タコム新製品のオイ車を作っていきましょう。
前回は履帯などを作って全体の組み立て作業を終えた。
今回は車体や兵士の塗装をしてしまおう。
大丈夫かな?
そろそろ記事が筆者の作業に追いつきそうだよ。
記事と作業の間隔が開いてきたと思いきや、また追いつかれそうに。
パーツ数が多いからどうしても作業が遅くなるようだ。
とりあえず、今回の作業内容に入ろう。
塗装図の確認
本キットに収録されている塗装図は4種類。
- 後期迷彩
- 前期迷彩
- 軍艦色
- 冬季迷彩
となっている。
塗装図だと前者2つが短砲身、後者2つが長砲身になっているんだね。
今回は短砲身で組んだけど……。
実車が車体のみの試作1輌しか出来上がらなかったので、この塗装図はいずれも架空のもの。
砲身の長さ含め好きに塗ってしまおう。
今回はとりあえず後期迷彩で進めます。
筆者の手持ちの塗料の兼ね合い都合で……。
下塗りをする
まずは下塗り。
車体はクレオスのMr.フィニッシングサーフェイサー1500ブラックで全体を塗ります。
車体が広いので塗り残しがないように……。
どちらかといえば可動履帯の塗装のほうが大変というか。
動かしながら奥まで塗ろう。
兵士の下塗りもここで済ませているけど、これは後述する。
基本色を塗る
続いて基本塗装を。
履帯はいつも通りモデルカステンの履帯色。
車体は日本陸軍戦車後期迷彩色の枯草色を使います。
この色を使うのは初めてですな
10年近く前に購入しておきながら一度も出番がなく余剰気味だったので、筆者は今回後期迷彩でオイ車を塗ることにしたそうだ。
1ビン分残っていたので、オイ車の車体に使っても十分足りる。
まだ使ったことがなかったんだ。
そういえば筆者が購入したときはまだ単品売りじゃなくてセット商品だったんだね。
前期色は今までにチハや一式砲戦車に使っています。
後期色セットでも土地色は前期迷彩に使用。
草色は筆者がハンガリー軍戦車に使っていますな。
迷彩色を塗ろう
続いて迷彩色を。
まずは草色から。
筆者のは昔のセット商品のものですが、この色も現在はMr.カラーに単品ラインナップされていますな。
塗装図は側面図は載っているけど、上面図は載っていないようだね。
適当に塗っておけばいいかな?
そのまま草色を上面で繋げたいけど、もう1色との兼ね合いがある。
なので草色を一度外し、先に土地色で側面を塗る。
多砲塔戦車なので少し塗り分けが難しいですな。
特に副砲塔背面とその後ろに来る装甲面が……。
逐次砲塔を着脱して塗り分けよう。
角度によっては変なところに吹き込むから注意だ。
土地色を側面に塗り終えたらまた交換。
草色で上面→土地色で上面
と塗っていく。
そのまま土地色で上面を塗ったら?
塗り重ねる順番でまた色味が変わるのを警戒してね。
とりあえずこれで迷彩塗装は完了だ。
大型車だけあって時間がかかりますな。
側面に手すりがあるので迂闊に横倒しに出来ないのもありますが。
下手に横倒しにすると絶対自重で折れるよね。
細かい塗りわけをする
その後は細かいところの塗り分け。
ライト内部、機銃、ペリスコープなどなど。
車載工具がないので塗りわけ箇所は少なめですな。
実戦仕様ということで、工具類を流用して載せてもいいかもね。
マーキング作業
付属マーキングはこちら。
国旗やら車番やらさまざまある。
好きに使ってしまおう。
とりあえず今回は塗装図通りに……。
塗装図通りに貼り付けるとこんな感じに。
砲塔側面の日章旗なんかは凸凹面に描かれていますな。
デカール軟化剤などを使って密着させたいところです。
デカールは一旦乾燥待ち。
その間に兵士を仕上げよう。
戦車兵の塗装
これが先ほど下塗りした兵士ですな。
下地はガイアノーツのサーフェイサー・エヴォホワイト。
顔の部分はガイアカラーのノーツフレッシュオレンジです。
基本的に以前作ったチハの兵士に準じた仕上げになりそうかな。
まずはタミヤエナメル各色を使って目と顔を描いていきます。
いきなり完璧に描くというよりは、先に太い線を描いてから溶剤で拭き取って仕上げるといいますか。
この辺りやり方は過去記事で紹介していたはず。
顔を塗り終わったら服を塗ります。
面積の広い軍服をタミヤアクリルのカーキで塗り、その後面相筆で細かいところを塗り分けていきます
色分けも以前のタミヤ製品を参考にして……。
今回の戦果
後はエナメル塗料で適当にスミ入れとドライブラシ。
同じエナメル塗料を使った顔に流れ込まないように注意しましょう。
これで兵士の仕上げは終了です。
今回はここまで。
次回車体の仕上げをして完成予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット