グリーンマックスの着色済みNゲージキット、スロ54を進めていきます。
前回は車体と屋根を作った。
今回はその続きとなる。
一気に完成まで紹介する予定だ。
あらら、あっさりと。
筆者が幾つか画像を撮り忘れていたようで。
前回組んだスロフ62と並行していたのが原因だね。
屋根の隙間を埋める
さて前回は変なところで止めてしまったけど、これが原因。
屋根の長さが足りないのか、隙間が出来てしまった。
これはパテの出番だね。
成形色仕上げの予定だからあんまり使いたくないのが本音だけど。
とりあえずパテを盛って、屋根に合わせて削っていきます。
多少がたつきが残っているけど、下手にいじると余計なところまで傷がついたりするのでほどほどに。
後は上から屋根に近い灰色で塗装。
今回はファルベのねずみ色を使用。
初めてみる塗料だね。
鉄道模型向けのラッカー系塗料です。
ビンの形から何となく察せる通り、ガイアノーツが製造しているようです。
販売会社は東京にあるF MODELSだけどね。
床下機器を取り付ける
続いて床下機器を取り付けます。
屋根同様、ここもスロフ62と同じような構成です。
詳しくはスロフ62の記事で。
やはり床下機器が台車に干渉しないか確認するため、ここで台車を用意。
TR23の出番だ。
配置はこんな感じ。
台車回りの部品が干渉しないように・・・・・・。
その後はひっくり返してオモリを取り付ける。
オモリをセットした後、留め具を床に接着しよう。
いつもの流れですな。
マーキングを行う
今回はそのまま作業を続行する。
ここでインレタを貼り付けよう。
使用するのはグリーンマックスの寝台・グリーン車用。
そしてKATOのグリーン車マークですな。
スロ54は
- 32
- 2046
- 510
からの選択。
今回はスロ54-2046を選んだよ。
・・・・・・ところで、なんか番号がやたらと飛んでいるね。
どうやら客車には改造を受けたものがあり、それらは番台区分されているようです。
北海道向けの車両が500番台。
電気暖房を搭載したものが2000番台。
・・・・・・のようです。
軽く調べたところ、電気暖房搭載工事は1958年度から始まった模様。
主に東北本線系統の車両から着手されたようだ。
後で詳しく調べる必要がありそうだね。
車番を貼り付けた直後がこんな感じに。
まだグリーンマークがないですな。
確か筆者がグリーンマークを調達する直前に撮影したらしい。
この後貼っている。
クリアーコートと窓ガラス貼り付け
その後はクリアーを吹き付けてマークを保護します。
使用したのはMr.カラーのスーパークリアー半光沢。
やはり完成品系列に合わせる形にしている。
旧型客車は決まった編成で固定されているわけではないので、多少バラついていても問題ないようだけど。
そしてガラスパーツ取り付け。
以前のスロフ62同様、裏から貼り付けるだけ。
後は組み立てるだけ。
床と車体は細切れの両面テープで簡易的に留めています。
これでスロ54は完成だ。
以下ギャラリーとなる。
グリーンマックス 着色済みスロ54 完成!
うーむ。
グリーン車2両だけでは編成にはなりませんな。
他の車両と組み合わせる必要があるね。
スロ54はリクライニングシートを備えるなど従来のグリーン車とはいい意味で設備差があったので、俗に「特ロ」と呼ばれることもあったんだ。
対するスロフ62は設備面では遜色ないものの、改造によって編入された車両だったので特ロには含まないのだとか。
こちらは特ロに対して「並ロ」と呼ばれるようだね。
作ってみた感想のコーナー
本当はこの車両だけで着色済みキットは済ませるつもりだったというのがよくわかったよ。
ライト付きの妻面と長さの足りない屋根が気になるポイントといったところでしょうか。
着色済みキットなのですがパテで埋めたので、ここで塗装が必要になるという。
着色済みキットだからやはりグリーン帯の塗り分けが要らないのが最大の利点。
あとこの車両、完成見本を見た感じ窓サッシの塗り分けがないようなのでそこはスロフ62よりも簡単かな。
これでグリーン車だけ2両増えましたな。
今回はここまで。
他の客車が欲しくなるけど・・・・・・。
次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット