タミヤのパンターA(パンサー中戦車)を組み立てていきます。
前回はツィンメリットコーティングを施した。
今回は残りの部品を組み立てて塗装直前まで進めよう。
だんだん2021年の終わりが近づいてきたね。
そういえば今月はあちこちで「今年買って良かった物」とかを取り上げている人をよく見かけるね。
筆者は何かあるのかな?
○○のプラモデルもしくは○○の鉄道模型
理由:カッコよかったから
……になりそうなのですが。
道具もあまり購入していないような気がするね。
強いて言うならシゲマツの防毒マスクぐらいかな。
程よい値段と臭気のシャットダウンが出来て筆者はかなり気に入っているみたいだ。
以上、筆者の考える「2021年に買ってよかったもの」のコーナーでした。
来年も、お楽しみに~。
勝手に記事を終わらせるんじゃない。
足回りの組み立て
まずはは足回りを作っていく。
最初は誘導輪の加工をしてみよう。
説明書の指示通り、歯を削り取る。
パンターって誘導輪に歯なんて付いていたっけ。
パンターは前輪駆動方式だ。
ただこのキットは元がモーターライズ製品で、容積の都合から模型では後輪駆動になっていた様子。
今回のキットはディスプレイキットなので、実車に無い誘導輪の歯は切り落としてしまおう。
パンターの前面は傾斜装甲ですからね。
当時の技術とかでは動力は入りにくそうですな。
続いて転輪や起動輪。
起動輪は内部に、転輪は外側からキャップパーツをセットする。
ここも元がモーターライズの都合か、取り付け軸が太いものと細いものがあるね。
転輪もそれに合わせて軸形が2種類あるので注意。
起動輪の取り付け軸はこんな感じ。
軸のC10は接着しない指示が出ているけど、ストッパーなどが無いため車体内側に押し込むとそのまま中に入ってしまう。
なのでここは外側から接着。
少々強度面で不安に見えますな。
後で新造するかもしれません。
車輪類を取り付けるとこんな感じに。
更にパンターらしさが増してきたね。
そういえばシュルツェン架がこのキットは付属していないんだね。
これも古い製品ゆえに省略されたのかもしれません。
模型としては、後で足回りの部品を外す際に引っ掛けて破損させる心配がないのがうれしいですが。
履帯の取り付け
続いて履帯。
キット付属のものはポリ製。
4本のピンを熱したマイナスドライバー等で潰して焼止めしよう。
そのままだと浮いてしまいますな。
ポリ製なのでそのままだと塗装や接着もできません。
塗装の際にガイアノーツのプライマーでも塗っておきましょう。
これで足回りの組み立ては終わりだね。
細かい装備の組み立て
残る車体上部の装備品を取り付けていく。
前面に装備されているトラベリングロックはリング部分のジョイントが焼止め式。
これでリングを開閉させることが出来る。
ただどうも筆者はここを一旦間違えて切断してしまったため、強度が不足。
可動は諦めて接着しているようです。
そういえばこのキット、ペリスコープ類は一切再現されていなくてすっからかんのようだね。
やはり古いキットですからね。
気になる人は余剰パーツや別売りパーツを持ってきてディティールアップするのもよいかと。
続いて後部。
まずはエンジン点検ハッチの取っ手を真鍮線で自作して追加・交換している。
それとその後部の丸い穴。
キットでは単なる穴だったので、以前ティーガーII(キングタイガー)を作った際に余ったメッシュを内側から貼り付けてディティールアップしている。
このメッシュも車体上下を合わせる前に取り付けたほうが良かったですね。
そういえば、今回は珍しく完全プラパーツのロープをそのまま搭載しているね。
プラパーツなので曲げるのが難しいのが難点ですね。
力の加減を間違えると折れたりしますし。
ただ糸パーツを比べて毛羽立ちが無いのが魅力。
特に90年代のキットはタコ糸で再現していたから、毛羽立ちが目立つ弱点があった。
最近のキットは素材が変わったからか、糸でありながら毛羽立ちが出にくいけどね。
真っ直ぐになりそうな部分も、少しだけ曲げてウネウネさせておくと自然に見えるかな。
今回の戦果
これで組み立ては完了。
古いキットではあるがパンターの特徴をよくとらえている。
履帯をがややきつめですかな。
先ほどの起動輪軸が引っ張られて折れそうになっていたりします。
後で取り替えたほうがよさそうかな?
今回は使わなかったど、キットには車長と操縦手も付属。
やはり古いからかディティール面はあっさりしている。
操縦手の下半身は付属するもののキットでは不要部品だ。
気になる人は現行の戦車兵たちに取り替えるのもありですな。
今回はここまで。
次回は塗装作業に入る予定だ。
お楽しみに~。
この記事で作っているキット
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