
プラッツから発売されています、ルノーFT-17を作っていきましょう。

前回は細かい部分を改修して、劇中車に近づけた。
今回は塗装とマーキングを施し、本格的にBC自由学園のFT-17にしてみよう。

今月も残り1週間を切ったね。
でもなんか完成品がそんなになさそうな。

今月最初……というより、今年最初の2機が事実上4機みたいなものですし。

筆者の在庫も、そういう手間のかかりそうなのしか残っていない感じだ。
少々完成ペースが落ちそうではあるね。
それでは作戦を再開しよう。
塗装図の確認


キットに収録された塗装図は1種類。
BC自由学園のマリー搭乗車ですな。
同校のソミュアS35やARL44なんかは複数個体が搭乗しましたが、本車は1輌のみだったはずです。

特徴的なダークグレーの塗装はジャーマングレーの指示となっている。
今回は他に良さそうな色を筆者が見つけたようなので、そちらに変更予定だ。
下地の塗装


まずは下地から。
- 金属部分の下地→クレオスのMr.プライマーサーフェイサー1000
- 全体の下地→クレオスのMr.フィニッシングサーフェイサー1500ブラック
と塗っていきます。

久々に登場のプライマー入りサーフェイサー。
最近はガイアノーツのを頻繁に使っていたから……。

今回はまだ暗色を下に塗っていなかったのと、金属部分が多いのでそちらを採用しました。
色つきなので、塗り忘れがないかが一目瞭然なのが利点です。
本体の塗装


続いて本体の塗装。
- 履帯→モデルカステンの履帯色
- 本体→旧ガンダムカラーのファントムグレー
ですな。

ジャーマングレーの代役がファントムグレーなんだ。

本来はザクの胸部やヒザなどの色。
指定のジャーマングレーよりも劇中の色味に近く感じたので、今回起用してみた。
筆者が使っているのは在庫の旧版だけど、この色は現行品にもラインナップされている。
画像には現行品も写っているね。

旧版も大量に保有していましたが、頻繁に使うので残りが少なくなってきました。
なので筆者も現行品を補充したようです。
部分塗装


その後はエアブラシをお片づけ。
筆で工具類を塗り分けていきます。
数が少ないですから、あっという間ですな。

工具の金属部分は水性ホビーカラーのメタルブラック。
柄の木製部分はタミヤアクリルのフラットアースかな?
いつもはバフだけど、今回は違うんだ。

フラットアースの方が劇中車の色合いに近く見えてね。
ただ後の木目書き込み時にメリハリがつくかが心配だったりする。
ちなみにキットではクレオス系列であるウッドブラウンの指定だ。
マーキング


キット付属のデカールはこちら。
車体に使う校章・ハートマーク・フラッグ部分は2輌分付属します。
失敗したときの予備や、他キットをBC自由学園所属にする際に使えそうですな。

フランス戦車もいいし、自由フランスつながりで米軍車輌とかに貼り付けてもいいかも。
小さいマークだし、流用するなら軽戦車系列がいいかな。


貼り付けるとこんな感じに。
砲塔の校章はリベットの上に貼り付けるので、デカール資材があると安心ですな。
筆者の練習の実験台になってもらいます。

最近筆者はデカール貼りに苦戦しているからねぇ~。
資材を使ってもシルバリングが収まらなかったり。

このデカールは高品質なカルトグラフ製だからか、大きな問題はなく貼り付けられたようだ。
元々透明部分も少ないので、シルバリングもほとんど目立たない。
今回の戦果


そんなこんなで全体像。
ファントムグレーが思ったよりも劇中の色合いに近いですな。

ドイツ軍車輌を作る際も、ジャーマングレーの代用品として使えそうだ。
今回はここまで。
次回はウェザリング作業になる予定だ。

続きは次回!
この記事で作っているキット