
アカデミーのユンカースJu87G-1スツーカ「タンクバスター」を作っていきましょう。

前回は機内を組んだ。
今回は残りの部品を組み込み組み立て完了にする。

月末。
集計をとらないと。

今月はどのくらい進んだのか……。

集計はこの記事の後ろに掲載する。
それでは作戦を再開しよう。
主翼端を掘り込む


主翼先端はフジミ製品のJu87シリーズ同様凸モールドになっています。
真っ直ぐで簡単そうですし、彫り直しておきましょう。
スジボリ堂のガイドテープを貼り付けて、クレオスのラインチゼルで掘り込みます。

これも主翼が延長されたG-2型との金型共用の結果かな?
主翼先端の形状だけ2パターンあって、主翼自体は同じという。

他社のもっと大きなスケールの場合、主翼端が別パーツになっているものもあるみたいですな。
1/72スケールは大体主翼本体と一体成型ですが。


合わせ目部分を整形。
待ち時間に整形しておいた他のパーツと写真を一枚撮ってみます。

ごちゃごちゃしているなぁ。

筆者はとにかく先に部品を切り出してランナーを圧縮しますからね。
ただパーツ番号がわからなくなったり、部品を紛失しやすくなります。
初心者は真似しないように……。

ここでは先に操縦席前面のパーツや計器類を本体に接着している。
ただこれは機首と同時に取り付けたほうが良さそうだ。
微調整しづらくすり合わせにくかった。
実際は計器周りを一度外したりしている。

説明書では計器周りと機首は一緒に取り付けるみたいだね。
筆者が指示を読み間違えたかな?
各部の組み立て


他にも合わせ目接着をした各部を進めていく。
まずはプロペラ。
前回合わせ目接着した機首に取り付けていこう。

なんか中度半端に「接着しない」指示が。

この接着しない指示は
「機首と一体化された軸部分に対して」
ですな。

これは順番に
- プロペラ本体(A11番パーツ)とスピナー基部(A10番)を接着
- 上のパーツを機首に通す、接着はしない
- 留め具(A12番パーツ)を機首の軸部分とのみ接着、上記の2パーツとは接着しない
- スピナー先端(A9番パーツ)をA10番パーツとのみ接着
と組んでいく。
これでプロペラが回る&脱落しなくなる。

プロペラ本体とスピナー部分はRLM70ブラックグリーンでの塗装指示。
これは後で本体色と一緒に塗ってしまいましょう。
スピナー先端の部分のみ更に別の色になりますが、これも後回しに。


水平尾翼支柱は内側にやや深めの押し出しピン跡がある。
上から微妙に見えるので、これは伸ばしランナーを接着・整形して埋めておいた。

フジミ製品では本体との間がイモ付けだった尾翼支柱。
こちらは取り付け軸があるので安心ですな。

あちらはおそらく支柱の形が違うB/R型との兼ね合いでイモ付け指示なのだろう。
もしくは単に古くてそういうのが配慮されていないというか。


翼内機銃部分は開口されたものとそうでないものの選択式。
今回は塞がっているものにした。

特に塗装図による指示はないみたいだけど……。

調べていたら、今回作る予定のルーデル機のものと思われる画像も出てきた。
そちらでは塞がっているパーツを使用しているっぽいので、それに合わせることに。

G型は基本的に翼内機銃は廃止されていたと聞いたことがあるような……。


原型のD型同様の細長いスパッツ付き主脚。
根元にはサイレン用プロペラの台座が一体化されていますが、今回は不要なので削り取っておきましょう。

機銃部分といいサイレン台座といい、初期のD型の特徴が残っているというか。
2024年4月現在はラインナップされていないけど、発売も視野にいれていたのかな?

他社製品のデカールや爆弾パーツと組み合わせても作れそうですな。


機関砲の横に飛び出た板状パーツ。
これも本体に押し出しピン跡がありますな。
角度によっては上から微妙にみえるので、ここも処理しておきます。

そういえば筆者ってフジミ製のG-1型も放置しているんだっけ。

約4年前からほぼ組み終わった状態で放置していますな。
ただこの機関砲の板状パーツを紛失したという。
風防の取り付け


風防は一体化されたものと、4パーツに分割されたものの選択式。
とりあえず一体化されたものを乗せてみる。

こっちのほうが隙間とかから吹き込まなさそうだね。
4分割型は開いた状態にもできるという。


あれ、一体型を使うんじゃないの?

あれは嘘だ。
本音を言うと、風防後部が微妙に浮いている感じがした。
筆者としてはそれが気になったので、分割式を選択することに。

バラバラのほうが微調整しやすいというやつですな。


4つセットするとこんな感じに。
最後部は本体との間に段差ができていますが、どうやら実物もこのような感じのようですな。


後はテープとゾルでマスキング。
スツーカシリーズは古い機体だからか、やや窓枠が多いのが難点だ。

マスキングについては過去記事を参考にしてね。


そしてフラップ周りの細かい部品も接着。
胴体にも細いパーツがあるので、この時点で取り付けてしまいましょう。

対戦車攻撃機型だからか、爆弾投下アームは基部だけになっているね。
今回の戦果


これで組み立てを終了としましょう。
フラップの下に細いパーツが大量についているので、直置きすると折れやすいです。
塗装をして脚を取り付けるまでは皿などの上に置くとよいかと。

今回はここまで。
次回は塗装となる。

えっと、それじゃあ月末の集計をとるよ。
月末恒例 今月の戦果


2024年4月の戦果は……
- 購入 0
- 完成 5(オチキスH39ロケットキャリアー、九九式襲撃機、九九双軽×2、Ju87G-1)
ですな。

スツーカが完成している。

実際は先日完成したようです。
今月はオチキスでだいぶ苦戦しましたな。
これで月の半分近くを使ったような。

筆者があまり積みを増やさなくなったので、数年前からの放置品も少しずつ片付いている。
まだいくつか残っているけどね。

1年前、2年前の購入品は全て完成しているはずです。
3年前、4年前のものはまだ撃ち漏らしがありますが。

もうすぐ開設して5年なのに、まだ終わらないなぁ。

「エアーマンが倒せない」
ならぬ
「積みプラが崩せない」
ですな。

あの積みプラ何年経っても崩せない~♪

「完成しない→また次のものを買ってくる」
堂々巡りをしているという点では同じです。

- 難しそうなので後回し
- 別売りパーツや塗料など資材の補給待ち
- 貴重なキットなので勿体無い
- 安いという理由で衝動買い
この辺りが多数な気がする。
今進めているスツーカは2番目の理由で止まっていた。
解決したので、現在進んでいるところなんだけどね。
詳しいことは次回以降だ。

来月も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット