タミヤ 1/35 ヤークトパンター(後期型) 製作記①

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戦車・装甲車等製作記
レーナ
レーナ

模型大隊戦闘日誌、始まるよ!

アドルフ
アドルフ

途中中断もありましたが、前回は無事ハセガワのティーガーII(ラインの虎)が完成しましたな。

今回はこの流れだと新しいものを作ることになりそうですが……。

ヴァルダ
ヴァルダ

完成したティーガーIIに引き続き、戦車模型を作っていこう。

今回はまだ紹介段階だけどね。

レーナ
レーナ

ここ最近戦車模型は勢いが落ちていたけど、少し盛り返してきたかな。

アドルフ
アドルフ

戦車に航空機にガンプラに鉄道車両に……

あちこち忙しいですな。

レーナ
レーナ

……そういえばこの記事で通算1000記事目みたいだね。

なにかやらないの?

アドルフ
アドルフ

筆者が

「特に思いつかないのでいつも通り」

などと供述しており……。

 

 

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今回のお題 タミヤ 1/35 ヤークトパンター(後期型)

ヴァルダ
ヴァルダ

今回作るのはこちら。

タミヤMMシリーズより

ヤークトパンター(後期型)だ。

商品名は「ドイツ駆逐戦車ヤークトパンサー(後期型)」

ここではヤークトパンターで統一する。

レーナ
レーナ

あっ、ロンメル襲撃砲戦車だ。

アドルフ
アドルフ

それはかつてタミヤが発売していた旧製品につけられていた名前ですな。

 

 

ヤークトパンターとは?

ヴァルダ
ヴァルダ

これは第二次世界大戦期にドイツ軍が開発した駆逐戦車だ。

名前の通りパンターがベースとなっている。

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レーナ
レーナ

駆逐戦車に関しては今まで何個も作ってきたね。

ヤークトパンターは今回初めてだけど。

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ヴァルダ
ヴァルダ

1942年の秋ごろ、ドイツの陸軍兵器局は当時開発を進めていた新型中戦車パンターをベースに8.8cm砲を搭載した駆逐戦車の開発を提案した。

その原型となったパンターが始めて実戦投入されるのは約1年後となる1943年夏のツィタデレ作戦だけどね。

アドルフ
アドルフ

1942年の段階ですと、春~夏ごろにMAN社とダイムラー・ベンツが正式採用を争い、最終的にMAN社案の採用が決定した辺りですな。

まだ試作中というか。

ヴァルダ
ヴァルダ

当初はクルップ社が開発を担当する予定だったけど、諸事情でダイムラーベンツ社に移管。

ダイムラー・ベンツは当事開発中だったパンターIIをベースにしてヤークトパンターを設計していたが、パンターIIが開発中止になったため従来のパンターをベースに設計を変更。

この設計を元にMIAG社でヤークトパンターの試作車が製造、量産が開始される。

レーナ
レーナ

なんか開発・製造担当が二転三転と……。

アドルフ
アドルフ

そういえばパンターはティーガー同様、当初はパンターIとパンターIIの二本立てになる予定でしたな。

「パンターIIの要素をパンターIに統合し、改良したパンターIに絞ったほうが現実的」

ということで開発中止になったという。

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レーナ
レーナ

それで登場したのがパンターG型だったね。

ヴァルダ
ヴァルダ

ヤークトパンターは1944年1月ごろから量産開始。

しかし度重なる空襲や労働力不足、更に駆動関連の改良を行いながら生産していたので、月ごとの生産数は少なめ。

MIAG社に加えてMNH社やMBA社なども生産に加わるもののなかなか増産は出来ず、最終的に1945年4月までに約415輌ほどの生産に終わった。

レーナ
レーナ

そういえば今回のこのキット、後期型と書かれているけど……。

ヴァルダ
ヴァルダ

初期型と後期型の主な違いは主砲根元の防盾カラー部分

  • 初期型は小型のもので、車内側からリベット接合する方式となっている
  • 後期型は大型のもので、車外からボルト留めされている

これにより整備のときの取り外しが楽になっているとのこと。

 

アドルフ
アドルフ

近年では他にもG1型、G2型という分類もあるようですな。

  • G1型→機関室上面がパンターA型に準じたもの
  • G2型→機関室上面がパンターG型に準じたもの

機関室の長さの違いから、戦闘室後部装甲の角度が異なるのが特徴だとか。

レーナ
レーナ

今回のキットは1996年5月発売と、少し前の製品だからその辺りはない感じかな?

ヴァルダ
ヴァルダ

最良の戦車と呼ばれたパンターをベースにした最良の駆逐戦車、ヤークトパンター。

タミヤMMシリーズにラインナップされている、大型防盾カラーを備えた後期型を作ってみよう。

 

 

箱の中身を確認する

ヴァルダ
ヴァルダ

箱の中身はこんな感じ。

他のタミヤMMシリーズにある後期のドイツ軍戦車キット同様、サンドイエローの成型色が特徴的だね。

ヴァルダ
ヴァルダ

まずはプラパーツから。

基本的には先行して発売したパンターG型と同様。

形の異なる車体上部や主砲周りが新規パーツとして付属する。

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レーナ
レーナ

パンターG型用の部品もいくつか見えるね。

防盾とかは使わないから、余剰パーツ行きに。

ヴァルダ
ヴァルダ

その他パーツ。

  • 履帯
  • ワイヤー
  • ポリキャップ
  • デカール

などなど。

履帯は接着・塗装が可能なベルト式だ。

アドルフ
アドルフ

別売り品として、組み立て接着式の履帯もありますな。

先ほどのプラランナーにあった、黒い履帯ランナーが複数枚セットされています。

ヴァルダ
ヴァルダ

紙媒体は

  • 説明書
  • 塗装図
  • Tech Tips!

の3枚。

いつものメンツだ。

ヴァルダ
ヴァルダ

塗装は2種類。

ただ車番選択式のものもあるので、実質3種類だ。

  • 所属不明車輌(121号車)
  • 第560重駆逐戦車大隊所属車(131号車・102号車)

今回はボックスアートと同じ、所属不明の121号車で作る予定。

アドルフ
アドルフ

見た感じ末期のグリーンベース塗装の車輌のようですな。

 

 

次回、製作開始!

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はここまで。

組み立ては次回から開始だ。

レーナ
レーナ

さっきの履帯といい、このキットはオプションパーツも充実しているみたいだね。

何か使うのかな?

アドルフ
アドルフ

今回はとりあえずこのエッチンググリルセットのみ追加する予定です。

「パンサーG型用」

と書かれていますが、このヤークトパンターにも問題なく使用可能です。

ヴァルダ
ヴァルダ

それではどうなるか、次回以降のお楽しみに。

 

この記事で紹介しているキット

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