アカデミー IV号突撃砲(初期型) 製作記①

戦車・装甲車等製作記
アドルフ
アドルフ

こんなところを見ている人がいるかわかりませんが一応ご挨拶を。

どうも、本ブログの案内人であるアドルフと申すものです。

ヴァルダ
ヴァルダ

同じく、こんなところの案内人であるヴァルダ。

アドルフ
アドルフ

前回は本ブログ二年目最初の完成品である、IV号戦車をお披露目しました。

今回は何をするのでしょうか?

ヴァルダ
ヴァルダ

IV戦車同様、以前のツィンメリットコーティング記事で紹介した、あのキットを進める。

アドルフ
アドルフ

まだ二つほどありましたな。

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今回のお題 アカデミー IV号突撃砲(初期型)

ヴァルダ
ヴァルダ

そんなこんなで今回のお題はアカデミー社より

「IV号突撃砲(初期型)」だ。

アドルフ
アドルフ

前回のIV号戦車と共に、昨年末の散財記事で確保したキットですね。

ヴァルダ
ヴァルダ

社名は正式には「アカデミー化学株式会社」

韓国にあるプラモメーカーだ。

一時期輸入代理店がおらず、入手難となっていたが、2020年9月現在はインターアライドが輸入代理店となっている。

ちなみに筆者は本キットを秋葉原のタムタムで購入。インターアライドの直前は同店が国内販売を行っていた。

IV号突撃砲とは?

突撃砲登場までの経緯

ヴァルダ
ヴァルダ

IV号突撃砲の説明をする前に、まず突撃砲について簡単に説明をしよう。

話は第一次世界大戦のときまで遡る。

この大戦はそれまでの戦争とは比べ物にならない犠牲者が出たわけだけど、一番の原因は塹壕と鉄条網、そして機関銃で構成された陣地歩兵の突撃で突破できなかったことだね。

アドルフ
アドルフ

機関銃は連射が効きますから、突撃してくる歩兵の横隊を容易く蹴散らすことができる……。

鉄条網とかで歩兵の足止めができればなおの事。

ヴァルダ
ヴァルダ

そこで各国この陣地を突破する方法を考えるんだけど、その一つとしてイギリスで考案されたのが……

「機関銃を無効化する装甲と機関銃隊を蹴散らす大砲を備えたトラクター」

これが後に戦車となる。

アドルフ
アドルフ

トラクターは装軌式ですからね。不整地を簡単に突破できますな。

ちなみに、一次大戦末期から戦間期にかけて開発された戦車の後部にソリがついているのは、幅の広い塹壕を越える際に車体長を稼いで、それにハマらないようにするためだとか。

ヴァルダ
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んで時は流れて第一次世界大戦終結後のドイツ。

従来の戦車は突撃する歩兵部隊を支援するものとしていたけど、同国では電撃戦の一環として、戦車は戦車部隊を編成してまとまって素早く行動するようになった。

航空機の空爆で穴の空いた戦線に戦車部隊が突進、敵の補給路や通信網を破壊して最後に歩兵部隊が制圧。

しかし、こうなると戦車が戦車部隊に引き抜かれるので、歩兵部隊を支援する兵器がいなくなってしまう。

アドルフ
アドルフ

そこで現れたのが突撃砲ですね。

ヴァルダ
ヴァルダ

うむ。

銃砲飛び交う前線に飛び出すので……

戦車並み(実際はそれ以上)の装甲を持つ(自走砲は後方からの射撃を行うため、比較的装甲は薄い)

・機動戦を行うわけではないので、砲塔は持たず、車体に直接砲を搭載した(戦車は回転する砲塔を持つ)

似たような外見の戦車や自走砲とはこの二点が異なる。

アドルフ
アドルフ

似ているのは、いずれも戦車の車体を使いまわしているからですね。

名前の通り、戦車は車の部分が本体突撃砲や自走砲は砲の部分が本体と考えれば良いかと。

ヴァルダ
ヴァルダ

第二次世界大戦において、III号戦車をベースにして開発されたIII号突撃砲は期待通りの活躍をする。

ところが大戦中期からは、ソ連軍のT-34がドイツ軍に立ちはだかる。

突撃砲も本来の陣地突破や歩兵支援任務から、対戦車能力を求められるようになり、長砲身の車輌が主流になる。

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アドルフ
アドルフ

砲を車体に直接搭載するため、原型の戦車よりも火力強化に余裕があるんですよね。

何より回る砲塔を省略しているので生産性も優れているのだとか。

IV号突撃砲の誕生

ヴァルダ
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そんなIII号突撃砲だけど転機が訪れる。

1943年間11月、III号突撃砲を生産していたアルケット社の工場が連合国軍に空襲され、同車の生産が中断されてしまう。

その代替案として、IV号戦車の車体にIII号突撃砲の上部構造物を取り付けた車輌が開発される。

これが今回の題材になるIV号突撃砲だ。

ちなみに本来III号突撃砲は単に「突撃砲」と呼ばれていた。

このIV号突撃砲が登場したことによって、はじめて今までの車輌は「III号突撃砲」と呼ばれるようになった。

アドルフ
アドルフ

ここに来てようやく今回のお題が登場するのですね。

III号突撃砲の生産停止はかなり衝撃が強かったのか、もう一種類代替え品の車輌が生まれています。

それがかの有名なヘッツァー駆逐戦車ですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

近年はカメさんチームでおなじみだ。

このタイミング以前にもIV号戦車の車体とIII号突撃砲の上部構造物を組み合わせた突撃砲は検討されていたようだ。

ただ、その時は欲張って傾斜装甲も取り入れようとした結果重量過多となり計画に終わっている。

このIV号戦車の車体を利用した傾斜装甲の車輌は後に「IV号駆逐戦車」として実現する。

III号突撃砲の工場空襲の際はまだ駆逐戦車は大量生産には至らず。急遽IV号突撃砲が開発された。

ちなみにIII号突撃砲の工場自体は後にすぐ復旧。両突撃砲は肩を並べる格好で共に連合軍相手に戦うことになる。



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アドルフ
アドルフ

IV号駆逐戦車はクレオス(ドラゴン社のORM)で以前筆者も作りましたな。

同時期の同じ車体を使ったIV号駆逐戦車に比べると、防御力では駆逐戦車が上、生産性や機動性では突撃砲の方が上のようですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

「最も生産されたドイツ軍装甲戦闘車輌」であり「最も多くの連合軍車両を撃破した装甲戦闘車輌」と評価されるIII号突撃砲。

後に火力を強化し、単純な攻撃力と防御力ではパンターと同等の性能を持ったIV号駆逐戦車。

それらと比較するとちょっと地味な印象ではあるね。

アドルフ
アドルフ

地味ですが繋ぎ役として重要な戦力を担った車輌でありますな。

ちなみに、キットは初期型となっています。

後の型との違いとして、車体上部の機銃が挙げられます。

初期型ではIII号突撃砲の中期型までと同じ、板状の防盾を持った機関銃です。

中期型以降では、機銃がヘッツァーと同じく車内からリモコンで作動するものとなり、防盾が二分割され、前後に長い見た目をしているのが特徴です。

中身の確認

アドルフ
アドルフ

まずは箱を開封。

箱が大きいだけあって中身もたくさんありますね。

ヴァルダ
ヴァルダ

同社からはIV号戦車系も出ている。

そのため、余剰パーツもたくさんあるんだ。

忘れずにチェックしていこう。

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アドルフ
アドルフ

Bランナーです。

IV号突撃砲の戦闘室周辺パーツが収まっています。

この車輌のためのランナーらしく、余剰パーツはありません。

ヴァルダ
ヴァルダ

Dランナーは車体外装。

見ての通り、車体は板状パーツを箱組みしていく。

IV号戦車用の前面パーツなどが余剰になるようだね。

アドルフ
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Eランナーは車体周辺パーツがメインです。

IV号戦車用の乗員ハッチ周辺パーツが余剰になります。

アドルフ
アドルフ

Gランナーは主に車載工具類です。

右側にあるシュルツェンはIV号戦車用のもので、余剰パーツになります。

ヴァルダ
ヴァルダ

このキット、残念ながら突撃砲用シュルツェンは付属しない。

シュルツェン架は先ほどのBランナーについてくるけど。

アドルフ
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Hランナーは4枚も付いてきます。

足回りがメインですかね。

ヴァルダ
ヴァルダ

起動輪や誘導輪まで4つ付いてくる素敵仕様。

それらや上部転輪は各時期のものが揃っているので更に余剰パーツが出てくる。

アドルフ
アドルフ

その他パーツです。

ベルト式の履帯、ワイヤー用の糸、デカール。

ヴァルダ
ヴァルダ

糸はタミヤの古いものと違って、毛羽立ちはしない素材のようだね。

問題は履帯。

どうやらポリ製で接着・塗装ができない(簡単にはがれてしまう)ようだ。

詳しくは後で取り付けるときに考えよう。

アドルフ
アドルフ

その他紙媒体。

塗装図にも組み立て説明が掲載されています。

アカデミーのキットはいつも注意書きの用紙が複数入っていますね。

塗装一覧

ヴァルダ
ヴァルダ

塗装・マーキングは4種類。

・第17SS装甲擲弾兵師団 ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン

・第4SS警察装甲擲弾兵師団(三色迷彩)

・第4SS警察装甲擲弾兵師団(単色)

・第912突撃砲旅団

武装親衛隊関係が充実しているね。

筆者は今回第17SS師団で製作することに決定したようだ。

アドルフ
アドルフ

師団名のゲッツ・フォン・ベルリヒンゲンは中世ドイツの騎士。

義手の騎士で「鉄腕ゲッツ」の異名を持っていたのだとか。

作業を少し進めてみる ~車体下部の組み立て~

アドルフ
アドルフ

最初に合わせ目消しのための接着です。

今回の場合は砲尾、横置きマフラーですね。

写真には写っていませんがマズルブレーキなんかも。

 恐怖の押し出しピン跡

アドルフ
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実車の解説とキットの説明だけで記事が終わるのもあれなので、少し作業をして見ましょう。

まずは車体の箱組みなのですが……車体下部側面には多数の押し出しピン跡があります。

ヴァルダ
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他のパーツで隠れないか調べてみよう。

アドルフ
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というわけで車体は放置。先に足回りの部品を組みます。

サスペンションは合わせ目ができるので接着します。

ただ、普通に合わせようとしてもパーツ同士の位置がずれており、まるで合いません。

ここは接続ピンを切り落としてから接着します。

アドルフ
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とりあえず転輪も一組組んで仮にあわせてみました。

オレンジ色の部分が押し出しピン跡です。

・・・・・・まるで隠れません。

ヴァルダ
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この押し出しピン跡、今回は凸状のものとなっているので単純に削れば問題ない。

幸い、今回はこの部分にツィンメリットコーティングをするので多少雑に仕上げてしまっても問題ない。

ヴァルダ
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本来なら足回りを組み立てていくんだけど、前述したとおり、今回はコーティング作業がある。

なので、細かい部品は置いといて、外装をひたすら箱組みしていく。

車体上部の箱組み

ヴァルダ
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その後は上部の箱組みをしていく。

そうそう、このキットは組み立て前に指定されたパーツの指定された箇所に裏側から穴を開ける必要がある。

先ほど組んだ車体下部のパーツにもあるので注意。

今回の戦果

アドルフ
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細かい部品の組立てをすっ飛ばしたため、ここまで組みあがりました。

ヴァルダ
ヴァルダ

その後は以前の記事で紹介した「ツィンメリット・コーティング」を行う。

幾つか方法はあるけど、今回はエポパテとローラーを使っている。

詳しくは当該記事で。

アドルフ
アドルフ

今回はここで作業を中断しましょう。

・・・・・・そういえば、月が変わりましたが先月の集計をとっていませんでしたね。

ヴァルダ
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先月は

完成4 (M47パットン×2、ティーガーI極初期型、隼1型)

購入11 (オチキスH39、寝台急行列車セット、夜行急行列車セット)

客車キットは1両で1つとカウントしている。

アドルフ
アドルフ

数だけ見ると大損害ですね。

ヴァルダ
ヴァルダ

こちらも進めていかないとね。

本当に今回はここまで。

この記事で作っているキット

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