タミヤイタレリ 重装甲車Sd.Kfz.234/1 製作記①

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戦車・装甲車等製作記
レーナ
レーナ

模型大隊戦闘日誌、始まるよ!

アドルフ
アドルフ

前回は筆者が10年近く放置していた、ホビーボスのトルディIIaを完成させました。

今回は・・・・・・。

ヴァルダ
ヴァルダ

AFVキットを作る。

ただし今回は放置品ではなく、先日仕入れたものを作ろう。

アドルフ
アドルフ

最近大量に仕入れていましたからね。

レーナ
レーナ

なんかポチりまくっていたよね。

ヴァルダ
ヴァルダ

おかげでせっかく崩した積みが元通りだ。

 

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今回のお題 タミヤイタレリ ドイツ軍重装甲車Sd.Kfz.234/1(2cm砲搭載型)

ヴァルダ
ヴァルダ

今回作るのはこちら

タミヤイタレリシリーズより

Sd.Kfz.234/1だ。

正式な商品名はドイツ重装甲車Sd.Kfz.234/1(2cm砲搭載型)

レーナ
レーナ

久々のタミヤイタレリ。

セモベンテ以来かな?

【2021年10月】タミヤイタレリ セモベンテM42 da75/34(ドイツ軍仕様) 製作記①【新製品】
レーナ 模型大隊戦闘日誌、始まるよ! アドルフ 現在筆者が開催中のハセガワA帯日本機祭り。 その2弾として、雷電二一型が完成しました。 今回も引き続き航空機を・・・・・・。 ヴァルダ そうしたいし、既に航空機が1機進んでいるけど・・・・・・...
アドルフ
アドルフ

この装甲車は最初2015年に発売されたものですね。

それが先日再販されたという。

ヴァルダ
ヴァルダ

タミヤイタレリシリーズは限定生産品だと思っていたけど、どうも近年は時々再販されているようだね。

今回は同時にイタリアのCM508コロニアーレも再販されている。

こちらも筆者が確保していたね。

 

 

Sd.Kfz.234/1とは?

ヴァルダ
ヴァルダ

Sd.Kfz.234装甲車は第二次世界大戦後期の1943年末から生産されたドイツ軍の8輪装甲車だ。

レーナ
レーナ

愛称がないから名前が覚えにくいんだよね。

アドルフ
アドルフ

Sd.Kfzは特殊車輌といったような意味ですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

元々ドイツ軍は6輪や8輪の装甲車としてSd.Kfz231系列を使用していた。

今回の234はそれらの後継として開発されたものとなっている。

当初は冷却水の入手が難しい熱帯地方(アフリカ戦線)向けを意識していたらしく、チェコのタトラ社製の空冷式ディーゼルエンジンを搭載しているのが特徴だ。

アドルフ
アドルフ

しかしアフリカ戦線は1943年5月に終わっていますな。

ヴァルダ
ヴァルダ

なので1943年末に生産開始された本車は間に合っていない。

また他の装甲車やハーフトラック同様、特殊車輌番号の後ろに/と数字で区分がされており、それで装備や用途が区別されていた。

今回作るのは「/1」

これはオープントップ式の砲塔に2cm砲を装備した偵察車型となっている。

/1とはなっているものの、方針の転換により2番目の派生種だったりする。

アドルフ
アドルフ

逆に「/2」が最初に生産されたようですな。

こちらは5cm砲を装備した密閉型砲塔を搭載。

正式名称ではありませんが、プーマの愛称で知られていますね。

レーナ
レーナ

なんか戦車みたい。

アドルフ
アドルフ

このプーマの砲塔、元々は偵察戦車Vk16.02レオパルトに使われるはずだったそうです。

この戦車が開発中止になった後、Sd.Kfz234に流用されたという。

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ヴァルダ
ヴァルダ

その後も装備違いや現地での改修を受けて、幾つかバリエーションがある。

今回はそんな個性的な面々の中、当初の予定であった2cm砲搭載型を作ってみよう。

 

中身を確認する

ヴァルダ
ヴァルダ

それでは箱の中身を見ていこう。

タミヤ製の部品とイタレリ製の部品で分かれてパッケージされている。

レーナ
レーナ

・・・・・・なんか不自然に分かれているパーツがあるね。

アドルフ
アドルフ

「B38はこのパーツをお使いください」

と同封の紙に書いてありますな。

ヴァルダ
ヴァルダ

どうもアップデート前のパーツとアップデート後のパーツが入っているようだね。

ヴァルダ
ヴァルダ

まずは車輌本体のイタレリ製パーツ。

前述の追加パーツ含めて5枚のランナーが入っている。

レーナ
レーナ

1/35スケールとしては比較的少なめの部品数だね。

ヴァルダ
ヴァルダ

続いてタミヤ製パーツ。

色違いで3枚入っているけど、いずれも既存品の流用だ。

まずサンドイエローのランナー2枚にはバイクと兵士が入っている。

タミヤのドイツ軍戦車を作っている人なら何となく察しがつくと思うけど・・・・・・

このランナーは同社のアルデンヌ戦線版のティーガーII(キングタイガー)に付属するものと同一だ。

ただし後述する装備品セットのヘルメットを使うことで、バイク兵は変化を付けることができる。

タミヤ 1/35 ティーガーII(アルデンヌ戦線) 製作記①
アドルフ 年末が近づいてきましたな。 レーナ その前に、クリスマスだよ。 アドルフ 筆者はまた自分用のプレゼントと称して、無駄遣いをするのでしょうか。 ヴァルダ そういえば、筆者が数年前に自分用のプレゼントと称して購入・放置したキットがある...

 

アドルフ
アドルフ

筆者も以前この戦車は作りましたな。

肝心の人形は作っていませんが。

ヴァルダ
ヴァルダ

通常版のヘンシェル砲塔とさほど値段が変わらない状態で売っていることが多いから、2つ並んでいるとアルデンヌ版を買うことが多くて兵士が多数貯まっている。

もう1つのダークイエローの装備品ランナーはドイツ歩兵装備品セットB(大戦中・後期)から。

単品で品番35205としてもラインナップされているけど、ランナーには35196の刻印もある。

こちらはMMシリーズ第196弾の「ドイツ歩兵アタックチームセット」のことのようだ。

 

アドルフ
アドルフ

後期の迷彩服を装備した歩兵たちのセットですな。

見た感じ、直前に発売されたハノマークD型と組み合わせられるようですね。

ヴァルダ
ヴァルダ

兵士たちに関して今回はちょっと保留になると思うけどね。

そのうち兵士の塗装で何か記事を作りたいところ。

 

ヴァルダ
ヴァルダ

付属デカールとエッチングパーツ。

刻印やマークからみたところ、デカールはタミヤ製でエッチングパーツはイタレリ製だ。

レーナ
レーナ

大丈夫かな。

筆者は細かいエッチングパーツは苦手なんだよね。

ヴァルダ
ヴァルダ

説明書を見たところ、ジェリカンラックのバンド部分はジェリカンの有無で選択式となっている。

なので見かけよりも実際使う部品数は少なくなる。

ヴァルダ
ヴァルダ

塗装は2種類。

Aパターンは所属不明部隊の車輌で1944年から45年にかけて東部戦線にいたもの。

こちらはボックスアートに描かれているものと同一で、ダークイエローの単色塗装の上から白い冬季迷彩が施されている。

アドルフ
アドルフ

もう片方のBパターンは第2戦車師団所属車で1944年夏のノルマンディ戦線にいた個体。

こちらはダークイエローの単色ですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はAパターンで組み立てる予定だ。

組み立て途中で車体に装備されたアンテナの有無を選択する必要があるので、先に決めておこう。

 

 

次回、製作開始!

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はここまで。

次回から組み立て作業に入る。

レーナ
レーナ

エッチングパーツが気になるかな。

筆者は細かい金属部品が苦手みたいだけど・・・・・・。

アドルフ
アドルフ

迷っている時間で組み立てる。

それがよいかと。

ヴァルダ
ヴァルダ

その前に8輪車である以上、足回りの組み立てに時間がかかりそうだけどね。

とりあえず、どうなるかは次回以降お届けしよう。

レーナ
レーナ

お楽しみに~。

この記事で紹介しているキット

 

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