エアフィックスのBf110Eを作っていきましょう。
前回は部品を切り出して組み立て作業を一気に終えた。
今回は塗装とマーキングを行う。
筆者の作業に記事が追いついたみたいだね。
そのようですな。
なのでしばらく記事の更新頻度が落ちるかと。
作業に時間を割きたいので、さっさと再開だ。
塗装図の確認
本キットに収録された塗装は2種類。
いずれもアフリカ戦線に展開したドイツ空軍第26駆逐航空団所属機です。
一部部品の選択が必要なので、事前に選んでおく必要がありますな。
今回は上段のAパターンで進める。
Bパターンとの主な違いは胴体側面の塗り分けや識別用の白や黄色部分だ。
下地や識別用の塗装を塗る
手始めに下地から。
- 風防の下塗り→Mr.カラーのRLM02グレー
- 全体の下塗り→クレオスのMr.サーフェイサー1000
- 白い識別帯→ガイアノーツのサーフェイサーエヴォホワイト
- 黄色い識別帯→ガイアノーツのサーフェイサーエヴォホワイトを下地にMr.カラーのRLM04イエロー
といった感じに進めます。
塗装図Aパターンの下面図、主翼端を白く塗る指示が出ているものの何故か塗装図では白く塗られていない。
ここは塗装図Bを参考にした。
黄色の帯と白い帯の2種類があるからごっちゃにならないように注意だね。
それと乾燥待ちに
- 主脚→Mr.カラーのRLM02グレー
- タイヤ→Mr.カラーGXのウイノーブラック
- 爆弾→Mr.カラーのRLM70ブラックグリーン
と、小物類を塗っておこう。
下面の塗装
帯部分をマスキングしたら、下面色を塗る。
今回使ったのはMr.カラーのRLM78ライトブルー。
アフリカ戦線や地中海戦線など、主に熱帯方面に投入された機体に塗られていた色のようですな。
他のRLMライトブルー系塗料よりやや濃い色となっています。
上面色の塗装
下面のマスキングをしたら、今度は上面色。
Mr.カラーのRLM79サンドイエローを吹き付ける。
こっちも主に熱帯のドイツ軍機に塗られていた色だね。
上から迷彩をする機体もあったみたいだけど、今回はこれだけで。
エアブラシ塗装はこれで終了。
マスキングをはがすとこんな感じに。
砂色の上面色が、いかにも砂漠仕様って感じだね。
細かいところを筆塗りする
その後は各部筆塗り。
プロペラ部分は先ほども爆弾を塗る際に使用した、RLM70ブラックグリーンを使っています。
この機体、プロペラスピナー先端が赤く塗られているんだけど……
この時点では筆者が忘れている。
後で塗っておこう。
デカール貼りとちょっとしたトラブル
付属デカールはこんな感じ。
C型のときとは異なり、ノーズアートがないのでシンプルです。
その分曲面に大判デカールを貼ることがなくて楽なんですけどね。
ただデカールを貼り付け始めたとき、あることに気がついた。
下面のラジエーターパーツが左右入れ替わり、前後逆に取り付けてしまっていた。
あらら。
とりあえず彫刻刀の平刃やデザインナイフを使い、ラジエーターパーツを外します。
結構頑丈に接着されていたので、うまく外せず傷やヒビができてしまいましたな。
どっちにしろ塗装できていなかった部分が出てきたので、一部整形して塗装し直しだ。
軽く傷部分を修復後、再度下面色を吹きつけ。
これで大丈夫ですな。
……ラジエーターの上に貼り付けていたマークは?
粘着力が低下していたのか、ゴタゴタしているうちにはがれてしまった。
以前のイタリア軍仕様で作ったC型のものが余っているから、それを流用しよう。
今回の戦果
そんなこんなで他のデカールを貼り付け。
こんな感じになりました。
C型の2010年版同様、カルトグラフ製でないのかやや紙っぽくパリパリした材質でしたな。
本キットに鉤十字は付属しないので、英国のエクストラデカールから発売されている別売り品を使ってみた。
こちらは高品質な素材で問題なく貼り付けられた。
デカールが乾燥して馴染むまで時間がかかるので、今回はここまで。
次回は軽くウェザリングでもして完成予定だ。
続きは次回!