タミヤMMシリーズより、8輪の装甲車Sd.Kfz.232を作っていきましょう。
前回は車体を組み立てた。
今回は残る砲塔やフレームアンテナ、兵士を組んで全体の組み立て作業を終えよう。
今月ももう真ん中だよ。
今月は先月よりは順調に進んでいますな。
作業は順調に進んでいるけど、積みも順調に増えているんだけどね。
積みを減らすべく、今回も作業を開始しよう。
砲塔の組み立て
砲塔はこんな感じの構成です。
主砲の20mm機関砲は金属砲身が付属します。
旧製品用のプラ砲身も余剰パーツ扱いで付属しますが。
せっかくなので今回は金属砲身を使いましょう。
同軸装備されている7.92mm機銃も新規パーツだね。
こっちも旧製品用の部品が付属したり。
組み立てるとこんな感じに。
機関砲類は塗装に備えてここではまだ接着していません。
20mm砲と機銃を同軸装備。
これは他のドイツ軍装甲偵察車両でもよく見かける構成だ。
砲塔に乗せるとこんな感じに。
アンテナの接続部分が目立ちますな。
次はアンテナ組み立てだね。
フレームアンテナの組み立て
Sd.Kfz.231と232の大きな違いであるフレームアンテナ。
ついでに車間表示ポールもここで取り付けてしまいます。
どれも細い部品だね。
折れないように……。
アンテナは車体後部に接着固定。
砲塔上部には差し込むだけで接着はしません。
砲塔の回転を妨げない設計になっているんだね。
それと、ここで前回も使ったエッチングパーツ1番を車体クラッペ各所に接着する。
塗装図C、Dを選んだ場合は砲塔にもエッチングパーツを接着しよう。
説明書を頼りに取り付けますが……
タミヤにしては珍しく、接着指示図が曖昧です。
ボックスアートや完成品画像も参考にするといいでしょう。
兵士の組み立て
続いて兵士。
余剰パーツ扱いのベレー帽兵士の他、新規追加されたドイツアフリカ軍団兵が2体付属します。
せっかくアフリカ戦線の車輌なので、今回はこれを使いましょう。
ベレー帽兵士は大戦初期のだから、今回のキットの車輌とはどれも合わないんだよね。
組み立てるとこんな感じに。
半身像の兵士は砲塔とうまく合うように、腕の角度を微調整しながら組んでいきます。
全身像のはブーツの底を切り欠いて小加工していますな。
塗装に備えて、全身像のは帽子や双眼鏡を接着せずに進める。
全部接着すると顔の塗り分けが難しくなるからね。
今回の戦果
そんなこんなで全ての部品が揃いました。
「重」装甲車だけあって、装輪式車輌なのに軽~中戦車と同じくらいの大きさですな。
旧製品の金型を使いまわしているからか、荷物類が大量に余る。
各自の判断で説明書に指示された装備と入れ替えてもいいだろう。
筆者も追加で荷物を乗せようかと考えたみたいだけど……
すでに乗せる場所がなかった&思いつかなかったみたいだね。
今回はここまで。
次回は塗装作業に入る予定だ。
続きは次回!
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