イタレリ 1/72 ユンカースJu87R-2スツーカ 製作記④

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航空機等製作記
アドルフ
アドルフ

イタリアのイタレリ社より、Ju87スツーカを作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は細かい部品を取り付け、組み立てを終了した。

今回は塗装とマーキングをメインに行う。

レーナ
レーナ

今回はイタリア軍機にするんだっけ。

塗装とマーキングでようやくそれらしくなりそうだね。

アドルフ
アドルフ

とはいっても、基本塗装はドイツ軍版とほぼ同じですな。

マーキングなどで差がつくことになるでしょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

さっさと塗ってマーキングまで進めてしまおう。

それでは作戦を再開する。

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塗装図の確認

アドルフ
アドルフ

このキットに収録された塗装はA~Dパターンの4種類。

B型とR型で部品選択がありますので、先に選んでおく必要がありますな。

今回はR-2型で進めています。

ヴァルダ
ヴァルダ

Aパターンの蛇マークのがこのキットの主役っぽいけど、これは直近にエアフィックス製品で組んだ。

今回は前述通り、Dパターンのイタリア空軍所属で仕上げてみよう。

ドイツ軍マークが消されたような跡や、下面の黒塗りが特徴的だ。

レーナ
レーナ

詳しい所属は

「Regia Aeronautica 208°Sq. Bombardamento a Tuffo」

って書いてあるね。

筆者はイタリア語についてはさっぱりみたいだけど。

アドルフ
アドルフ

Google先生に頼りながら調べてみましたが……

  • Regia Aeronautica→イタリア王立空軍
  • 208°Sq.→Sqがsquadriglia。おそらく英語のsquadron「スコードロン」にあたるので、第208飛行(中)隊
  • Bombardamento a Tuffo→おそらく急降下爆撃の意味。Tuffoは飛び込みとかのことのようで、おそらく英語のDiveに該当

この訳があっているなら

「イタリア王立空軍第208急降下爆撃隊」

みたいな感じでしょうか。

ヴァルダ
ヴァルダ

イタリアは自前で急降下爆撃機を開発しようとしたものの、うまくいかず。

同盟国のドイツからJu87を導入することになった。

ピッキアテッロ(Picchiatello 「変人」「頭のイカれた奴」という意味らしい)と名づけられたイタリアのJu87は主に地中海方面での対艦攻撃に活躍したそうだ。

下塗り

アドルフ
アドルフ

まずは下塗り系の塗装から。

  • 風防の下塗り→Mr.カラーのRLM02グレー
  • 全体の下塗り→クレオスのMr.サーフェイサー1000
  • プロペラスピナー&胴体の白帯&黄色帯の下塗り→ガイアノーツのサーフェイサー・エヴォホワイト
  • 機首の黄色帯→Mr.カラーのRLM04イエロー

ですな。

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レーナ
レーナ

なんか下塗りだけで塗料がたくさん……。

ヴァルダ
ヴァルダ

まずは識別帯系の色から塗っているからね。

胴体の白帯はデカールも付属するけど、今回は塗装で再現。

後に気づいたけど、もう少し後ろ寄りに塗ったほうがよかったかもしれない。

下面色の塗装

アドルフ
アドルフ

続いて下面色。

黒く塗りつぶされていると思いきや、元のブルーも機首側に残っていますな。

  • 機首側のライトブルー→Mr.カラーのRLM65ライトブルー
  • 下面全体のブラック→Mr.カラーのカウリング色

で塗っています。

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ヴァルダ
ヴァルダ

ちょうど塗り分けの境界線上にある爆弾投下アームの塗装に悩んだ。

今回は箱裏や塗装図に合わせてライトブルー単色にしている。

機体上面の塗装

アドルフ
アドルフ

上面はいつも通りのRLM71ダークグリーンRLM70ブラックグリーンのスプリッター。

マスキングしつつ、同名のMr.カラーで塗り分けていきます。

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レーナ
レーナ

プロペラや爆弾もRLM70で……

下面は黒だけど、主脚なんかはグリーンだね。

元々黒っぽい色だからそのままになったのかな。

部分塗装と組み立て

アドルフ
アドルフ

ここまで出来たらエアブラシはお片づけ。

マスキングを剥がし、細かいところを筆塗り。

一度組み立ててみます。

レーナ
レーナ

帯周りは少し吹き込んでいるかな。

どうしてもテーパー付きの胴体はマスキングしづらいというか。

デカール貼りと塗り潰し跡の再現

アドルフ
アドルフ

とりあえずデカールの準備。

付属するものはこちら。

鉤十字は付属しませんが、今回はイタリア軍仕様で作るので心配はいりませんな。

レーナ
レーナ

14年近く放置していたからか、だいぶ汚れているね。

はやく使わないと。

ヴァルダ
ヴァルダ

先ほど白帯云々と言ったが、こんな感じに。

前寄りに塗ってしまったからか、少し数字に位置が近くなってしまった。

レーナ
レーナ

なんか「208」の下のブラックグリーン部分が塗れていないような。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者もこの時点で気がついた。

デカールを避けつつ筆で修正しておこう。

アドルフ
アドルフ

主翼上面にはドイツ軍の国籍マークを塗り潰したような跡が残っています。

「VERDE MIMETICO 2」(カモフラージュグリーン2という意味らしい)と指示が出ていますな。

おそらくイタリア軍の色だと思われます。

FS色指定で「FS34092」となっていますが……。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者の手持ちにちょうどMr.カラー302番のグリーンFS34092があった。

ところが実際に塗ってみるとかなり鮮やかな色。

筆者としてはコレジャナイ感がしたらしく、以前のBf110でも使ったRLM80オリーブグリーンに変更した。

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レーナ
レーナ

他の列強国のカラーと違って、イタリア軍機の塗装ってあまり資料が出てこないというか。

他キットの塗装図なんかでも指定されている色がまちまちだったり。

アドルフ
アドルフ

グリーンについてもオリーブ系の黄色強めだったり、黒っぽいダークグリーン系だったりしますね。

過去の筆者のイタリア機では、タミヤカラーのNATOグリーンを使ったものがいくつかありますな。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者が始めて手にしたイタリア機のキットがタミヤ箱イタレリのMC.202フォルゴーレだったから、それの指示に従ったのが始まりだ。

そのキット、筆者のトラウマキットでもあるんだけどね。

アドルフ
アドルフ

ちなみに説明書の塗装図には描かれていませんが、箱裏の塗装例には垂直尾翼にも鉤十字部分を塗り潰した跡があります。

今回はこちらも塗り潰しておきましょう。

レーナ
レーナ

見た感じ、工場出荷時に施されているドイツ軍マークが塗り潰されているのかな?

下面の国籍マークは黒い下面塗装で一緒に塗り潰されている感じで。

胴体側面には塗り潰した跡がないけど……。

今回の戦果

アドルフ
アドルフ

迷彩の塗り忘れも修正し、マーキング後はこんな感じに。

RLM80の塗り潰し跡も浮くことなく馴染んでいますな。

レーナ
レーナ

マークがついたことでようやくドイツ機からイタリア機に。

スツーカがピッキアテッロになっちゃった。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はここまで。

次回はウェザリングを施し完成に持ち込む予定だ。

レーナ
レーナ

続きは次回!

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