イタレリ社から発売されています、sWSのパンツァーヴェルファー自走ロケット砲を進めます。
前回車輌本体の塗装が完了した。
今回はマーキングやウェザリングをして完成させるよ。
そういえば、また密林さんから物資の補充が。
ハセガワ社の震電だね。
それとトリファクトリーの……
あっ、ロケットマン!
どこかで見た事ある人の人形ですね。
金正うn
さて今回の作業を行おう。
マーキング作業
キット付属のデカールはこちら。
複数ある注意書き類は砲弾に貼り付けるものですね。
ひたすら貼り付けていく。
デカールの質は良好なので難なく進む。
キャブ側面の「THOR」が気になるね。
「トール」ですかね。
調べたところ、北欧神話に出てくる雷神の名前だそうです。
時々ゲームとかでも聞く名前ですが、おそらくそれらもこの神由来かと。
部分塗装を行う
続いて工具などの塗装。
工具の柄はウッドブラウン。
アンテナ基部はガンメタル。
柄の部分は今回更に上からクリアーオレンジを塗っています。
木製のはずが単調に見えたので……。
スミ入れ作業を行う
ここからウェザリング系作業。
まずはスミ入れ兼ウォッシング。
今回はタミヤエナメルのバフを使用。
そのままでは単調だったのでスミ入れ用のブラウンも少々。
この辺は以前完成させたティーガーIIと同じかな。
ドライブラシを行う
続いてドライブラシ。
黄色系の車体色だから、先ほどのバフをここでも使うよ。
ドライブラシについては過去記事を……。
後の作業に備えて、やや大げさに行っておきます。
チッピング作業とオイル染み
続いてチッピング作業。
ぶつかったり、擦れたりしたような跡を描きこみます。
使用色はウェザリングカラーのグランドブラウン。
軽くドライブラシするような感じで擦り付けて、お手軽に済ませます。
それとオイル染み。
エナメル塗料の混ぜ物を適当に撒き散らしているよ。
詳しくは過去記事参照。
画像の時点ではキャブ天面に撒いているけど、後にこれは拭き取っている。
ハッチが開いているときはここは死角になるんじゃないかと思ってね。
雨だれや錆汚れを施す
車体の垂直面には雨だれを。
今回はクレオスのウェザリングライナーを使ってみました。
……ところどころ主張が強すぎたり、曲がってしまっていますが。
錆部分は筆者がいつも使っているウェザリングカラー3人衆。
これも詳しくは過去記事を……。
足回りを汚す
ここで足回りを汚します。
所属不明の車輌なのでここは好き勝手に……。
筆者は何にするか迷ったから、とりあえずいつも通り、ウェザリングカラーのグレイッシュブラウンを使用。
それと単調さを軽減するためサンディウォッシュも少々。
更に砂埃感が欲しかったので、ウェザリングカラーで濡れている間に粉物を用意。
タミヤのウェザリングマスターAセットを適当に擦りつけているよ。
ロケット砲の汚れを施す
キットのボックスアートに習って、ロケット砲の発射口を汚してみます。
タミヤのウェザリングマスターBセットのスス色を、溶剤で濡らした筆で擦りつけます。
ちょっとオーバーな感じもするかな。
最初ウェザリングカラーでやろうとして失敗したのもあるけど。
つや消しと最後の調整
最後にタミヤアクリルのフラットクリヤーを全体に吹き付けて完成させる。
その直前に起動輪付近にタミヤエナメルのクロームシルバーを擦りつけ。
擦れた感じを再現してみたよ。
これで組み立てて完成ですね。
うむ。
以下、完成品のギャラリーとなる。
イタレリ 15cmパンツァーヴェルファー42型 sWS搭載型 完成!
実は各ハッチ部分もわずかにヒケがあって、筆者は修正していない。
つや消しをすると目立たないというのもあるけど。
続いてIV号戦車と比較。
sWS(国防軍重牽引車)というだけあって、大型のハーフトラックだね。
単純に筆者が
「ハーフトラック=Sd.kfz.251」
と思い込んでいるのもありますが。
作ってみた感想のコーナー
なんか色々苦労したね。
- 押し出しピン跡が目立つところに多々ある。
- 大きめのヒケが多数。
- すんなり合わない部品が幾つかある。
- 焼止め部分が少々ある。
といったところが主な要因でしょうか。
ちょっと手がかかるキットではあったね。
最も、筆者が昔あるイタレリ社キットで苦労したことから、同社のキットに身構える傾向があるのも加味しないと。
パーツ数自体は少なく、整形作業さえ済んでしまえば形にはなるのですが。
足回りも転輪数が少なく、パーティングラインも目立たないので処理しやすいです。
確かランナーは4枚だったけ。
ですな。
今回はここまで。
次回は、また新しいキットに手をつけることになるだろう。
次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット