イタレリ 1/72 ユンカースJu87R-2スツーカ 製作記①

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航空機等製作記
レーナ
レーナ

模型大隊戦闘日誌、始まるよ!

アドルフ
アドルフ

以前のエアフィックス製Ju87B-2に続き、前回は同じくエアフィックス製のJu87B-1が完成しました。

今回は……。

ヴァルダ
ヴァルダ

キットが完結したのでまた別のものを積みから崩す。

今回はそれの紹介だ。

レーナ
レーナ

今度は何が出てくるのやら。

アドルフ
アドルフ

どうやらまた航空機のようですな。

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今回のお題 イタレリ 1/72 ユンカースJu87R-2スツーカ

ヴァルダ
ヴァルダ

今回作るのはこちら。

イタレリより

ユンカースJu87R-2スツーカだ。

選択式のため、キット名は「Ju87B2/R2」と表記されている。

今回はR-2型で組むので、その表記で統一するけどね。

レーナ
レーナ

また君かぁ。

……っていうか、この前作ったエアフィックス製品のと同一の機体じゃない?

アドルフ
アドルフ

今回のイタレリ製品の方が先に発売、購入していますけどね。

エアフィックス製が2017年頃の発売ですが、イタレリ製は2010年頃発売のようです。

海外製品なので、国内に入ってきたタイミングは多少変わるかもしれませんが。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回のキットは既存のキットのデカール変更品。

パーツ自体は90年代が初版のようだ。

ちなみにドイツレベルやタミヤのウォーバードコレクションの一員としてもOEM製品で発売されたことがある。

筆者もここの解説以前に、一度タミヤ版で組んだことがあるね。

アドルフ
アドルフ

筆者の第2積み山にそのタミヤ箱があったような気がします。

中身は組みかけの別キットですが。

ユンカースJu87R-2とは?

ヴァルダ
ヴァルダ

この機体は第二次世界大戦やその前哨戦とも言える、スペイン内戦などで活躍したドイツ軍の急降下爆撃機だ。

何度も説明しているので、この点は省略するけどね。

レーナ
レーナ

それ以前からもいくつか作っているし、直近でもエアフィックス製品を連続していたからね。

もうスツーカで3連チャンだよ。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回作るのはR-2型。

R型はB型をベースにしたタイプで、基本的に長距離仕様。

主翼内に燃料タンクを増設し、主翼下部にも増槽を吊るすことができるようになっている。

これら燃料の積載量を増やしたおかげで、航続距離が伸びているのが特徴だ。

その分爆弾搭載量が減ったり、飛行性能が落ちているみたいだけどね。

アドルフ
アドルフ

模型としては、B-2型に増槽を取り付けただけといった感じですな。

そのおかげで、だいたいB-2型との選択式キットになっているという。

レーナ
レーナ

B-2型のキットばかりでB-1型のキットが少ないのは、このR-2型との金型流用の関係かな?

ヴァルダ
ヴァルダ

主翼下部に増槽を備えた長距離仕様のスツーカ、Ju87R-2型。

デカールを一新したイタレリ製のキットで再現してみよう。

箱の中身を確認する

ヴァルダ
ヴァルダ

箱の中身はこんな感じ。

  • パーツ入りの袋
  • 説明書兼塗装図
  • デカール

となっている。

レーナ
レーナ

一発でわかるイタレリ製品独特のパックが。

直近だとタミヤ箱のJu87G-2があったかな?

ヴァルダ
ヴァルダ

袋を開けてパーツを確認。

プラランナー2枚と、クリアーランナー1枚の構成になっている。

レーナ
レーナ

以前に作ったD-5型やG-2型に似たような配置だね。

ただB型特有のパーツが、共通のパーツと同じランナーに入っているような……。

アドルフ
アドルフ

ちなみにこちらは先ほど過去記事リンクを貼り付けた、タミヤ箱のイタレリ製Ju87G-2のランナーです。

胴体やプロペラなど、共通パーツの配置は同じように見えますが……。

レーナ
レーナ

どうなんだろう。

固有の部品だけうまく差し替えているのかな?

アドルフ
アドルフ

イタレリのJu87、調べたところD-5型が一番手のようですな。

あちらは筆者が組みかけで放置していたので、明確なランナー画像がありませんが……。

ヴァルダ
ヴァルダ

付属するデカールはこんな感じ。

筆者が野ざらしで10年以上放置していたので、やや汚れが目立つ。

早く使ってしまいたいところだ。

アドルフ
アドルフ

確か発売して間もないころに筆者が購入したはずです。

このキットの発売時期は2010年頃で、現在は2024年10月。

14年は放置していますな。

レーナ
レーナ

……蛇マークと一体化した国籍マーク、なんか緑色になっているのは気のせいかな?

これは印刷ミスなのか、それともこういう仕様なのか……。

ヴァルダ
ヴァルダ

後述するけど、今回はそのマークは使わないので追及しないこととする。

ヴァルダ
ヴァルダ

このキットに収録された塗装図は4種類

  • Ju87B-2 ドイツ空軍所属機 1942年1月 リビア
  • Ju87R-2 ドイツ空軍所属機 1941年5月 クレタ島
  • Ju87B-2 ドイツ空軍所属機 1940年8月 フランス
  • Ju87R-2 イタリア空軍所属機 1940年12月 ギリシャ

となっている。

ボックスアートに描かれている蛇マークの機体は部隊コードも一致するし、おそらく直近で作ったエアフィックス製のものと同一機体。

また、商品名どおり、B-2型とR-2型の選択式でもある。

部品選択があるので、先にどれで組むのか決めておこう。

アドルフ
アドルフ

第2急降下爆撃航空団第6中隊のフーベルト・ペルツ少尉機でしたっけな。

迷彩の塗り分け指示とか、多少異なるようですが。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回のキットはその機体を前面に押し出しているけど、その機体は直近に作ったので選ばず。

せっかくのイタリアメーカーのキットなので、今回はイタリア空軍所属機のR-2型にしてみよう。

付属しない鉤十字の心配もいらない。

レーナ
レーナ

基本塗装はJu87の標準的なスプリッター迷彩だね。

上面のドイツ軍マーク塗りつぶし箇所や、下面の黒塗りなんかは以前のBf110を連想させるような。

次回、製作開始!

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はここまで。

次回から組み立て開始となる。

レーナ
レーナ

胴体周りなんかは以前のD型やG型と同じような感じになるのかな?

アドルフ
アドルフ

おそらく。

ヴァルダ
ヴァルダ

ただD/G型とは形が異なる部分も多い。

その辺りを中心に見ていく予定だ。

レーナ
レーナ

続きは次回!

この記事で紹介しているキット

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