ガンプラのHGUCシリーズより、2007年に発売された旧版の方のブルーディスティニー1号機を作っていきましょう。
前回は塗装をし、バラバラの状態でウェザリングをある程度進めた。
今回はマーキングと残りのウェザリングをし、完成させよう。
やっとこさ完成。
もうすぐ8月が終わるし、これで最後の完成品になるかな?
おそらく。
集計は月末までお待ちを。
2日後の話しだ。
それでは作戦を再開する。
マーキング
キットに付属するホイルシールとマーキングシール。
塗装をしたのでホイルシールは今回使わず。
マーキングシールのみ使いましょう。
マーキングシールは余白部分を極力切り離してから貼り付け。
01の数字も一度0と1に分けてから貼り付けた。
機番だけでは寂しいので、別売りのデカールも追加。
ガンダムデカールのMG連邦軍用と、ホビージャパンのコーションAを使っていますな。
コーションマークを追加して、試作機らしく……
ただ他の人の作例に比べるとコーションマークは少なめかな?
多めに貼り付けている人もよく見かけますな。
筆者としては初期のMGキットぐらいの、この量が好みのようです。
単にコスト面の問題もありそうですが。
ウェザリングの続き
後は残りのウェザリングを。
- チッピング
- 雨だれ・錆だれ
- 足元の土汚れ
などなど、過去記事の通りですな。
足元の汚れは戦車模型の技法を使い回している感じかな。
履帯や機動輪の代わりに、関節周りに銀色を配置して磨かれた感じにするといいかも。
最後の仕上げ
最後につや消しクリアーを全体に吹きつけ。
表面がざらつくので、途中でタミヤのウェザリングマスターを使用。
Aセットを足元に擦りつけて砂埃に。
Bセットは銃口や噴射口に擦り付けてスス表現を足します。
ゴーグル部分はどうするか最後まで悩んだが、結局内部メカ部分をシルバーとクリアーグリーンの塗り分けで直接塗装した。
本当は通常時とEXAM時で切り替えたかったけど、いい案が思い浮かばなくてね。
とりあえず、これで完成だね。
以下、ギャラリーだよ。
HGUC ブルーディスティニー1号機 完成!
2007年発売キットだけど、思ったよりよく動くね。
この頃のキットはABS製の二重関節を導入したものが多かったですな。
その分後ハメ加工などが大変なのですが。
作ってみた感想のコーナー
筆者は何年ぐらい放置していたんだろう。
13~4年だっけ。
筆者がこのキットを組んだ感想としては
- 2007年発売と、17年前のキットの割には非常に関節の可動範囲が広い
- 足裏の肉抜き穴がないなど、省略がちな近年のキットに対して勝っている箇所もいくつか
- 手首が「右銃持ち手、右握り手、左平手」と非常に少ない上に、手の甲が2つしかない。今回は別売りパーツに交換
- 関節がABS製の挟みこみ式で、塗装との両立が非常に難しい。今回は何とか加工を施した。
といったところ。
現在では新版のキットが発売されているけど、今回の旧版もかなり健闘しているように見える。
筆者は新版を持っていないから、直接の比較はしていないけどね。
新版は2017年発売の陸戦型ジムがベースでしたっけな。
筆者は陸ジムに関しては持っていますが、マシンガンのトリガーが省略されていたり、足裏の肉抜き穴が目立つ点で気になっているとか。
今回作った旧版は良くも悪くも2000年代後半のHGUCらしいというか。
ヒジやヒザが二重関節でよく曲がるけど、ABSの挟み込みが多かったり手首が足りなかったりと。
ABSといえば撮影中にちょっとした事故が……
あーあ。
やっちゃった。
どうも
- 撮影中にシールドのジョイントを外そうとする
- はめ込みがキツくて筆者が無理に外そうとする
- パーツが折れる
といった感じに。
どうも塗装によって軸の太さが変わったり、摩擦が増したりしたのが原因で外れにくくなっていたようだ。
現在修理中。
接続軸は塗装部分を削って剥がして保持力を調整している。
「ABSへの塗装云々」ってだいたい溶剤成分による破損のことだけど、今度はこっちのことも警戒しないと。
今回はここまで。
次回はまた別のものになる予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット