![アドルフ](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2019/08/adolf-aikon1..jpg)
RSモデルズのハインケルHe112B-1。
ハンガリー空軍の機体で作ってみましょう。
![ヴァルダ](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2019/08/Walda-aikon.jpg)
前回は胴体と主翼を組み立てた。
今回はバキュームフォームキャノピーなど残りの部品を取り付け、全体の組み立てを終了しよう。
![レーナ](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2020/12/lena.png)
思ったよりはサクサクと。
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部品自体は少ないですからね。
合いが悪いものの、事実上このキットは2回目ですし。
![ヴァルダ](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2019/08/Walda-aikon.jpg)
2021年版にはなかった、バキュームフォームキャノピーを中心に見ていくつもりだ。
それでは作業を再開しよう。
各部の成型
![](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2023/11/DSC_6230-1024x768.jpg)
![アドルフ](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2019/08/adolf-aikon1..jpg)
とりあえず待ち時間に各部成型を済ませておきました。
1/72のレシプロ戦闘機なので、パーツ自体は少なめです。
![レーナ](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2020/12/lena.png)
ほかのHe112のキット同様、排気管周りは選択式だね。
今回のキットはドイツ軍、ハンガリー軍共に同じ排気管っぽいけど。
プロペラの組み立て
![](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2023/11/DSC_6231-1024x768.jpg)
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まずはプロペラ。
軸が短いのと単にはめこむ構造だったので……
5.0mm径プラ棒に3mm径の穴を開けて内部にセット。
留めパーツとします。
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この辺りは以前の2021年版と同じような流れだね。
![](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2023/11/DSC_6232-1024x768.jpg)
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続いて排気管。
側面のパネルごと選択する構造となっています。
そのままだと押した際に排気管が内部に入ってしまうので、プラ板で裏打ちしておきましょう。
![ヴァルダ](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2019/08/Walda-aikon.jpg)
本来ならフレームパーツを組み込んで排気管を抑えるようだ。
- フレームパーツをすり合わせるのが億劫だった
- せっかくすり合わせても外から内部が見えない
ので、プラ板の裏打ちで簡易的に済ませることにした。
尾翼と機首の組み立て
![](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2023/11/DSC_6233-1024x768.jpg)
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尾翼は接着面積が広いですが、ピンのないイモ付け式。
作業中に引っ掛けて外れることを考慮して、ピンを増設しておきましょう。
![ヴァルダ](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2019/08/Walda-aikon.jpg)
0.5mm径の真鍮線を埋め込んでいる。
2本通したほうが確実だけど、作業性を考慮して今回は1本にしている。
![](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2023/11/DSC_6234-1024x768.jpg)
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主脚もイモ付け。
ここは支柱を先に組み、取り付け位置にピンバイスで凹みをつけています。
![レーナ](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2020/12/lena.png)
2021年版で少し失敗した箇所だったね。
Bf109のようにハの字に開いた形状にしたいけど、He112の主脚は前から見た際に地面と垂直になるようにとりつけるよ。
バキュームフォームキャノピーを取り付けよう
![](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2023/11/DSC_6255-1024x768.jpg)
![アドルフ](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2019/08/adolf-aikon1..jpg)
最後に風防を取り付けます。
その前に風防内部に来る部分を塗っておきましょう。
照準器は黒。
座席周りはとりあえずRLM02グレーで……。
![](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2023/11/DSC_5983-1024x768.jpg)
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今回一番のポイントであるバキュームフォームキャノピー。
筆者はこれが初めてとなる。
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手作り感満載のパーツ。
精度とかが気になるけど。
![](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2023/11/DSC_6256-1024x768.jpg)
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とりあえず切り出しましょう。
うっすらと本来のパーツのラインが見えるので、それを目指してハサミで大まかに切ってみます。
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背部にはアンテナ線支柱の飛び出る箇所がある。
ここは0.8mm径のピンバイスで開口した。
![](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2023/11/DSC_6257-1024x768.jpg)
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大まかに切り出したら、仮組みで様子を確認しつつ微調整。
本当はもっと削り込んだほうが本来のパーツの形になるようですが……
これ以上削ると隙間になるので、この辺りで止めておきましょう。
![](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2023/11/DSC_6258-1024x768.jpg)
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反対側もこんな感じに。
少し位置がズレただけで隙間になる。
これ以上は削らないほうがよさそうだ。
削るよりも埋めるほうが手間なんでね。
![](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2023/11/DSC_6260-1024x768.jpg)
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風防の位置が決まりそうでしたら、アンテナ線支柱の接着位置も決めてしまいます。
風防と仮留めしつつ、機体側の接着部分にピンバイスで凹みをつけましょう。
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この風防は1パーツ成型だけど、実機は前中後で3分割されているっぽいね。
真ん中の区画が座席部分と重なるように……。
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後付け感のする風防ですが、元々He112は開放式ですからね。
Bf109との正式採用に敗れた後、密閉式に改めて再度挑戦したのですが……。
![](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2023/11/DSC_6261-1024x768.jpg)
![ヴァルダ](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2019/08/Walda-aikon.jpg)
アンテナ線支柱はとりあえず外装の塗装にあわせるため、濃松葉色に塗装。
そして風防と共に接着してしまう。
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接着にはいつものセメダイン。
接着面積が狭いから注意しつつ……。
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バキュームフォームパーツは薄いから接着面積を確保できないのが難点だ。
ちなみに世の中には本体も含め全てがバキュームフォームパーツのキットも存在するらしい。
接着面積を確保するため、プラ板やパテで補強しながら組むようだ。
今回の戦果
![](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2023/11/DSC_6262-1024x768.jpg)
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後は風防をマスキング。
操縦席周りに微妙な隙間ができていたので、それはビンのサーフェイサーを筆塗りして埋めています。
これで組み立て完了ですな。
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一度作っているだけあって、多少削り込んだりはしたけどスムーズに進んだね。
パーツ配置は異なっていたけど、パーツの内容自体もほとんど同じというか。
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バキュームフォームキャノピーも特に問題なく進みましたな。
むしろ2021年版のインジェクションキャノピーのほうが隙間だらけで苦戦したような気がします。
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今回はここまで。
次回は塗装から再開予定となる。
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続きは次回!