タコムから新発売された、超重戦車マウスの計画初期案マムートを作っていきます。
前回は箱の中身を確認した。
今回は組み立て作業を始める。
先に砲塔を組んでみよう。
タコム製品はこれで2つ目だね。
前回はM7偽装の突撃砲……。
比較的新しいメーカーらしく、マイナー車輌を多く出してきますな。
近年はゲームなどの影響で、試作車や計画車にスポットが当たることも多い。
今までは入手性・組み立て難易度の高いガレージキットが多かったから、プラキット化は嬉しいところだね。
筆者ってガレキは作ったことあったっけ?
それでは作戦を開始しよう。
まずは合わせ目接着
手始めに合わせ目部分を接着します。
サスペンション部分ですな。
ちょっと数が多いね。
後で処理するのが大変そうな。
足回りはほとんど隠れてしまうので、処理しないで進めてもよさそうですな。
合わせ目消しについては過去記事参照です。
砲塔の組み立て
足回が接着待ちなので、先に砲塔から進めていきましょう。
まずは内部から。
再現はされておらず、主砲基部が存在するだけです。
タコムキットらしく、はめ込みはややきつめ。
ただ主砲の場合それがメリットになる。
無改造でも保持力が高く、主砲が下がってこないんだ。
取り付けるとこんな感じです。
かなりキツめですな。
金属砲身を装着しても問題なさそうです。
主砲基部も真っ二つだけど、ここは外から見えないから合わせ目はそのままだよ。
さらに進めていきます。
砲塔後部はピストルポート付きの四角いハッチ。
取り付け方向が異なりますがティーガーIIに雰囲気が似ていますな。
キューポラは直接視認型でハッチは左右にスライドするタイプ。
ちょうどパンターD型のものを大型化したような感じだ。
ここはそこまで気にする場所はないですな。
強いて言うなら、後部装甲の合わせ目部分で隙間が出来ないようにするぐらいでしょうか。
接着剤を多めに塗るか、パテでも盛っておくとよいかと。
ハッチは接着しないで進める。
防盾は幅広のものを選んでいるけど、後に幅狭のものに取り替えている。
詳しくは後ほどだ。
主砲を選ぼう
続いて主砲を。
主砲は長短2種類が付属します。
砲口パーツは共用で、長いほうに関しては金属砲身も付属します。
筆者はどっちにするのかな?
やっぱり長いほうかな。
当初は金属砲身、つまり長い方にしようとした。
しかし
「マウスの主砲にしては長すぎる」
と思ったらしく、短い主砲に急遽変更している。
マウスは最終的に55口径12.8cm砲装備でしたな。
更に副砲として36.5口径7.5cm砲も装備。
今回のマムートは主砲のみのようですが。
急遽変更のため、慌てて主砲の合わせ目を接着処理。
実際は待ち時間に他の部分の作業を済ませている。
防盾も狭いものに変更だね。
今回の戦果
実際に取り付けるとこんな感じに。
超重戦車だけあってこれだけでもかなりの大きさです。
砲塔だけで軽戦車クラスですな。
やっぱりポルシェ砲塔のティーガーIIのものにそっくり。
ちなみに長砲身・幅広防盾を装備させるとこんな感じに。
主砲基部がかなりキツめなので、この金属製長砲身でも問題なく保持してくれる。
2種類の主砲を両方作って、防盾ごと取り替えられるようにしておいても良さそう。
今回はここまで。
次回は足回りの組み立てになる予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット