2023年5月のタミヤ新製品、IV号駆逐戦車/70(A)を作っていきましょう。
前回は足周りをメインに組んだ。
今回は履帯から。
そのまま車体上部へと移り、車体後部まで組んでみよう
新製品は順調に進んでいるようだね。
今のところは。
今月中に完成するか、しないかといったところだね。
それでは作業を再開する。
履帯の組み立て
本キットのIV号駆逐戦車(A)の履帯は軽め穴の設けられた軽量型履帯。
ただ同社のラングやブルムベアがベルト式だったのに対し、今回のキットは接着組み立て式となっています。
直線部分が一体化されており、前後の折り返し部分は1枚ずつとなっている。
スチロール系接着剤で繋ぎ、完全に乾燥して固着する前に取り付けよう。
取り付けるとこんな感じ。
今回は転輪と履帯を接着してユニット化した「ロコ組み」にしてみました。
接着組み立て式の履帯やロコ組みについては過去記事も参考にしてね。
車体上部の組み立て
続いて車体上部。
シュルツェンを引っ掛けるためのコの字型フックは一体成型となっています。
前後のフェンダー内側は別パーツ。
IV号戦車F型のときでもそうだったけど、この辺りも省略されずにばっちり再現されているね。
ここは組み立て後、そのまま車体下部と合わせてしまいます。
まだまだ原型となったIV号戦車との違いは大きく見られませんな。
シュルツェンの取り付けフックぐらいだね。
続いて車体後部のエンジンデッキ。
この辺りも原型の戦車型と大して変わらない。
なんなら、ラングともあまり変わらないけどね。
強いていうなら予備転輪ラックでしょうか。
(V)ラングは転輪を横向きに搭載していましたが、(A)は立てた状態で搭載するようです。
画像左下にある棒状のものはそのためのパーツ。
内側から通して取り付けましょう。
取り付けるとこんな感じに。
この辺りから細かいフック状の部品が増えてきます。
紛失には注意ですね。
一部のフックは金型流用の都合上、予備が発生するけどね。
細かい装備の取り付け
更に細かい装備を取り付けていく。
こちらも紛失注意だ。
ジャッキなんかは細かい分正確な形をしているから、こちらで加工する必要がなくなっているけどね。
4つ脚部分がきっちり再現されていますな。
90年代のものなんかだと省略されていたので、自分で削り込む必要がありましたが……。
今回の戦果
組み立てるとこんな感じに。
排気管部分は末期のIV号戦車系列に見られた、縦型ですな。
予備転輪の隣にある消火器は注意書きのデカールが付属するみたいだね。
塗装後に貼り付けるから、ここではまだ貼らないけど。
今回はここで一時中断。
次回はいよいよ主砲周りを組んでいくことになるだろう。
続きは次回!
この記事で作っているキット
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