
タミヤMMシリーズのIV号戦車H型を作っていきましょう。

前回は足周りを組んだ。
今回は車体上部を進めていく。

なんか面白いことない?

筆者が情報統制をしているので、世の中がどうなっているのかわかりません。
なので面白いことはないかと。

作業に集中するため、現在の筆者は各SNSの閲覧時間を削っている。
それでは今日の分の作業を再開しよう。
車体上部内側の組み立て


こちらが車体上部パーツの一部。
まずは内側から加工が必要な箇所を進めていきましょう。

この辺りはJ型と同じような構成みたいだね。
反対にF型以降のキットからは構成が違うみたいだけど。

ここでやることはフェンダー裏にあるシュルツェン取り付け部分の切削。
細かい溝があるので、これを切り欠いていこう。
キットには
「シュルツェン架を取り付けた車輌を作る場合は切り欠きます」
みたいな指示が出ている。
本キットに収録された車輌は全てシュルツェン架を取り付けた車輌なので、その辺りは気にしなくていいだろう。

J型では撤去された車輌もありましたからね。
それと筆者が忘れていますが……
H型は車体の右側にエアクリーナーを搭載しています。
この段階でフェンダー裏から穴を開けておきましょう。
確か1.5mm径ぐらいだったような気がします。


前部フェンダーは厚めに成型されているので、これは削って薄くする。
画像の左側が加工前。
右側が加工後だ。

これは過去記事でもIII号戦車でなんかやっていたね。
細かい装備の取り付け


筆者が待ち時間で細かい装備を整形していました。
これらを一気に取り付けてしまいましょう。

また細かいパーツがたくさん。
部品番号がわからなくなるから、よい子のみんなは真似しちゃダメだゾ。

ここも初期型と通常型で部品選択がある。
バイザーや機銃のある車体前面部分だ。
今回は初期型なので、ボルト止めされた追加装甲付きのものを選ぼう。
通常型を選んだ人は画像の左端にある、80mm厚の一枚板タイプを使う。


各部順番に見ていきましょう。
前面は
- 機銃口にピンバイスで凹みをつける
- 側面に見えるフックが板状に省略された形になっているので、ピンバイスで鉤状に修正する
- ライトのコード部分をエナメル線で作る
といった感じです。
これらは以前解説しましたな。

予備履帯は一度保留。
実際は留め具があるみたいだけど、このキットでは省略されている。
おそらく予備履帯ラックとかにも引っ掛けられるようにしたためだろう。

一部パーツは別売りのIV号戦車車外装備品セットと共通だったね。
これでモーターライズ時代の旧製品や他社の古い製品をアップデートできるという。


続いて側面。
- J型用の予備履帯ラック取り付け部分の切り欠きが残っていたので、プラ板を接着・切削して整形
- ジャッキの省略された4つ脚部分を削って再現
といった感じです。
ジャッキ加工は先ほどのライトコードの過去記事に収録されていますな。

切り欠きは実際はもっと後になってから筆者が気がついて埋めている。
なのでこの後の画像では埋まっていない状態のも存在するので注意だ。


後部は
- 牽引ロープ固定用のフックがただの棒状に省略されているので、0.5mm径の真鍮線で鉤状に修正
ですな。
以前J型では1.0mm径のものを使って太すぎたので、今回は0.5mm径にしています。

ロープはタコ糸だったね。
毛羽立ちが気になったから水性ホビーカラーのつや消しクリアーを染み込ませてみたけど、これは効果があるかな……。
今回の戦果


ここででこんな感じに。
一部パーツはまだ接着していません。

おそらく予備履帯は接着することになるだろう。
今回はここまで。
次回は砲塔や車体シュルツェンを組んでいく予定だ。

続きは次回!
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