模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回はエアフィックスのBf110C-2/C-4の2機目が無事完成しましたな。
今回は……。
ここ最近エアフィックスのBf110が続いている。
更に続く予定だ。
もう少し付き合ってほしい。
あれ?
C型は前回で完結したはずじゃあ。
まだまだエアフィックスのBf110が……。
今回のお題 エアフィックス メッサーシュミットBf110E/E-2TROP
今回作るのはこちら。
エアフィックスより
メッサーシュミットBf110E/E-2TROP
だ。
今までにもちょくちょく画像で出てきた、あの箱の……。
前回作ったC-2/C-4型が2010年頃に発売されましたが……
それの直後に発売されたキットですな。
筆者は発売直後に確保していたはずです。
となると約13年前のキットだね。
メッサーシュミットBf110E/E-2TROPとは?
今までに何度も説明している通り、これは第二次世界大戦期に活躍したドイツ軍の双発重戦闘機だ。
空戦に爆撃に偵察、夜間戦闘もこなした。
1930年台はそういう万能双発戦闘機を各国で開発していたわけだね。
E型は1941年に入ってから生産開始されたもの。
エンジンをそれまでのダイムラーベンツDB601からDB601Nに換装。
C型の途中で装備されるようになった胴体下の爆弾ラックを標準装備するようになっている。
また今回のキットには付属していないが、主翼下にも爆弾ラックを装備するようになった。
いわば本格的な戦闘爆撃機タイプのBf110だ。
バトルオブブリテンで戦闘機同士の空戦には向いていないことが判明したわけだけど、余裕のあるエンジン出力と航続距離を生かして別の活躍をするようになったんだね。
爆弾装備に関しては当初から考えられていましたな。
ちなみにBf110が参加した駆逐機のコンペでは
「爆弾槽を備えること」
が要求の1つだったようです。
Bf110は爆弾を外付けしているけど……。
どうもメッサーシュミット側(当時のバイエルン航空機製造社)が要求を無視したそうです。
逆に律儀に爆弾槽を備えた競作のフォッケウルフFw57とヘンシェルHs124は機体の大型化を招き、戦闘機としての運動性に欠ける結果になり不採用になったという。
他には重量増加に対応して主脚や尾輪のタイヤを大型化。
またアフリカ方面に展開した機体なんかはエンジン吸気口部分に防塵フィルターを装備するなどの改修が施されている。
アフリカ仕様のものはTROPと型番についているね。
今回のキットのものも、アフリカ仕様のもののようですな。
戦訓により新たな役割を得たBf110。
本格的な戦闘爆撃機となったE型を作ってみよう。
箱の中身を確認しよう
それでは箱の中身を確認。
丸いテープで封をされた箱を開けるとこんな感じに。
パーツの成型色は白だね。
大袋の中身はこんな感じ。
プラランナー3枚に、クリアーランナー1枚となっている。
見た感じはC型と変わらない気がするけど……。
E型用の新規パーツがEランナーとして追加されていますな。
- 熱帯向けの防塵吸気口フィルター
- 強化された大型のタイヤ
- 空気取り入れ口付きの機首
などが新たにセットされています。
このため一部C型用の部品が余剰となる。
付属デカールはこんな感じ。
こちらもC型同様、尾翼の鉤十字が付属しないので別個用意しよう。
C型では機首のマークを貼るのに苦労したけど……
こっちはノーズアートがないみたいだから、そんなに苦戦しなさそうだね。
目立つマークがないから見ている分にはちょっと寂しいけど。
紙媒体は説明書と申し込み用紙のようなもの。
後者は13年前のものだけど、今でも有効なのかは不明だ。
塗装図は2種類。
いずれも北アフリカに展開したドイツ空軍第26駆逐航空団所属のものですな。
一部塗り分けパターンと装備が異なる。
今回はとりあえず上のAパターンで塗ってみよう。
続きは次回!
今回はここまで。
次回から組み立てとなる。
……そういえばこのキット、筆者は2個持っていなかったっけ。
筆者は2個持っていますな。
……これは2個とも作るパターンじゃん。
とりあえず片方に絞って作ることになる。
筆者の気が変わらなければ、そのままもう1つも作ることになるだろう。
とりあえず、続きは次回ですな。