HGUC ジム寒冷地仕様 製作記③

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ガンプラ製作記録
アドルフ
アドルフ

ガンプラのHGUCシリーズより、ジム寒冷地仕様を作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は胴体と武器を進めた。

今回は残りの腕部・脚部・頭部を組んで、全ての部品をそろえよう。

レーナ
レーナ

問題の頭部に到着。

筆者が紛失したアンテナはどうなるのやら。

アドルフ
アドルフ

当然、予備の部品もありません。

ヴァルダ
ヴァルダ

ないなら作ればいい。

詳しくは後ほど触れよう。

それでは作戦を再開する。

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腕部の製作

アドルフ
アドルフ

まずは腕部から。

特徴的なヒジ関節はABS製のパーツを噛み合わせることで再現しています。

右の握り手がサーベルと一体化したものしかないので、素の状態たと銃持ち手しかありませんな。

レーナ
レーナ

素手での素立ち時には少し気になるかな?

用意しようにも手の甲が独特の形だから、他キットの流用の場合は改造が必要だね。

ヴァルダ
ヴァルダ

合わせ目については

  • 前腕→そのまま接着
  • 肩基部→外側はモールドを兼ねているようなのでそのまま。内側は合わせ目部分を彫り直し段落ちのモールド化
  • 肩アーマー→ここもモールドを兼ねているので、反対側の足りない箇所を掘り直してモールド化

といった感じに。

アドルフ
アドルフ

ヒジ関節は割りピン状になっており、これを前腕パーツに差し込む形ですな。

そのままですとはめ込みがキツめで着脱時に破損しそうだったので、軽く削って調整しています。

塗装後なら塗膜で摩擦が生じるので、ここで多少緩めにしておいても大丈夫かと。

ヴァルダ
ヴァルダ

それと前腕のヒジ部分の内側。

ここは一段奥まっており、合わせ目の整形が大変そうだった。

なのでマスキングテープで型とりをし、プラ板を切り出してフタをしてしまっている。

これならわざわざ合わせ目部分を平らに整形しなくてもいい。

アドルフ
アドルフ

他は特に手を加えずに。

これで腕部の製作は終了です。

レーナ
レーナ

手首も少し気になるんだけど、筆者の手持ちの改造パーツにもあまり余裕がないんだよね。

脚部の組み立て

アドルフ
アドルフ

続いて脚部。

股関節や足首はボールジョイント。

ヒザ部分はポリキャップの上からのABS製カバーですな。

レーナ
レーナ

これまた一昔前の部品構成。

ほとんどのパーツもモールドを無視した真っ二つ構成だし。

ヴァルダ
ヴァルダ

とりあえずモモ部分は手を加えることがないのですぐに接着。

問題はスネ側。

色の異なる足首関節を挟み込んでいる。

アドルフ
アドルフ

ここの後ハメ加工ですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

複雑そうに見えるけど、やり方はシンプル。

  • スネパーツの内部にある、足首に近い位置の接続ピンを削り取る
  • 同じくスネパーツの内部にある、足首関節を固定しているピンの下側を削り取る
  • 足首関節パーツ上部の、スネとの接続軸部分を切り取る

といった感じ。

レーナ
レーナ

足首とスネの接続している部分を切り取っちゃったけど、大丈夫かな?

ヴァルダ
ヴァルダ

残ったパーツ部分が微妙に引っかかるのでそこまで気にしない。

それと、逆に足首関節が回転するようになるので、かえって可動範囲が広くなる。

ヴァルダ
ヴァルダ

これでスネパーツを接着した後でも、足首パーツを取り付けられるようになった。

下からポリキャップ部分にはめ込み、270°回転させることで本来の位置になる。

外すときは逆の手順だ。

アドルフ
アドルフ

同時期にキット化されたジムコマンドも同様の構造なので、同じ手順でいけそうですな。

というか筆者はここの開設以前に作っていたような。

ヴァルダ
ヴァルダ

スネパーツはここで合わせ目接着。

足首ガードもついでに貼り合わせ。

こちらは少し広げれば無改造でも合わせ目を接着後も着脱ができる。

無論、広げすぎると接着部分から破損してしまうので注意だ。

アドルフ
アドルフ

足首ガードは裏面にある接続ピンが目立ちますが……

ここを削ると強度が大幅に落ちるので、そのままにしておきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

乾燥後、合わせ目部分を整形して完了。

脚部の組み立てはこれで終了とする。

レーナ
レーナ

ヒザ関節裏側にパイプ状のディティールがあるだけで、それ以外はシンプルなジム系。

前からだと素のジムとあまり変わらないというか。

頭部の組み立て

アドルフ
アドルフ

続いて頭部。

ある意味今回最大の山場ですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

挟み込み式のクリアーパーツもだけど、筆者が紛失したアンテナも調達しなければいけない。

アドルフ
アドルフ

アンテナの前にまずは頭部の合わせ目。

しかしクリアーパーツを挟み込みますな。

レーナ
レーナ

マスキングしちゃえば?

ヴァルダ
ヴァルダ

外側はいいけど、内側からクリアーパーツに機体色が吹き込む可能性がある。

なのでここも後ハメだ。

レーナ
レーナ

んでなんか残骸ができあがったね。

ヴァルダ
ヴァルダ

パーツを削って頭頂部のセンサーとゴーグル部分だけ残した。

これを外からはめ込むことになる。

レーナ
レーナ

うまくいくのかなぁ?

ヴァルダ
ヴァルダ

はめ込むとこんな感じに。

ゴーグル部分はピッタリ。

センサー部分は緩いので、そのままだとスルっと内部に入ってしまう。

ここは完成後に接着固定してしまったほうがいいだろう。

アドルフ
アドルフ

接着安定ですな。

アンテナスクラッチ大作戦!

ヴァルダ
ヴァルダ

さて問題のアンテナ。

四角い基部と細長いロッド部分で構成されている。

ここは筆者が自作に挑戦することに。

レーナ
レーナ

また筆者が馴れないことを。

……ところでこのもう一つのジム頭は?

アドルフ
アドルフ

参考に掘り出してきた、ここの開設以前に完成させた寒ジム1号機君ですな。

というか、元々アンテナを紛失したのはこの1号機。

今回作っている2号機から移植して、2号機側が紛失したような形に。

ヴァルダ
ヴァルダ

まずは適当にプラ板を積層。

合わせ目消しの要領でプラ板を溶着し、塊を作り上げる。

乾燥時間がかかるので、実際は先ほどの後ハメの合間にやった。

レーナ
レーナ

まだ頭部の合わせ目が残っているね。

ヴァルダ
ヴァルダ

乾燥後は1号機のアンテナ基部を参考にして、削って形にする。

削りすぎたらまたプラ材を継ぎ足す。

アンテナ本体は0.5mmの真鍮線

これは1号機でも置き換えた。

見た目もシャープだし、なによりプラと違って折れて破損することがない。

ヴァルダ
ヴァルダ

調整を重ねてこんな感じに。

ほとんど違和感がなくなったので、これでいこう。

レーナ
レーナ

ちょっとだけ元のパーツよりも小さいかな?

遠くからならほとんど同じに見えるという。

ヴァルダ
ヴァルダ

これで頭部は組み立て完了。

最大の懸念点であったアンテナが無事復活できた。

アドルフ
アドルフ

筆者にしては悪くない出来ですな。

他のキットにも応用できるといいのですが。

今回の戦果

アドルフ
アドルフ

これで全ての部品が揃いました。

とにかくアンテナが復旧したのが大きいですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はここで中断。

次回は塗装作業からの再開となるだろう。

レーナ
レーナ

続きは次回!

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