
PMモデルのMe328を作っていきます。

前回は本体がだいたい出来上がった。
今回は残る風防とかを進めていこう。

残りのパーツはたいしたことないよね。
何でわざわざ記事を分割したんだろう。

その残りの部品で手を加えることになりましてね……。

詳しくは記事内部で語る。
それでは作戦再開といこう。
風防の謎の跡を消す

本キットの風防はこちら。
1パーツで構成されています。
枠のモールドがありませんが、本体の梨地とは対照的に曇りのない綺麗なパーツとなっていますね。

ただよく見ると風防左側に半円状の謎の跡がついている。
筆者としてはこれがどうしても気になるようだ。

よく見ると、確かになんか跡がついているね。

今回はこれを消してみよう。

というわけでこれが今回曇り取りに特別編成された部隊だ。
1000番~2000番の紙ヤスリ。
そしてタミヤのコンパウンド各種。

最近曇り取りをしていませんから、久々の登場ですな。

このほか、普段の整形作業で使用している400番~800番の紙ヤスリも投入する。

とりあえずまずは400番から800番までの、普段使っている紙ヤスリを使う。
これは謎跡を削って均す目的で使用する。

なんか真っ白に。

削って均すとはいっても、この時点では滑らかだったクリアーパーツを傷だらけにしているようなものですからね。
この後更に作業を進めていけば……。

更に1000番、1500番、2000番と紙ヤスリをかけていく。
この辺りの番手の大きいものは削るというよりは磨くといった感じだ。

うーん。
半円状の謎跡は消えて少しは透明に近づいたけど、まだまだ曇っているね。

更に細かい番手のヤスリも存在するようですが、筆者の手持ちはここまで。
この後はコンパウンドをかけてみましょう。

筆者の手持ちにはないけど、ゴットハンドの神ヤス!シリーズには更に細かい番手のものがラインナップされているようだ。

筆者も400番とかで神ヤス!シリーズは持っているけど、もったいなくて使えない状態になっているとか。

巷ではそういうのはラストエリクサー症候群というようです。
貴重な消費アイテムを温存した結果、使わずにゲームクリアしてしまうという。

筆者は幼少期にちゃんとミュウツーにマスターボールを使ったよ。
当時はよくわかっていなかったからか技マシンは捨てるか、使っては忘れさせたりしていたけど。

アホな幼少期の筆者がカメックスに覚えさせた吹雪を忘れさせなければ、もっと四天王戦が楽だったのですが……。

思い出話はそれまでにして、引き続き作業だ。
続いてタミヤのコンパウンド。
粗目→細目→仕上げ目と使っていく。

同社からはコンパウンド用のクロスも発売されていますが……
今回は小さい部品なので、クロスは使わず綿棒を使います。
コンパウンドをチューブから出して、綿棒につけてパーツを磨いていきます。

これでもまだ少し白い跡が目立つね。
やっぱり紙ヤスリの番手が足りなかったかな?

ここは最終兵器といこう。

おっ、なんか綺麗に。
何したのかな?

クレオスから発売されている、光沢のクリアーを吹き付けた。
Mr.スーパークリアーの光沢を使ったんだ。

これも久々の登場ですな。
筆者は最近クリアーコートをしないでウェザリング作業をするので……。

曇っているということは、パーツ表面に細かい傷があって光を乱反射しているという状態だ。
なのでその傷をクリアーで埋めた感じに。
このテクニックはつや消しクリアーの吹き付けに失敗して、白く曇ったパーツに対しても使えたりする。
風防を取り付ける

さて、出来上がった風防を取り付けましょう。
まずはコクピット内部の塗装。
キットでは色の指定がありませんが……
とりあえず同時期のほかの機体を参考に、RLM66ブラックグレーを使います。

いつもなら先に塗ってから胴体を組み立てる。
今回はコクピット内にほとんどパーツが無く、細かい塗り分けることも無かったので先に組んでしまってから塗装をしている。

風防は微妙に隙間が出来たので溶きパテを盛りつけ、削って埋めます。
テープでパーツ部分を保護しつつ作業しましょう。

せっかく磨いた風防に傷がつかないように……。

作業後はこんな感じに。
これで本体はほぼ組み立て完了ですな。

後は……。

ランナーの端に番号の振られていない謎パーツが3つ並んでいる。
これは本機を載せて展示出来るスタンドのパーツだ。
説明書には特に組み立てに関する記載は無いけど……
細長い部品の両端に板状の部品をかみ合わせるように接着することで完成となる。

他に残ったのは短い主翼と別の棒状の謎パーツが。

実際のMe328V-1はドルニエDo217E爆撃機の上に連結されて空力実験などを行ったようです。
その棒状の謎パーツ達は爆撃機との接続用パーツかと。
今回の戦果

後は風防をマスキング。
窓枠が無いけど、これは塗り分けで再現する。
テープで窓枠と窓ガラスの境界線を作った後、広い面はマスキングゾルでマスキングするといいだろう。

これで全ての組み立て作業が終わりだね。
後は塗装だけ……。

今回はここで中断。
次回は塗装作業から再開することになるだろう

続きは次回!