タミヤMMシリーズより、20mm4連装高射機関砲38型を組み立てていきます。
前回は機関砲本体を組んだ途中で止まってしまった。
今回は全体を組み立て終えて、そのまま塗装に入る予定だ。
いい感じに進んでいるね。
そういえば今月ももうおしまいに近いかな?
おそらく今作っているこれが今月最後の完成品になりますな。
詳しくはまた月末にでもまとめよう。
各装備を組み立てていく
このキットは射撃形体と運搬形態の選択式となっているんだ。
運搬形体にする場合は、このステップE12パーツを切り取って再接着する。
今回筆者は射撃形体にするため、そのままで進よう。
このほか、一部パーツの接着位置を変えたり、選択式の部品があるようだね。
機関砲左右に装備された防盾。
裏側の見える部分に押し出しピン跡が多数あります。
ここはパテで埋めて……。
あらかじめ埋めてあったから、ここは削るだけ。
予備弾倉ラックも押し出しピン跡有り。
筆者は埋めているけど、ここは組み立てるとパーツの死角に入り、ほとんど見えなくなる。
なので無視しても大丈夫そうだね。
次回作るときや、これを装備した他の関連車輌を作るときに参考にしよう。
座席なども組み立ててこんな感じに。
ここで一旦本体の組み立てはストップします。
今だから射撃形体で組み立てると決めているけど、組み立て中はまだ決まっていなかったんだ。
なのでこの選択の余地がある状態で他の部分を進めていこう。
射撃台の組み立て
射撃台はこんな感じ。
戦車の砲塔同様、中央の穴に本体をはめ込んで旋回させることが出来るんだ。
Sd.Ah.52トレーラーの組み立て
本体側はあらかた組み終わったので、ここで輸送に使うトレーラーを組み立てる。
ベースのA2パーツは特に目立つパーティングラインが側面に付いているので、しっかり処理する。
タイヤ部分は可動式のようですな。
接着剤の流し込み過ぎに注意です。
組み立てるとこんな感じ。
サスペンションであるA16、A17パーツの裏側には押し出しピン跡があるけど、これは外から見えないので処理しなくて大丈夫。
代わりにタイヤの回転部分であるA19パーツはピン跡が3つほどあり目立つので、処理しています。
タイヤ自体は塗り分けのため、完成直前まで接着しません。
保留にしていた各部品をここで射撃形体で組み立て。
これで組み立て作業は終了だ。
今回はおまけの雑具箱3つも添える感じで用意。
射撃形体だからトレーラーも添えるだけになっているね。
今回はこのまま塗装作業も行ってしまおう。
サクッと塗装を済ませる
パテやらパーティングライン処理やらで激しく削った本キット。
まずはクレオスの1000番サーフェイサーで傷や凹みを確認します。
実は完全には凹みが消えていなかったりする。
ただつや消しにするとほとんど見えないので、このまま進める。
続いて陰色。
こちらはガイアカラーのブラックサフを使用。
そして本体の塗装。
キットには特に厳密な塗装の指定はなく、ドイツ軍兵器の塗装の沿革について書かれていたよ。
- 1943年2月の通達以前はアフリカ向けがダークイエロー。
- それ以外はジャーマングレーの塗装が基本。
- 通達以後はダークイエローが基本。
- いずれも冬季になると白い塗料で応急的に冬季迷彩。
……というやつですな。
古いキットなのでこの辺りも大雑把な感じだ。
今回は本体をジャーマングレーで進めていく。
- 本体色→タミヤラッカーのジャーマングレー
- 機関砲→Mr.カラーの黒鉄色
- タイヤ→水性ホビーカラーのタイヤブラック
で塗っている。
今回の戦果
塗装後、各部を組み合わせるとこんな感じに。
それらしくなってきましたな。
今回はここまでにしておこう。
次回細かい塗装や軽い汚しを加えて、完成とする。
……照準器が見当たりませんな。
サフを吹いている最中に固定の仕方が悪かったらしく、クリップが弾いてしまった。
見つけ次第合流させよう。
続きは次回!
この記事で作っているキット
↓タミヤの公式オンラインショップはこちら↓