イタレリのJu87D-5スツーカを作っていきましょう。
前回は塗装とマーキングを済ませた。
今回はウェザリングと冬季迷彩を施し、完成させる。
早くも完成。
10年以上放置していたのはなんだったんだろう。
イタレリ製なので当時の筆者の実力ではうまくできなかったこと。
それとその時期は戦車模型を始めて、そちらに興味が移ってしまったのでしょう。
そして現在実力と興味が揃ったので、こうやって進めているわけだ。
それでは最終的にどうなるのか、確かめてみよう。
いつものウェザリング
とりあえずいつものウェザリング3点セットで済ませてしまいます。
- スミ入れ
- 銀の塗装剥げ
- 排気管汚れ
ですが……。
排気管汚れがまだだね。
今回は冬季迷彩の上から排気管汚れを施すことにした。
なので先にそちらを済ませよう。
冬季迷彩を施す
いよいよ冬季迷彩。
白い塗料を用意しましょう。
まずはMr.カラーGXのスーパークリアーIIIを全体に吹きつけ、光沢化。
その後タミヤエナメルのフラットホワイトにスミ入れ用のブラウンを数滴混ぜたものを作り、それを溶剤で薄めて吹き付ける。
なるべくマーク類は避けるようにして塗った。
光沢はなんか意味あるのかな?
吹きつけ後、溶剤を染み込ませたガイアノーツのフィニッシュマスターRでマーク周りをふき取り、冬季迷彩を剥がした・剥がれた感を出している。
表面がなめらかな方がふき取り時に楽そうだったので、今回は一度ツヤ出しをはさんでいるんだ。
剥がれた部分とそうでない部分の差が出るといいますか。
ふき取りに使ったフィニッシュマスターR。
これは筆や綿棒と違い平面がパーツ表面に密着するので、綺麗にふき取ることができますね。
最後の仕上げ
後は先ほど施せなかった排気管汚れを追加し、今度は水性のつや消しクリアーを吹きつけ。
マスキングを剥がして完成です。
昔の筆者が12、3年かけて完成しなかったものが、1週間ぐらいで完成。
以下、ギャラリーだよ。
イタレリ 1/72 ユンカースJu87D-5スツーカ 完成!
地の迷彩面積が広い冬季迷彩。
なんか不思議な感じというか。
実際は冬季に応急的に塗られた水性塗料なので、綺麗な白1色ではないのだとか。
戦車と違い空を飛んでいるものなので、ドロドロに溶けた感じにはしませんでしたが。
前期生産型とも言えるB型と。
機首・主脚・風防などが主な違いですな。
水平尾翼の支柱も2本の棒から、1枚の板になっている点に注目です。
機首で判別するのが一番簡単かな?
D型をベースにした対戦車攻撃機、G型も交えて。
B、D、Gがメインの生産機で、模型でもこの3種類の立体化が圧倒的に多いですね。
金型流用がしやすいというのもあるのだろう。
B型以前のA型なんかはかなり異なった外見をしている。
筆者が長年スペシャルホビーのA型を積んでいるのはナイショだ。
作ってみた乾燥のコーナー
長年放置していた組みかけ品が無事完成品に。
筆者の感想……
といいたいところだけど、基本的なキット内容は以前のタミヤ箱G-2型とほぼ同じ。
詳しくはそちらを参考にしてほしい。
他社製品と比べるとバリなどが目立ち、少し精度が気になるといいますか。
反対に他社製品では余り見かけない爆弾パーツがセットされているなど、独自性を感じますな。
G-2型も珍しいスパッツなしの主脚がセットされていましたし。
D型自体あまりキットを見かけない気がするのは気のせいかな?
筆者がここで作ってきたのもほとんどB型とG型で、D型は今回初めてだし。
筆者はここの開設以前にフジミ製のD型をいくつか作っていましたな。
他にD型はホビーボスやスペシャルホビーからも発売されているはずです。
スペシャルホビーのものはアカデミー製のG型がベースのようですが。
少し精度が気になる部分もあるけど、致命的な合いの悪さとかはないので安心してほしい。
気になった方は是非とも。
数年前にこのキットの初版のを中古品店で見かけた気がするんだよね。
筆者が今度は夜間仕様のD-8型で組みたくなって、今更欲しがっているみたいだけど。
その前に既存の積み崩しだ。
今回はここまで。
次回は別のものになる予定だけど、また冬季迷彩関連のものになりそうだ。
次回も、お楽しみに~。