MPMのフォッカーD-21(D.XXI)を作っていきましょう。
前回は塗装とマーキングを済ませた。
今回はウェザリングを施し完成させる。
何とか完成するみたいだね。
また長年放置していたキットが……。
放置期間はおそらく6~7年ぐらいかと。
まずまずの長さですな。
10年以上放置しているのもある。
早く手をつけたいところだ。
それでは作業を再開する。
いつもの3点セット!
さてウェザリングですが……
いつもの3点セットを済ませてしまいました。
詳しい内容は過去記事から……。
今回銀の剥げチョロ表現は控えめにしている。
特に機体後半部分は鋼管羽布張り構造なので、金属地肌が見える表現は施さずに……。
つやを消す
最後に水性のつや消しクリアーを吹きつけ、窓のマスキングを剥がします。
そして右主翼のライトレンズを接着して完成ですな。
……もう終わり?
組み立てに少々手こずったので、この辺りはササっと済ませてしまいました。
以下、ギャラリーとなります。
MPM フォッカーD-21(フィンランド空軍) 完成!
ピトー管パーツ、結局そのままで完成したんだ。
間違えた云々は完成させてから発覚したので……。
後で機会があったら修正しておきましょう。
以前作ったハセガワのモラーヌ・ソルニエM.S.406と。
脚とエンジン構造は異なりますが、鋼管羽布張り構造なんかは同じですな。
大戦後期になるとどちらも旧式化する。
M.S.406はエンジンを換装し、メルケ・モラーヌとして性能向上を果たす。
対するフォッカーD-21はブレニム爆撃機用にマーキュリーエンジンの捻出を兼ねて、アメリカ製のプラット&ホイットニーR-1535-SB4C-Gツインワスプジュニアに換装するけど……
増加したエンジンなどの重量問題を解決できず、かえって性能は落ちてしまったようだ。
今回作ったのがシリーズ3。
ツインワスプジュニアを搭載したのがシリーズ4と呼ばれているようですな。
作ってみた感想のコーナー
組み立ては少し苦戦したけど……。
このキットを組み立てた筆者の感想としては
- マイナーな戦闘機のキットという、希少価値の高い製品
- 少ない部品点数の割りにコクピット内のディティールはよく作りこまれている
- デカールの質も良好。20年ぐらい前のものだったけど問題なく貼り付けられた。
- 簡易インジェクションらしく、コクピット内部品の取り付け指示が曖昧で少し組み立てに苦労する。
- 背面のクリアーパーツをはめ込む箇所はガイドなしで穴を開けないといけない。今回筆者が最も苦戦した部分
……といったところ。
ガイドなしの穴あけがあるので、今までの簡易インジェクション系と比べても少し難しく感じる様子。
そこさえ乗り越えれば後はどうにかなる。
組み立てもコクピット内部は大変だったけど、それ以外の外装部分は合いが良かったように見えたね。
少し苦労するところもありましたが、筆者は大満足しているようですな。
単葉固定脚の機体が好みというのもありますが。
そうそうお目にかかれるキットではないけど、気になった人は是非とも挑戦してもらいたい。
今回はここまで。
次回も……またフィンランドネタになりそうだ。
次回も、お楽しみに~。