グリーンマックスから発売されていますNゲージキット、72系・73系を作っていきましょう。
前回は動力を組み込むための加工を施した。
ようやく4両全てが揃ったので、今回は塗装となる。
ようやく塗装に。
鉄道模型の塗装はいつも手こずっているように見えるけど……。
今回はまだ塗り分けの少ない車両なので大丈夫かと。
窓のHゴムやサッシの多い車両は大変ですが。
それでは作業を再開しよう。
何色にする?
この電車、路線によって色がたくさんあるみたいだね。
今回は最も標準的な塗装であるぶどう色2号で塗ってみましょう。
やはり旧型国電といえばあのチョコレート色です。
下地を塗る
まずは塗料の食いつきを良くするため、サーフェイサーを塗布。
クレオスの1000番でも吹いておきましょう。
最近ガンプラが続いてこれの消費が一気に進んだね。
筆者の手持ちには余裕があるから大丈夫だけど。
本体色を塗る
続いて本体色。
- 床下→Mr.カラーGXのウイノーブラック
- 屋根→グリーンマックス鉄道カラーのダークグレー
- ベンチレーター→ファルベのねずみ色
といった感じで吹き付けていきます。
ファルベ、あんまり見かけない色だね。
販売はF MODELS。
製造はビンの形からも想像できますとおりガイアノーツだそうです。
本当はグリーンマックスやガイアノーツのねずみ色を購入するつもりが、それらが在庫切れだったので代わりに導入したという。
その後は屋根をマスキングし、車体色を塗る。
使用したのはグリーンマックスの鉄道カラー、ぶどう色2号。
今回は先に屋根を塗ってからなんだ。
いつもは車体が先だった気がするけど。
雨どい部分の段差にテープを合わせるのが難しくてね。
今回は試しに屋根を先に塗った。
こっちの方が簡単に感じるので、次回以降は屋根が先になる可能性が高そうだ。
マスキングをはがすとこんな感じに。
モハやクモハは配線で凸凹しているので、多少塗装面が荒れていますな。
筆でレタッチだ。
幸い隠ぺい力の高い暗色なので色味も合わせやすい。
削り忘れたモハの手すりを削る
さて、以前
「筆者がモハの手すりを削り忘れた」
といったのは覚えているだろうか?
「あれは嘘だ」
じゃないの?
残念ながら真実。
そしてここでようやく筆者が気づいた。
今から処理をしよう。
72系・73系は片側4ドア。
キットでは車両の端に来る2ドア部分にそれぞれ手すりがモールドされています。
パンタグラフのない端側のドアにある手すりを削り落としましょう。
とりあえず削るとこんな感じに。
塗装面も削ってしまいます。
本当は塗装の前にやるべきだったという。
再度塗装をするとこんな感じに。
多少ガタ付いていますが、これで進めましょう。
実際は一発で決まらず、サフを何回も吹き付けて削るのを繰り返している。
ヤスリも粗いので削るほか、1000番以上の細かい番で磨くようなこともして微調整した。
筆で細かいところを塗り分ける
続いて細かいところを塗り分け。
まずは鉄道模型の難所であるHゴムの窓枠。
旧型国電はHゴム支持が少ないので楽ですな。
いつもならゴム部分は全面グレーに塗っている。
ただいまいちしっくり来なかったので、先に断面に当たる部分を黒で塗装。
その後表面をグレーで塗り分けてみた。
こっちのほうが引き締まって見えるかな?
今回の戦果
前面も塗り分け。
- 前照灯→Mr.カラーのシルバー
- 運行番号窓→タミヤエナメルのフラットホワイト
- テールライト→水性ホビーカラーのクリアーレッド
といった感じです。
本当は前面につくサボ(サインボード・行き先札)ステッカーがあると雰囲気が出るけど、ステッカーを手配できなかったので今回は省略。
今回はここまで。
次回はインレタを貼り付けるなどして完成に持ち込もう。
続きは次回!
この記事で作っているキット