2023年のガンプラ新製品。
水星の魔女よりデミバーディングを作っていきましょう。
前回はキットを開封して仮組みしてみた。
今回は本格的に手を加える。
頭部・胸部・腰部・脚部と進めてみよう。
というか筆者はまだまだ積みがあるのに、それらを放置して新しいガンプラを。
実は先日は筆者の誕生日だったらしく、それで自分用誕生日プレゼントと称して……。
じゃあ歌って祝福しないとね。
ハッピーバースデー・トゥーユー♪
……レーナ殿、水星の魔女の影響でその歌は呪いの歌扱いされています。
ありゃ、そうだっけ。
その歌が歌われるときに主要人物がお亡くなりになるからね。
とはいっても、記憶が正しければまだ犠牲者は2人ぐらいだったような。
……それはさておき、作戦を開始しよう。
頭部の組み立て
頭部はこんな感じに。
少ないパーツでデミバーディングの特徴的な形を再現しています。
アンテナ部分は一体成型。
だからか、側面にパーティングラインが入る独特な形になっているね。
一体成型だろうがなかろうが、ちょっとアンテナが厚いのが気になりますな。
いつもどおり、薄く削ってやりましょう。
アンテナの左右から斜め前に向かって削り込む。
パーティングラインが側面にある都合上、他キットと違って少し中央に合わせにくいので注意だ。
変な感じに削って歪ませないように。
以前のズゴックのツメを尖らせたときみたいな感じで……。
それ以外は単にゲートなどの整形のみ。
これで頭部の組み立ては完了です。
クリアーパーツのセンサー部分は裏にアルミテープとか貼りたいけど……
形状的に難しそうだなぁ。
筆者はどうするんだろう。
胸部の組み立て
続いて胸部。
黄色の外装部分だけ新規パーツで、それ以外はデミトレーナーの流用品となっています。
細かい丸ディティールはシールが付属しますな。
筆者のことだ、最終的に塗り分けて再現することになるだろう。
凹凸があるしシールも貼りにくそうだ。
ここも単純にゲートやパーティングラインの整形をしたのみにとどめています。
丸ディティールを別売りパーツに置き換えることも考えましたが……
数が多く大変そうなので今回は割愛します。
黄色い装甲パーツは合わせ目が極力モールドを兼ねている。
首元はモールド化されておらず合わせ目が発生しているけど……
頭部で隠れるから処理不要だ。
これで胸部も組み立て完了だね。
腰部の組み立て
続いて腰部。
ここは元になったデミトレーナーのものと完全に同じです。
各部ジョイント穴もそのまま使えるね。
だから別売りのデミトレーナー用拡張パーツセットも無改造で装備できたり。
ここはガンプラ恒例の前面スカート分割改造。
左右で繋がっているので、ボールジョイント部分で真っ二つに切断してやれば大丈夫です。
ニッパーでパチンとやってしまいましょう。
ここも後はゲート処理やパーティングラインの処理のみ。
グレーのパーツは軟質なので、デザインナイフ類よりもヤスリ類で削ってしまったほうが楽ですな。
平らにするついでに均してしまいましょう。
これで腰部も組み立て完了だね。
脚部の組み立て
脚部。
主に足首とブースター周りが新規パーツですな。
ここは筆者がもっとも気になっている部分だね。
主に足首周りの肉抜き穴とかで。
近年のガンプラは簡略化のためか、一体成型の部品が多く肉抜き穴がその分目立つ傾向にありますな。
とりあえず肉抜き穴を埋める。
使用したのはタミヤのエポキシパテ(速硬化タイプ)
これを充填している。
このパテは柔らかいから薄く伸ばしたり、狭い隙間に充填するのに便利だね。
エポパテの中では切削もしやすい感じ。
速乾燥タイプとはいっても、ある程度時間を待つ必要がある。
一番最初に作業をしておくといいだろう。
パテが乾燥後、平らな鉄ヤスリなどで大まかに削り、さらに紙ヤスリで整える。
一発ではうまく埋められなかったので、細かい凸凹はタミヤパテ(ラッカーパテ)や500番のサーフェイサー(溶きパテ)を塗って再度切削している。
これだけではまだ完全に整ったかわかりませんな。
塗装前にサーフェイサーを吹き付けて確認しましょう。
その他は単純にゲート処理。
簡単に済ませてしまおう。
これで脚部も組み立て完了だね。
今回の戦果
というわけで、ここまでの作業で組んだ部品を合わせるとこんな感じに。
まだまだこれから……。
今回はここで作業を中断する。
次回は残りの部品を組むことになるだろう。
続きは次回!
この記事で作っているキット