ガンプラのHG水星の魔女シリーズより、チュチュ専用のデミトレーナーを作っていきましょう。
前回は塗装を終えた。
今回はマーキングを行い、ウェザリングの途中まで進めよう。
……最後まで行かないんだ。
筆者の作業に記事が追いつきそうなのもありますが……
1記事にまとめると少し画像が多すぎるというのもありましてな。
引っ張るなぁ。
時間がないのでさっさと作業再開だ。
ホビージャパンのコーションデカールを貼り付ける
手始めにマーキングから。
2022年11月現在、水星の魔女シリーズに対応したデカールは発売していない。
また他のガンプラ用デカールでもそうなんだけど、注意書き系のマークが不足しがちだ。
なので筆者が新たなデカールを導入した。
この前購入したやつだね。
ホビージャパンのHJモデラーズデカールですな。
同社は元々模型誌でしたが、近年はデカールやキットも発売するようになったようで……。
今回導入したのはコーションAのブラック&ホワイトだ。
わかりやすいブラックを拡大するとこんな感じ。
「CAUTION」「WARNING」と大きく書かれ、その下に詳細な説明が書かれているスタイルとなっている。
ガンプラでもよく見かける形式で、混ぜて使っても違和感がなさそうだ。
ホワイトは色が違うだけで、内容はまったく同じ。
宇宙世紀モノならともかく、その他のガンダムデカールだとどうしても不足するのでありがたいですな。
- CAUTION→注意
- WARNING→警告
って意味だっけ。
ですな。
今回のセットには含まれていませんが
- DANDER→危険
なんかもよく見かけますね。
うっかり触れると人体に被害が出そうなところに貼るとそれらしくなるかと。
それらしくペタペタ貼っていく。
グレー部分はホワイトを。
それ以外はブラックを貼り付けている。
なんとなーくそれらしく……。
人命に関わりそうな場所はWARNINGを貼り付けていますな。
人を巻き込みそうなカカトのホイール部分や、噴射口を備えたバックパックなど……。
日本軍の飛行機なんかは薄い可動部であるフラップ部分に
「ノルナ(乗るな)」「フムナ(踏むな)」
とか書いてあるけど、これも一種のコーションマークだ。
画像のは五式戦闘機のもの。
部分塗装を施す
続いて筆で細かいところを塗り分けます。
主に足裏ですな。
前回の記事でも使った、ガンダムカラーのMSグレー連邦系と水性のタイヤブラックを使っています。
首元のセンサーはシールが付属するけど、今回は塗装で再現。
下地にMr.カラーのシルバーを塗り、その上から水性のクリアーグリーンを塗る。
シルバーの下地のおかげで光るように見えるんだ。
ライフルのスコープもシールだったけど、そっちは塗らないの?
そちらは別の手法を試してみたくてね。
詳しくは次回以降になるだろう。
スミ入れ!
ここからはウェザリング。
まずはスミ入れ。
- 広い四角部分→タミヤエナメルのフラットブラック
- それ以外の溝など→クレオスウェザリングカラーのマルチブラック
を流し込み、余計なところはそれぞれの溶剤でふき取ります。
どちらもパーツに負荷がかかっている状態で流し込むと浸透して割れることがあるので、なるべく分解した状態で作業を進めている。
ドライブラシ!
続いてドライブラシ。
今回は場所に合わせて使用色を変えます。
メインで使うのはタミヤエナメルのジャーマングレイ。
これを白やライトイエロー部分に擦りつけて、使い込まれた感じを演出します。
今までは明るい色しか使わなかったけど、少し前のジム・カスタムで筆者が味を占めて……。
今回の戦果
グレーの部分にジャーマングレイをドライブラシしてもあまり目立たなそうだったので、そちらは明るいスカイグレイを使っている。
また武器や関節など金属色部分はクロームシルバーを使用。
こちらは擦りつけると銀ピカになってかなり目立つので、グレー系の色よりも控えめに施そう。
ドライブラシについては過去記事で別に解説していますな。
今回はここで中断。
次回はウェザリングの続きを施し、完成に持ち込もう。
続きは次回!
この記事で作っているキット