タミヤMMシリーズの新作である、IV号戦車G型を進めていきます。
前回は兵士を仕上げた。
今回は車輌を仕上げて完成させよう。
ようやく完成だね。
今月頭に客車が完成して以来ですな。
実は客車とこのIV号の間に別のキットを幾つか進めていたんだ。
なのでそれなりに進んでいるキットが裏方で待機している。
とりあえず、今回は目の前のIV号戦車を完成させよう。
スミ入れ兼ウォッシング作業を行う
まずはウォッシング作業。
スミ入れ用ブラウンをモールドに流し込み、溶剤で塗り広げます。
少し茶色で暗くなった感じかな?
アフリカの直射日光で少し荒れた感じをイメージしつつ・・・・・・。
ドライブラシを施す
続いてドライブラシ。
車体に対しては明るい黄色系のバフを擦り付ける。
今回は履帯にデザートイエローも擦りつけて見ます。
・・・・・・これだけだとまだ物足りない感じですね。
ウェザリングカラーによる汚しを行う
続いてウェザリングカラーのグランドブラウン。
これを車体の角を中心にのせて傷跡を作っていきます。
フチがギザギザになるようにするとよりそれらしくなるね。
ついついやりすぎちゃいそうになるけど、ここは我慢・・・・・・。
その後は錆。
ステインブラウンとラストオレンジを車載装備の金属部分に塗っていく。
ここは過去記事も参照に・・・・・・。
昔の筆者は工具類を金属色で塗り分けてから錆を塗っていたけど
「どうせ錆で下地が見えなくなるから、最初から錆だけ塗ればいいんじゃないの?」
ってなって現在に至るんだよね。
車体下部はサンディウォッシュ。
ここは一度塗った後、半乾きのときにほとんど擦って拭き取る感じに・・・・・・。
乾燥した砂をイメージして、とにかく液体塗った感を軽減していこう。
オイル色をばら撒く
エンジンデッキにはオイル色でこぼれた燃料染みを。
これは過去記事参照だね。
車体の色が明るいので、いつもより目立ちますな。
つや消しをしながら最後の仕上げを行う
最後につや消しクリアーを吹き付けつつ、粉物を中心に使っていきます。
クリアーはいつものタミヤアクリルフラットクリヤーです。
使う粉物はタミヤウェザリングマスター。
Aセットを足回りに、Bセットのススを砲口や排気口に擦り付ける。
それと追加で、タミヤエナメルのクロームシルバーを履帯や起動輪に。
乾いた砂や金属同士で擦れた様子を表現してみるよ。
いつもは泥濘の中の車輌が多いですからね。
これで全ての工程が終了しました。
装備やハッチをピットマルチ君で簡易固定。
兵士はそのまま搭乗させましょう。
ようやくIV号戦車が完成。
以下、ギャラリーになる。
タミヤ IV号戦車G型(初期生産車) 完成!
長砲身が頼もしいマークIVスペシャルの完成だね。
続いて他の車輌とも比較してみます。
DAKや他のIV号戦車だね。
模型だとより違いがわかりやすく。
こうなると系譜の穴埋めがしたくなりますが・・・・・・。
先日積みが増えたばっかりだからね。
作ってみた感想のコーナー
タミヤのキットなのにやけに時間がかかったね。
荷物が多かったですからね。
それなりに時間がかかります。
気軽に作りたい人は荷物無しで作るのもありですね。
基本的な内容はF型のキットと同様。
従来のタミヤIV号戦車シリーズと比較して箱組み部分が多いからパーツも多いけど、その分ディティールの解像度は上がっている。
わかりやすいのは前部フェンダーの車体側かな。
新規の兵士たちも申し分ない出来ですな。
他のキットに流用もできそうですね。
近年のタミヤキット同様マーキングが2種類と、ちょっと寂しいかな。
他社のマークが余っている人は組み合わせてみるのもよさそう。
こうなると中期以降のG型も欲しくなりますが・・・・・・。
今回はここまで。
このキットに手を付ける前に、筆者は別のキットを幾つか進めていた。
次回はそれらのいずれかになるだろう。
次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット
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