タコムより発売されていますマウスの試作2号車、マウスV2を作っていきましょう。
前回はサスペンションや転輪を組んだ。
今回は機動輪や誘導輪を組んで車体に取り付け。
そのまま車体装甲を合わせて箱組みしてしまおう。
今回はまあまあ順調そうな展開だね。
ここ最近アレな製品が連続していたので、感覚がイカれているだけですな。
ズリーニィとかウォシとか。
筆者の感覚がイカれている間に、在庫の難しそうなものをどんどん崩してしまおう。
それでは作戦を再開する。
機動輪と誘導輪の組み立て
手始めに前回組めなかった機動輪と誘導輪を。
転輪やサスペンションとは異なり、非常にシンプルな内容です。
サクッと組んでしまいましょう。
マウスは後輪駆動のようだね。
組むとこんな感じに。
誘導輪は左右対称。
機動輪は微妙に左右で取り付け部分が異なります。
足周りを組み込む
ここで先ほど組んだ車輪類の他、車体左右やそれらに付随する部品も用意します。
いよいよ組み込みですな。
足周りはかなり入り組んでいる上に、奥の方は後で筆やエアブラシの霧が入りにくい。
なので組む前にある程度エアブラシや筆で塗り分けてしまおう。
車体の裏側はMr.ブラックサーフェイサー1500。
車輪類はMr.マホガニーサーフェイサーでも塗っておこう。
足周りだけでなく、車体内部側も黒く塗りつぶし。
ここは後でエンジングリルを通して見えますからね。
とりあえずサスペンションとかを挟み込みセット。
これで難所は1つ終わったみたいだね。
ちなみに筆者はこの時点で側面装甲を両側とも接着してしまっているけど……
これだと後で前後の装甲を取り付けられなくなる。
よい子は真似しないように。
どうもサスペンションの位置をしっかり決めたくて、筆者は先に両側を接着してしまったようですな。
説明書では片側だけ接着。
上面や前後面の装甲を取り付けた後、もう片方の側面装甲を取り付けるようになっています。
車体上面の組み立て
車体上部に移りましょう。
まずは上面装甲。
裏側からやることがあるので、まずはそちらを進めます。
まずは指示されたところに穴あけ。
凹みがいくつかあるけど、今回のキットで指示されたのは4箇所。
間違えないように。
穴あけ指示は1.3mmと中途半端。
筆者は手持ちにないから、1.0mmで開けてから適当にグリグリ広げて合わせているよ。
続いてエッチング製のエンジングリルを取り付け。
太枠部分を中心にゼリー状の瞬間接着剤を点付け。
そのまま接着してしまいます。
そういえばわざわざ片側の吸気口だけ別パーツだね。
どうも試作1号車と2号車で開口部のパターンが異なるようです。
パーツ自体もそれを意識してか砲塔と同じランナーに入っていますな。
エッチングパーツ取り付けと穴あけを済ませましたら、外側のパーツを用意します。
上面には後部面の装甲も取り付けますので、一緒に用意しましょう。
試作車だけあって工具パーツ類は一切ついていないね。
この辺りは簡単に……。
組み立てるとこんな感じに。
跳弾板は最初から溶接跡も再現されていますな。
後部装甲は燃料タンクを取り付けるための穴を開ける。
ここも指示が1.6mmと中途半端だ。
筆者は1.5mmで開けている。
それと周りにある突起も一部切り落とす。
筆者は指示を見落としたからか、ここではまだ切り落としていないけどね。
前面装甲の組み立て
さらに前面装甲。
ここは横長のハッチを取り付けます。
裏側も再現されていますが……
今回は閉めた状態にするので雑でも大丈夫でしょう。
横長のハッチは操縦手と通信手が共用する。
車体の大きさの割りに内部はかなり狭いとのこと。
組み立てるとこんな感じに。
本当はライトも取り付けるみたいだけど……
ここでつけると作業中に折れそうだったから後回し。
その後は車体上部パーツを下部に取り付け。
先ほど述べたとおり、先に両側面を取り付けてしまうと前後パーツの突起が引っかかって取り付けられません。
筆者は一度側面を外したり、後面装甲を曲げながら何とか取り付けましたが。
突起のほかにも接着面が凸凹なっているけど、これは溶接面。
溶接箇所に沿って合わせ目ができる。
今回の戦果
一部トラブルはありましたが、なんとか車体が形になりました。
前後幅はかなり広いんだけど、左右はかなり狭いね。
鉄道輸送を考慮した結果、従来の重戦車とそんなに変わらない左右幅になっていると聞いたようなきがします。
ついでに別パーツになっている履帯前面の装甲もここで接着。
これで今回は中断としよう。
次回はもう1つの難所、履帯の組み立てになるだろう。
続きは次回！
この記事で作っているキット
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