2010年ごろに発売された、エアフィックスのメッサーシュミットBf110C-2/C-4を作っていきましょう。
前回は以前の2017年発売製品とは大幅に異なる塗装とマーキングを行った。
今回はウェザリングや冬季迷彩を施して完成に持ち込もう。
こちらも無事完成。
見た感じ今月最後の完成品になりそうかな。
可能性的には。
それでは最終的にどうなるのか、確かめるべく作業を再開しよう。
ウェザリング!……はいつもの
とりあえずウェザリングですが……
ここはいつもの3点セットですな。
過去記事を参照にしていただければ幸いです。
強いて言うならスミ入れ時にガイアカラーエナメルの埃色を点置きして、それを溶剤で伸ばして単調さの回避を狙っているね。
……あんまり効果がなかったみたいだけど。
いわゆるドッティングというやつですかな。
もう少し色数を増やしたほうが効果がありそうですが……。
冬季迷彩を吹き付ける
ウェザリング後は冬季迷彩を吹き付ける。
タミヤエナメルのフラットホワイトにスミ入れ用のブラウンを数滴追加。
わずかに茶色を混ぜて落ち着かせた白を当該部分に塗っている。
この機体は応急的なものだったのか、機体の一部にしか冬季迷彩が塗られていないね。
筆でペタペタ塗ってもよさそう。
最後に水性のつや消しクリアーを吹きつけ、マスキングを剥がし最終組み立て。
ピットマルチ君で各装備を取り付けます。
この段階では左主翼の着陸灯のマスキングを剥がし忘れているね。
何はともあれ、これでBf110が完成だ。
以下、ギャラリーとなる。
エアフィックス メッサーシュミットBf110C-2/C-4 完成!
機首のススメバチマークが目立つ感じ。
この機体は1941年6月から始まったソ連侵攻、バルバロッサ作戦に参加した第210高速爆撃航空団(SKG210)の所属機。
同じススメバチマークの部隊としては第1駆逐航空団(ZG1)のほうが有名だけどね。
以前作った2017年版のイタリア軍所属機との比較。
下面塗装の違いもあってだいぶ印象が違いますな。
夜間戦闘に戦闘爆撃。
幅広い用途で使われたBf110だけど、この2機だけでそれがわかるね。
作ってみた感想のコーナー
基本的な内容は2017年版と同じ。
……というかこの2010年版を元にして2017年版が発売されたという。
箱と収録塗装が異なるだけだ。
好みで選んでしまっていいだろう。
ただこちらはカルトグラフデカールではないのか、凹凸や曲面に馴染ませるのが難しかった。
なんか紙っぽくて少しガサガサしているというか。
2017年版は箱に「カルトグラフ製デカール」って書かれていたけど、こっちはその表記がなかったね。
マークセッター・ソフターをいつもより多めに塗って、ようやく貼りついた感じです。
深めのモールドや比較的合いのいいパーツ等、デカール以外は良好だ。
機会があれば是非とも手にとってもらいたい。
筆者の手元にはまだエアフィックスのBf110が3機残っていて……。
今回はここまで。
次回は……筆者の作業に記事が追いついてしまったので、未定だ。
ただ一度航空機から離れるかもしれないね。
次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット