模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回は筆者が放置していたマイクロエースの九八式陸偵が完成しましたな。
今回は何を作るのでしょうか。
筆者がまたとある企画に参加していてね・・・・・・
今回はとある旅客機を作ることになった。
なんか珍しいね。
あんなのかな?それともこんなのかな?
ドイツ軍びいき&旅客機にほとんど乗ったことがない筆者
が作る旅客機ですから、大体予想はつきますよ・・・・・・。
今回のお題 Ju52/3m 民間機
今回作るのはこちら。
ドイツレベルより
ユンカースJu52/3m 民間機
だ。
なんか想像していた旅客機とぜんぜん違う。
ジャンボジェットでも想像していたのですかな。
ユンカースJu52とは?
この飛行機はドイツのユンカース社が開発して1930年に初飛行した航空機だ。
当初は発動機が1つだけの単発機であったけど、後に3つに増やしたタイプが登場して、そちらが主流になる。
今回作る/3m型が、その3発タイプとなる。
機首と主翼に発動機がついて、ちょっと変わった印象だね。
・・・・・・というか30年代って。
どうりで想像していた旅客機とはぜんぜん違う形なんだ。
当初はドイツの航空会社、ルフトハンザなどで主力の旅客機として運用されていたけど・・・・・・
後に総統閣下によりドイツが再軍備されると、軍用機としても使用される。
軍用機型は基本的に降下猟兵部隊の空挺輸送に使われたけど、一部は爆撃機としても使われたんだ。
スペイン内戦では有名なゲルニカ爆撃にも参加していたようだ。
ピカソの絵でやたら有名な、都市に対する無差別爆撃だっけ。
一般市民を巻き込む無差別爆撃は後の戦争ではよく見られることになりますが、ゲルニカ爆撃は人類史上最初の無差別爆撃といわれているようですな。
戦後も旅客機型・軍用機型ともに各国で使われた。
特に旅客機型は現代でもいくつか稼動状態で現存している。
今回のキットではスイスのJU-AIRの所有する機体を作ることができる。
どうやら遊覧飛行に使われているようですな。
1930年代に生まれ、現在も残存しているドイツ製旅客機を今回は作ってみよう。
箱の中身を確認しよう
箱の中身はこんな感じ。
説明書に注意書きの用紙、デカール、そしてパーツの入った袋2つが入っている。
この袋、なんかどこかで見たことあるような・・・・・・。
スケールモデルでよくあることとして他社製品を自社パッケージで発売する、所謂OEMがある。
このドイツレベル社は特にOEM製品が多いらしく、今回のキットはイタリアのイタレリ社製品の部品を使っているようだ。
このメーカーのキット、テープで封がされているけどお店で見かけたときとかどうするのかな?
封をされているキットを勝手に開けるだなんて勿論できないし。
ドイツレベルのキットは箱のどこかに原産国が書かれている。
今回の場合箱の側面にそれらしい表記があった。
ここで純粋なドイツレベル製品か他社のOEMかをある程度判別可能だ。
他社製品なら原産国でどこのメーカーのものかも推測できる。
今回のは「Made in Italy」と表記されている。
イタリア製だと大体同国のイタレリ社製品のようだ。
肝心の純正キットは・・・・・・。
残念ながら筆者も調査中だ。
ウィキペディア先生だと、東欧製や中国製が多いとか。
筆者がこのキットと同時に購入した同社のHe177は「ポーランド製」と書かれていたね。
He177はドイツレベル純正かな?
他に筆者の手持ちにはHe70があった。
こちらはウクライナ製で東欧原産だけど、どうやら同国のICM社製品らしい。
とりあえずポーランド製は純正キットの可能性が高いのでしょうか?
他に筆者の家にあるものでは、Me262がポーランド製の表記がある。
この辺りのストックも消費したいけど、どれも垂直尾翼の鉤十時が付属しないので別から調達する必要がある。
そんなイタレリなパーツはこんな感じ。
シルバー成型で3枚。
それとクリアーパーツランナーが1枚。
軍用機型との兼ね合いもあってか、余剰パーツもそこそこありそうですな。
デカールはこんな感じ。
スイスのJU-AIR所有機のためか、スイスマークが多数付属する。
Ju52は波型のコルゲートを使用しています。
キットでも勿論再現されていますから、凹凸に馴染ませるデカール資材は必須ですな。
塗装は2種類で、いずれもJU-AIR所有のもの。
片方はHB-HOP号機で、2003年当時の姿。
もう片方はHB-HOS号機で、1985年当時の姿。
JU-AIRには現在3機のJu52が存在する。
元々は4機だったけどね。
1機減っちゃったんだ。
当初はHB-HOP、HB-HOS、HB-HOY、HB-HOTの4機がいたんだ。
しかし3年前の2018年8月4日。
遊覧飛行中のHB-HOT号機が墜落し大破、乗客・乗務員ら計20名も死亡した。
筆者もこの事故については、本機について調べていたら偶然知ったそうです。
説明したとおりこのキットには当該機のマークは含まれていませんが。
今回はHB-HOS号機で組む予定だ。
こちらの機体は2000年に来日したことがあるらしい。
次回、製作開始!
なんかキットに直接関係ないことも語っていたけど、今回はここまで。
次回から早速作業の様子を紹介しよう。
筆者はすでに作業に取り掛かっていますが・・・・・・
ちょっと苦戦していますな。
これは少し長引きそうな予感です。
これは引き伸ばしフラグかな?
可能性はあるね。
さて、終わる前に月末恒例のものをやろう。
月末恒例!今月の戦果
今月の戦果は・・・・・・
購入 12(雷電・紫電改・隼・鍾馗・飛燕・疾風・九七艦攻・彩雲11型、Hs126、ブルムベア、IV号駆逐戦車ラング(旧)、IV号駆逐戦車ラング(新)
完成 7(II号戦車、Fw190F-8、Fw190A-9、零式観測機、彩雲11型、九七司偵1型、九八陸偵12型)
となっています。
今月は12日以前は本ブログ2年目で、13日以降は3年目になるので、後者の場合は
購入 8
完成 4
となります。
どっちにしろ早速積みが増えちゃっているね。
筆者は今年の目標として差し引きして積みを20個減らすとか言っていたけど、現在では4つ増えてしまっている。
出だしからつまずいていますな。
いざとなったら作りやすそうなキットでスコア水増しでもするんだろう。
今回は今度こそここまでだ。
次回も、お楽しみに~。
この記事で紹介しているキット