タミヤのキューベルワーゲンを作っていきましょう。
前回は細かい部分を作り、全体の組み立てを終えた。
今回は塗装やマーキング作業といこう。
元日から一週間が経過。
さすがにもう正月気分は抜けているかな?
筆者はまた何かポチろうとしています。
この前購入してきたばっかりなのに。
今月失効の楽天ポイントがあるようだ。
とりあえず、新しいものをポチられる前にキューベルワーゲンを進めよう。
塗装図の確認
このキットに収録されている塗装は5種類。
3種類は説明書内に。
2種類は箱の側面に描かれている。
箱側面にあるのはこの90年代製品によくある感じというか。
今回はボックスアートと同じダークイエロー地にグリーンの迷彩が描かれた
「第667突撃砲旅団所属車輌」
で作ってみましょう。
下塗り
とりあえず下塗りですな。
車輌本体はクレオスのマホガニー色サーフェイサーを。
兵士はガイアノーツのホワイトサーフェイサーを塗ります。
兵士は一旦ここで置いておく。
先に車輌から塗り進めていこう。
車体を塗る
車輌のベース色はダークイエロー。
ガイアカラーのダークイエロー2を塗布します。
タイヤやキャンバス地は後で筆塗りをするので、色を乗せなくても大丈夫です。
グリーンは同じくガイアカラーのオリーブグリーン。
気持ち薄めに調整して、帯状になるよう吹き付けていくよ。
ちょっと薄すぎたかな?
濃いと粒子状に飛び散りやすいから注意だ。
キューベルワーゲンは車体が小さいから、いつもより塗料を薄めて細く描いている。
ここでエアブラシ塗装は終了だ。
マーキング作業
部分塗装もしたいところですが、先にマーキング。
キット付属のデカールはこんな感じです。
各部隊のマークも収録。
なんか他のキットにも流用できそう。
貼り付けるとこんな感じに。
キューベルワーゲンの車体は全体に補強用のリブが入っている。
デカールもリブによる凹凸面に貼ることになるので、マークセッター・ソフターなどの軟化剤はほしいところ。
筆で細かいところを塗り分ける
オープントップのソフトスキン車輌では塗り分けの多い筆塗り。
- タイヤ→水性ホビーカラーのタイヤブラック
- キャンバス地→タミヤアクリルのカーキ
- ハンドル→タミヤアクリルのフラットブラック
- 床面・幌の留め具→タミヤアクリルのフラットアース
- スコップの柄→タミヤアクリルのバフ
- スコップ→水性ホビーカラーのメタルブラック
などで塗り分けていきましょう。
スノコ状の床面が少し塗り分けにくいかな?
そこはドライブラシ感覚で凸部分に擦り付けるように塗っています。
はみでたものは後でスミ入れして隠してしまいます。
兵士は一旦置いといて……
とはいったものの、置きすぎたので肌の下塗りを忘れていた。
急遽ガイアノーツのノーツフレッシュ・ピンクを筆塗りしている。
今回は手袋も装着していないので、顔だけでなく手を塗るのも忘れずに。
ここまでの状態でこんな感じに。
タイヤは一度ここで接着してしまいます。
ようやくそれらしくなってきたかな。
兵士の塗装
今回は余裕があるので、そのまま兵士の塗装を済ませてしまう。
まずは顔をタミヤエナメルの各種で塗ってしまう。
この辺りは過去記事で方法をまとめたのでそちらを参考にしていただければ。
顔など肌部分を塗り終わったら、服装を塗っていく。
ドイツ軍兵士の軍服は基本的にグリーン系のグレー。
タミヤアクリルのフィールドグレイを筆塗りし、その後各部別の色を塗り分けていく。
今回は新しい試みとして、下に一旦Mr.カラーのフィールドグレー2を塗っています。
アクリル塗料だけでは色が透けやすかったので・・・・・・。
各部の使用塗料は基本的に説明書と同じ。
ただ靴はフラットブラウンのアクリル塗料がなかったから、タミヤアクリルのレッドブラウンで代用しているよ。
今回の戦果
そしてすみ入れとドライブラシ。
この辺りも先ほどの過去記事の後編で解説しているので、そちらを参考にしてもらえると幸いだ。
筆者がいつも作る兵隊さんだ。
今回はここまで。
次回は車輌をウェザリングして完成予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット
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