はいままで何故作るのをためらっていたのか、と思えるくらいにね。
各部基本はCの字切り欠きパターンですな。
ジム系では珍しく頭部の後ハメが不要なのが嬉しいところです。
筆者は同じ規格のジム系キットを幾つか放置している。
これを機会にそれらも進めたいところだ。
追記 それらのジムは後日製作開始しました。
半壊状態のパワード・ジムに仮組み放置のジム改……。
フミナ先輩のパワードジムカーディガンもこの系列なんだよね。
いずれも関節や武器類が同じ規格ですな。
混ぜたり交換したりして遊ぶのも良さそうです。
今回はここまで。
引き続きガンプラを作りたいところだけど、おそらく次回はAFVキットになるだろう。
次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット