模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回はタミヤのキューベルワーゲンを完成させました。
今回は……。
再び陸モノ。
戦車を作るよ。
そういえば年始に筆者がなにか買っていたね。
購入したものは早く作ってしまいましょう。
今回のお題 アカデミー 駆逐戦車ヘッツァー(初期型)
今回作るのはこちら。
アカデミーより
ヘッツァー初期型だ。
ヘッツァーは以前タミヤのを作ったよね。
あちらは中期生産型。
こちらは初期生産型ですな。
ヘッツァー初期型とは?
ヘッツァー自体に関しては上記のタミヤ製品の記事で詳しく語ったのでこちらでは簡潔に済ませる。
これは第二次世界大戦後半に登場したドイツ軍の駆逐戦車だ。
- アルケット社の工場が連合軍の空爆を受けてIII号突撃砲の生産がストップ
- ドイツ軍は手の空いていたチェコのBMM社にIII号突撃砲の生産を打診
- BMM社「III号突撃砲は生産できないけど、それに近い代わりのものは作れる」と返答
このIII号突撃砲の代用品として開発されたのがヘッツァーだったってことだよね。
今回作るのはその中でも初期生産型。
後の中期型に比べると、鋳造製の防盾周りが大型(中期型以降では重量減を図り小型化)なのが外見上の目立つ特徴だ。
ヘッツァーは1944年の春ごろに量産開始。
一般的に中期型と呼ばれる小型防盾搭載車は同年8月ごろからの生産のようなので、その間の生産車ということでしょうか。
大戦後期のドイツ軍を数の面で支えた駆逐戦車ヘッツァー。
アカデミー社から発売されている、大型防盾を装備した初期生産車を作ってみよう。
箱の中身を確認しよう
それでは箱の中身を確認しよう。
内容物はこんな感じ。
アカデミーはなんかいつも注意書きの紙が何枚も入っているような。
まずはランナー類。
合計7枚となっている。
アカデミー社のヘッツァーはこの初期型の前に後期型が先行して発売されています。
後期型とは異なった大型防盾や横置きマフラーの入った左下のFランナーが今回新しくセットされた部品のようですな。
他にも転輪や誘導輪の入った下段のDランナーが新規パーツ。
後期型では転輪のボルトや誘導輪の穴が少なくなっているからね。
その他付属物は
- 牽引ロープ用の紐
- エッチングパーツ
- デカール
といったところ。
紐は単なるタコ糸じゃなくて、ほつれにくい素材っぽいね。
紙媒体は説明書や各種注意書きなど。
このほか後述の塗装図が付属する。
付属の塗装図には3種類の塗装が収録されている。
詳しい所属や年代は特に書かれていない。
- ダークイエローの単色迷彩
- ダークイエローとダークグリーンの2色迷彩
- ダークイエロー、ダークグリーン、レッドブラウンの3色迷彩
となっている。
三色迷彩のはポーランド国内軍鹵獲車輌、フファット号ですな。
他はドイツ軍所属車です。
今回は単色迷彩の車輌で進める予定だ。
ちなみに、画像2枚目の右側に載っているのは塗装図ではなく同社の他ヘッツァー。
前述した後期型のほか、大戦末期のチェコスロヴァキア軍仕様だね。
次回、製作開始!
今回はここで終了。
次回から作業に入っていく。
そういえば筆者の手元には途中で遺棄した同社の後期型がありましたな。
確か発売して間もないころに購入したもののはず。
なんか2年前ぐらいに見たような。
画像に写っているほかのはみんな完成したけど、ヘッツァーだけじゃ相変わらず放置されているみたい。
筆者が付属のマスキングテープを使った塗り分けがうまく出来ず、そのまま放置してしまったらしい。
そちらも復活させてやりたいが、それのリベンジも兼ねて先にこの初期型を作ってしまおう。
続きは次回!
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