2021年4月のガンプラ新製品、HGCEダガーLを組んでいきます。
前回は頭部と胴体の組み立てが完了した。
今回は残りの部分を組み立てていこう。
順調に進んでいるね。
実際は追いつかれそうなのは内緒だ。
かーちゃん達には内緒だぞ♪
ロケット砲とか対空戦車が作りたくなりますな。
ロケット砲はこの前作ったじゃないかい。
とりあえず、ダガーを進めよう。
腕部の組み立て
腕は近年スタンダートな構成。
ボールジョイントの肩、KPS製の肘は二重関節となっています。
手首は握り手1組のみ。
気になる人は別売りパーツや他キットから流用すると良さそう。
ここの後ハメポイントはこの袖の青いパーツ。
肘関節部分が手首受けと一体になっている。
袖パーツは関節を挟み込む構造なので、ここを加工していく。
独特なパーツ分割だね。
加工……とは言ってもここは非常に簡単。
関節を挟み込むこのピン部分を切り取ってやるだけだ。
きわめて簡単ですな。
これで袖パーツが筒状になる。
単純に手首側からスライドさせて組み込む形になる。
肘関節と手首で挟み込んで保持する感じだね。
あとは合わせ目消しなんだけど……
独特な分割ラインのため、接着剤だけじゃ合わせ目が埋まりにくそうだった。
なので筆者はどういうわけか、伸ばしランナーを接着して隙間を埋めている。
普通にパテのほうが良くない?
食いつき強度と切削時の硬度を考えてこちらにしたのだとか。
接着剤が乾燥後、整形してやります。
ここは面に注意しつつ……。
鉄ヤスリで面を出して、当て木付きの紙ヤスリで傷を消す&面を維持する感じかな。
その他の部分は単純にゲートとパーティングラインを処理するだけ。
これで腕部の組み立ても完了。
脚部の組み立て
続いて脚部。
近年の他HGCE系MS同様、脚が長めのデザインだね。
旧HG SEED系列は設定画に合わせてか、頭身が低い印象があったね。
ここの後ハメポイントは腿と脛。
それぞれ解説していこう。
まずは腿。
膝関節を挟み込む構造になっていますな。
合わせ目の一部はモールドを兼ねているのですが……。
まず第一段階。
膝関節側の接続ピンを前後とも切り取る。
後部のピンは外から見えるので、外装側に接着してしまおう。
続いて外装。
ここは内部の干渉する部分を切り取ってしまう。
画像で黒く示した部分周辺だね。
加工後はこんな感じ。
なんかすっきりした感じに。
外から見えないので、多少雑でも問題ないですよ。
加工後は筒状のパーツになり、膝関節と股間接で挟み込んで保持するような格好になる。
ここも筒状になるわけですな。
加工後は合わせ目消しのための接着。
上半分はモールドを兼ねているので、下半分のみ接着剤を流し込みます。
続いて脛。
まずは前方から。
ここは膝部分と脛部分でパーツを分割。
脛部分は接着する。
膝部分は周辺の色違いパーツが外せなくなるので接着はしない。
なんか切り口がガタガタだよ。
元々ここは仮組み時に筆者が破壊したのが、たまたま切り取る部分と同じだったようで……。
ガタガタな切り口はパテで補修します。
後部はバーニアを挟み込む構造。
まず脛本体の凹ピン部分に、バーニアの代わりにプラ棒を挟み込む。
バーニアは凸ピンを切り取り、Cの時に切り取る。
これで押し込んではめ込むことが出来るように。
プラ棒、バーニアのC字部分は共に2mm径となっています。
ちょっと緩いですが、後でなんか塗っておけば大丈夫でしょう。
後は各部整形のみ。
強いて言うなら、一部ラインチゼルでスジ彫りを強調しておくといいかな。
これで脚部の組み立てが完了。
キットでは足裏の肉抜きもないので、下から見ても大丈夫だ。
武器の組み立て
武器はシールドととカービン。
他には腰部に付いたビームサーベルがあります。
非常にシンプルですな。
画像では見えにくいけど、シールド裏には押し出しピン跡が多数。
筆者は彫刻刀で大まかに削った後、紙やすりで一掃しているよ。
狭いところは細切れにした400番紙ヤスリをピンセットでつまんで削っています。
簡単に素早く……。
それ以外はカービンの先端にくる合わせ目を消すぐらい。
これで武器の組み立ても終了。
今回の戦果
これでHGCEダガーLの組み立てが完了。
ほとんど後ハメに時間を費やして、関節やプロポーションは弄っていないね。
シンプルでゴチャゴチャした装備もないので、ただ組むだけなら問題なく進むキットだね。
今回はここまで。
次回、塗装作業に入っていこう。
パーツ単位で色分けもされているので、塗装も簡単そうですな。
続きは次回!
この記事で作っているキット