タミヤのIII号戦車L型を作っていきます。
前回はパーツの確認を行った。
今回は早速組み立てに入る。
主に足回りの組み立てになる予定だ。
何か本格的に暑くなってきたね。
少し前は暑くなったと思ったら冷え込んだりしていましたが……。
体調を崩さないように注意だ。
それでは作戦を開始する。
まずは合わせ目消し
まずは合わせ目が出来る部分を貼り合わせていきましょう。
主に主砲周りですな。
III号戦車L型の特徴である60口径5cm砲も真っ二つ。
左右でずれて段差が出来ないように注意しつつ接着しよう。
合わせ目消しについては過去記事参照だよ。
車体下部の組み立て
乾燥待ちにまずは車体下部、足周りから組み立てていきましょう。
パーツはご覧の通りです。
機動輪基部の最終減速器カバー内にポリキャップを組み込み忘れないように……。
見た感じIII号突撃砲G型やIII号戦車N型とほぼ同一だね。
ただしタミヤのキットではIII号突撃砲B型のみ設計が異なる。
これは可動式のサスペンションを採用したためだ。
タミヤのキットはほとんどが後期の車輌なんだね。
やっぱり金型流用の都合なのかな。
足回りの側面には脱出用ハッチを接着する。
キットに施された凸モールドを参考に位置決めしよう。
このハッチはL型の途中で廃止されたようですな。
キットでは「取り付けられていない車輌もありました」と任意になっています。
塗装図では全ての車輌で描かれていますが。
こんな小さいハッチでうまく機能したのかな?
使いづらそうですな。
本来脱出ハッチは車体底面に装備するのが理想なのですが……
III号戦車は車体底面をトーションバーが貫通しているため、このように左右に取り付ける形になっています。
脱出できるようにするよりは、そもそも倒されないようにするのが重要なのだろう。
後の戦車では対弾性を重視したのか、車体側面にハッチを装備したのものは少ない。
ポルシェティーガーなんかも、試作段階では車体横にハッチがありましたが実戦投入されたものは廃止されていましたね。
足回りを全て組み立てるとこんな感じに。
ここではいままでに何度もIII号シリーズを組んでいるので、お馴染みの姿ですな。
車輪の組み立て
車輪類も他のタミヤ製III号シリーズと同じもの。
転輪は2枚重ねの間を陰色で塗りつぶしたいので、いったん保留。
機動輪、誘導輪、上部転輪だけ先に組み立てる。
ここはポリキャップ類は組み込まないで、単純に2枚重ねにするだけだね。
今回の戦果
後部はマフラーは排気口を取り付けます。
排気口も転輪同様、陰色を内部に塗るためここではまだ接着しません。
マフラーの排気管部分、後期では防熱・防塵目的で整流板が取り付けられていたようだ。
今まで作ったキットだと、タコムのM7偽装車に取り付けられていたね。
見た感じタミヤのはIII号突撃砲G型含め、整流板は装備されていない形式を再現しているようだね。
今回は少し短いけどここまで。
先に奥まった部分に陰色を塗りたいので、次回は一度車体上部の組み立てに飛ぶ予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット
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