エアフィックスのBf110Cを作っていきましょう。
前回は各部貼り合わせを行い、コクピットを組み立てた。
今回は組み立てたコクピットを塗って組み込み、機体の大まかな形を作っていこう。
今のところ順調に進んでいるようだね。
パーツの合いなんかも思ったよりはいい方ですな。
ここから先どうなるか気になるけどね。
それでは今回の作業に入っていこう。
コクピットの塗装・組み込み
まずはコクピットの塗装を。
- 計器板→Mr.カラーのウイノーブラック
- 後部機銃予備弾槽→タミヤアクリルのガンメタル
- 機内全体→Mr.カラーのRLM02グレー
ですな。
キットの指定だと機内色はダークグレー系の色だった。
ただ筆者はBf110といえばRLM02のイメージがあるので、こちらで塗装した。
その後は操縦桿を塗り分けたり、計器のデカールを貼り付けて各部を接着。
タミヤのスミ入れ用ブラックでスミ入れをしたり、明灰緑色でドライブラシをして軽く汚しているよ。
このキットの機内はそこまで凹凸がないので、あまり効果がないですな……
省略してもよかったかもしれません。
ここでコクピットを組み込み。
胴体前にある凹みに、計器板を噛み合わせることで固定できます。
ただパーツがタイトなのか塗装で計器板の厚みが増したのか……
うまく胴体で挟みこめなかった。
計器板の噛み合わせ部分を薄く削っておくといいだろう。
特に機首側は外から見えなくなるので、そちら側から優先的に削ってしまおう。
胴体でコクピットを挟み込み、さらに主翼も合わせてしまいます。
主翼もほぼピッタリですな。
胴体は機首側だけ接着剤をはみ出させ、後部は合わせ目を残した状態で接着している。
合わせ目消しについてはいつもの過去記事を参考にしてもらいたい。
胴体後部の合わせ目を掘り込む
胴体後部の合わせ目はモールドとして処理しています。
タガネで少し掘り込んでおきましょう。
そういえば以前のイタレリのG-4型もそんな感じだったね。
以前は消していたのですが……
以前作ったタミヤのBf109G-6で、胴体後部の合わせ目は残すよう指示が出ておりました。
同じような構造のBf110も残すものと判断し、以降はその方針で進めています。
外装の取り付け
胴体の整形が済んだので、更に部品を取り付けて形にしていきましょう。
- 機首
- ラジエーター
- 尾翼
ですな。
なんかいろんな部品が。
筆者が待ち時間を使って整形していたものですな。
取り付けるとこんな感じに。
Bf110の特徴である双尾翼は垂直になるよう注意しつつ……。
主脚の取り付け
続いて主脚。
カバー部分は内部に浅い押し出しピン跡があるので、削って処理。
その他パーツは本体に仮留めしながら、タイヤ以外各部を接着する。
……タイヤパーツが歪んでいない?
いわゆる自重変形タイヤですな。
実際はこちらのほうがリアルなので……。
離陸時のときで飾る場合は修正したほうがいいけどね。
エンジンの組み立て
続いてBf110の特徴であるエンジン部分。
プロペラはそれぞれ違う部品番号が振られていますが、同じ形なので気にせず……。
排気管は微妙に形が違うので注意だ。
エンジン内部にくる部分に部品番号を彫っておくと、ランナーから切り離した後でも見分けがつくので安心だ。
プロペラはエンジン内部から軸を通し、軸先端と接着。
うまく接着すれば接着後も回転させることができます。
接着剤が多いとエンジン部分と固着しちゃうから注意だね。
今回の戦果
エンジン部分を本体に接着し、ついでに後部機銃や下部のループアンテナを接着。
大体形になりましたな。
……このキット、結構細かいところは省略しているみたいだね。
主翼下部のバランサーパーツや、ピトー管とかも見当たらないし。
組みやすさ重視で簡略化しているのかもしれないね。
今回はここまで。
次回は風防などを取り付けて組み立てを終えよう。
続きは次回!
この記事で作っているキット