タミヤMMシリーズのM4シャーマン(初期型)を組んでいきましょう。
前回は足周りを組み立てた。
今回は車体上部を組んでいく。
急に冷え込んできたみたいだね。
あまり実感がありませんでしたが、すでに11月の半ばに差し掛かりましたな。
換気のための窓開けに抵抗を覚える季節です。
筆者の製作速度に影響が出そうだ。
とりあえず作業を再開しよう。
車体上部の組み立て
手始めに、車体上部基部に各エンジンデッキのパネルを貼り付けていきます。
基部はランナーから切り離されていますが、右側にゲート跡がありますな。
忘れずに整形しておきましょう。
パネル部分が別パーツ化されているね。
これは他のシャーマンシリーズの初期型車体も再現できるように、ってことかな?
ただM4A1は鋳造車体ですし、M4A4は延長された車体なので……。
とりあえずパネル類を取り付けるとこんな感じになります。
無印M4のエンジンデッキはハッチ類が前後に開くのが特徴ですな。
参考までにM4A3E8イージーエイトを。
M4A3は格子状の大型ハッチが左右に開くのがポイントだね。
ついでにシャーマン・ファイアフライVCも。
ファイアフライVCは元々M4A4だ。
無印M4同様ハッチは前後に開くタイプだけど、砲塔根元側のディティールが異なる。
トラベリングロックは17ポンド砲に換装したファイアフライになってから追加されたものっぽいけどね。
こうなるとM4A1やM4A2も欲しくなるんだよね。
筆者の部屋にありましたかな……。
細かい装備の取り付け
さらに細かい装備類を取り付けます。
工具類は旧製品からの流用品。
排気管や操縦手用の小型ハッチとかは今回のキットで新規付属するものですな。
ここで改造したのは2点。
- 機銃の銃口がまっ平らだったので、0.5mm径ピンバイスで凹みをつける
- ハッチの取っ手が板状だったので、切り取り0.5mm径の真鍮線に置き換え
といったところ。
ハッチは開閉選択式。
開けた状態にする場合は、真鍮線を取り付ける穴を裏側まで貫通させないようにしよう。
というか、ハッチを開けた状態にするなら置き換えなくて大丈夫だね。
外から見えなくなるし。
とりあえずここまででこんな感じに。
初期型車体の特徴である操縦手・副操縦手用の小型ハッチや、それらの前にある張り出しも再現されていますな。
ライト類の周りには保護用のライトガードがあるね。
実物はもっと薄っぺらいみたいだけど、旧製品のパーツだしプラ製では少し厚めになっている感じ。
ライトガードは他社から改造パーツが幾つか発売されているようだ。
厚みが気になる人は交換してもいいだろう。
今回は使いませんが、ハッチを開けた状態にすることでアメリカ軍兵士の操縦手らを搭乗させることができます。
使う場合は内側から台座をセットしておきましょう。
今回の戦果
内側から取り付けるものがないので、そのまま車体上部を下部に接着してしまう。
これで車体はだいたい形になった。
一昔前のタミヤ製品らしく、車体上部の裏側がスカスカで履帯が見えますな。
ひっくり返すと逆に下から車内が見えるというやつです。
外からはわからないので今回はそのまま進めますが、気になる人はプラ板とかで塞いでおくと良さそうです。
イージーエイトなんかは2010年代の新しい製品だったから、ちゃんと車体上部の裏側は塞がっているんだよね。
この辺時代を感じるというか。
今回はここまで。
次回は砲塔やその他装備を組みことになるだろう。
続きは次回!
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