【2022年10月】タコム 150t超重戦車オイ 製作記⑥(完成)【新製品】

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戦車・装甲車等製作記
アドルフ
アドルフ

タコムのオイ車を作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は車輌の塗装・マーキング、そして兵士の塗装を行った。

今回はウェザリングをして完成させよう。

レーナ
レーナ

ようやく完成だね。

アドルフ
アドルフ

今回は時間がかかりましたな。

記事が作業に追いつきそうです。

ヴァルダ
ヴァルダ

既に別のキットが始動しているから、その点に関してはしばらくの間は心配しなくて良さそうだ。

それではオイ車が最終的にどうなるのか確かめよう。

 

 

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スミ入れ兼ウォッシング!

アドルフ
アドルフ

まずはスミ入れ兼ウォッシング。

先にリベットや手すり部分にタミヤのスミ入れ用ブラウンを流し込みます。

その後全体に薄めたガイアエナメルの埃色を塗布。

乾燥後両方とも溶剤で拭き取ります。

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レーナ
レーナ

側面とかは手すりやリベットが多いから、ここで縦向きに拭き取ったブラウンが錆びのような感じになるのを期待して……

ただ拭き取り時に部品を折らないように注意してね。

 

ドライブラシとオイル染み

ヴァルダ
ヴァルダ

ドライブラシとオイル染みは過去に説明した記事と全く同じ内容のもの。

詳しくはそちらを参考に……。

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アドルフ
アドルフ

使用している塗料が全く同じものだったりします。

こちらも作業中に筆などで部品に引っ掛けて折らないように……。

 

クレオスの資材でウェザリング

レーナ
レーナ

続いて錆やら傷やら。

傷はクレオスのウェザリングカラー、グランドブラウンを筆でチョコチョコ置いて再現。

錆に関しては過去記事を参考にしてね。

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アドルフ
アドルフ

縦の面には雨だれも。

これはクレオスのウェザリングライナー泥色セットのディープブラウンを使っていますな。

線を引いてから、ウェザリングカラー溶剤を染み込ませたガイアノーツフィニッシュマスターなどで延ばして……。

 

足回りの汚し

アドルフ
アドルフ

続いて足周りを汚します。

今回は乾いた砂っぽさを出したいので、ウェザリングカラーのサンディウォッシュを使います。

ウォッシングの要領で薄く塗って溶剤で拭き取って……。

ヴァルダ
ヴァルダ

液体っぽさをなるべく出さないようにしたいから、拭き取るというよりは擦ってぼかす感じに近いかな。

ヴァルダ
ヴァルダ

履帯はちょっと新しいことを試してみる。

先に錆部分でも使ったステインブラウンを塗布。

一度溶剤で拭き取り、その後はタミヤエナメルのクロームシルバーをドライブラシ。

奥まった部分は鉄が錆びた感じに。

表の凸部分は擦れて磨かれた感じをイメージしてみる。

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レーナ
レーナ

あれ、土汚れは?

ヴァルダ
ヴァルダ

次の作業で施す。

今回は国内で試験走行をしているイメージで、あまりドロドロした感じにはしない。

軽く砂埃が付着した程度にする。

アドルフ
アドルフ

筆者としては単純に

「組み立てと塗装に時間がかかってウェザリングをする気力がない」

のが実情のようです。

アドルフ
アドルフ

最後は水性のつや消しクリアーを吹きつけながらタミヤウェザリングカラーAセットを擦りつけ。

表面に付着した砂埃感を……。

レーナ
レーナ

んで履帯を巻きつけて封をして装着完了。

後はライトのレンズを取り付けたり砲等や兵士を乗せて完成だね。

アドルフ
アドルフ

履帯の封は用意していた部品を瞬間接着剤で取り付け。

レンズは航空機模型で風防を接着するのでよく使うセメダインですな。

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ヴァルダ
ヴァルダ

これでようやくオイ車が完成だ。

以下、ギャラリーとなる。

 

タコム 150t超重戦車オイ 完成!

レーナ
レーナ

しかし大きいなぁ。

アドルフ
アドルフ

筆者が大まかに測ったところ、車幅約14cmで前後幅約28cmだそうです。

アドルフ
アドルフ

日本陸軍の主力戦車、九七式中戦車チハと。

念のため言っておきますが両方とも同じスケールです。

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レーナ
レーナ

ぜんぜん違う大きさ。

オイ車はまさに横綱級というか。

アドルフ
アドルフ

オイ車はかなり横幅が広いのが特徴と言えますな。

見た目は強そうですが多砲塔戦車で陣地突破用と、少し前時代的なコンセプトでありますが……。

ヴァルダ
ヴァルダ

実際は多砲塔戦車は運用に関して諸々の欠陥があって、戦車も歩兵支援より対戦車能力が求められるようになったからね。

アドルフ
アドルフ

オイ車の本業は陣地突破。

超重戦車としてマウスなどと比較されることも多いですが、用途としてはKV-2やブルムベアの仲間ですな。

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レーナ
レーナ

なんかブルムベアの部品が消えているような。

というかギガント(巨人)の異名をもつKV-2が小さく見えるね。

ヴァルダ
ヴァルダ

KV-2の重量が52t。

オイ車はそれの約3輌分だ。

 

 

作ってみた感想のコーナー

レーナ
レーナ

大きいことはいいことだ。

ヴァルダ
ヴァルダ

2022年10月現在1/35のプラモデルでは唯一のオイ車。

まずそこに大きな価値がある。

組み立て時の注意としては

  • 他のタコム製品同様一部パーツのはめ込みがキツめ。
  • 履帯やフックなど、足周りは同じパーツが大量に付属してモチベーションを削がれやすい。
  • 大きいので塗料を消費しやすい。塗装時は塗料の残量に注意。

といったところかな。

アドルフ
アドルフ

部品は足周りに集中していて砲塔などは少なめなんですけどね。

ほとんど外装だけというか。

金属砲身が最初から付属するのもプラスポイントですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

少々組み立てに時間がかかるが、それを乗り越えればこの魅力的な姿の巨大戦車が手に入る。

コレクションの中でも一際異彩を放つ存在になるだろう。

レーナ
レーナ

これは他の日本軍戦車とも並べたくなるね。

ファインモールドのお世話になるかな?

……というかファインモールドからも1/72スケールで出ているんだよね。

「こんなに大きいのいらないよ!」

って人はそっちを購入するのもいいかも。

アドルフ
アドルフ

近年のオイ車関連はそのファインモールド社が史料を入手したことで動き出しましたからね。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者が気力を使いきってしまったようなので今回はここまで。

本当はタコム社の超重戦車を連続して紹介したいけど、次回は箸休めに一旦軽めのキットを挟む予定だ。

レーナ
レーナ

次回も、お楽しみに~。

この記事で作っているキット

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