ハセガワ ティーガーII(黒騎士物語)を通常仕様で組む⑤

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戦車・装甲車等製作記
アドルフ
アドルフ

ハセガワより発売されています、ICM社製パーツのティーガーIIを作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は車体を組み終えた。

今回は砲塔を組んで、全体の組み立て作業を終えよう。

レーナ
レーナ

何か面白いことない?

アドルフ
アドルフ

ないですね。

レーナ
レーナ

つまんないなぁ。

ヴァルダ
ヴァルダ

特にないようなのでティーガーIIの続きにしよう。

それでは作戦を再開する。

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砲塔内部の組み立て

レーナ
レーナ

確か砲塔のパーツは……

主砲周りを接着して、それっきりだったね。

アドルフ
アドルフ

砲身は反っているので、貼り合わせ時はクリップなどで留めておくとよいかと。

ICM製ティーガーIIは防盾の一部と砲身が一体成型になっているのが特徴です。

レーナ
レーナ

……んで主砲内部の組み立て。

なんか画像が飛んでいるような。

ヴァルダ
ヴァルダ

砲尾周りのパーツとかを揃えた画像とかがあったはずだけど……

どうも筆者が撮り忘れたか、撮った直後に間違えて削除したらしい。

画像フォルダにも番号が飛んだ形跡がない。

アドルフ
アドルフ

またはカメラ側でエラーが発生して保存されなかったか、ですな。

ここは以前組んだ同じハセガワ/ICM製の「ラインの虎」版を参考にしていただければ幸いです。

ヴァルダ
ヴァルダ

主砲の可動軸はプラ同士の接合。

パーツのプラ質も軟らかく、砲身も軽いので特に改造などはせずそのまま組み立てている。

アドルフ
アドルフ

ここで気になったのが主砲外装の上下合わせ目。

以前の「ラインの虎」版以上に合いが悪く、前側が干渉して外装上部が浮いてしまいますな。

レーナ
レーナ

車体上下だけでなく、前面も別パーツなんだよね。

接着位置が悪かったかな?

ヴァルダ
ヴァルダ

とりあえず画像で赤く示した外装下側の一部を削り取った。

これで接合部分が薄くなって、うまく外装内部に収まるはず。

ハッチ類の組み立て

アドルフ
アドルフ

続いてハッチ。

車長用、装填手用、そして背面のエスケープハッチですな。

装填手用以外は軸で可動します。

……エスケープハッチの取っ手が一つ足りませんな。

これは単なる写し忘れで、部品自体は存在しますが。

ヴァルダ
ヴァルダ

装填手用ハッチは表裏でパーツが分割されていたり、ダンパー部分も再現されている。

別パーツなので裏面に押し出しピン跡が発生せず、開いた状態でも見栄えがいいのが利点だ。

アドルフ
アドルフ

組み立てるとこんな感じに。

車長ハッチはやや軸がキツめです。

ピンバイスで取り付け穴を一度さらっておくと良いかと。

レーナ
レーナ

このキットはパーツが軟らかめだから、元々粘りがあるんだよね。

ほとんど上から被せているだけだし、多少緩めにしても大丈夫そう。

更に細かい部品の取り付け

アドルフ
アドルフ

更に細かい部品を取り付けていきましょう。

予備履帯ラックなどですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

ベンチレーターは防水カバー付きのみとなっている。

今回は手を加えず、そちらを使用。

対空機銃架もレールと一体成型された、キットのものをそのまま使ってみよう。

レーナ
レーナ

以前の「ラインの虎」版はその辺りを改造していたね。

劇中車とは異なる見た目だったから……。

アドルフ
アドルフ

今回はサイドフェンダーが一体化されているという理由で、黒騎士物語版を通常のドイツ軍版として組んでいます。

ただこのベンチレーターと対空機銃架も、黒騎士物語登場車とは異なる仕様となっていますね。

やはりマークをやりくりして正解だったような。

アドルフ
アドルフ

組み立てるとこんな感じに。

ティーガーIIで一般的な、ヘンシェル型砲塔ですな。

レーナ
レーナ

対空機銃架はなんか引っ掛けないか心配なんだよね。

アドルフ
アドルフ

この対空機銃架は確かIV号やパンターなど、他のドイツ軍戦車のものと共通だったはずです。

実際に試したわけではないですが、破損した際はタミヤのIV号戦車車載装備セットなどで交換出来そうな……。

レーナ
レーナ

メーカーとか開発された年代が異なるから、細かい寸法とかが気になるけど。

装甲面に一手間加えてみる

ヴァルダ
ヴァルダ

ここで筆者が装甲面に少し変化をつけたくなり、追加作業。

  • 防盾部分→溶きパテを使って鋳造表現
  • 砲塔の前後側面装甲→タミヤリモネンセメントを塗った後、歯ブラシで叩いて凸凹をつける

といったことをしている。

詳しいやり方は過去記事を参考にしてほしい。

レーナ
レーナ

装甲面の荒れは車体同様にしつつ、防盾のパテの鋳造表現とは違った雰囲気に。

そういえば以前M10パンターにリモネンセメントを塗ったときは、うまくいかなかったような。

ヴァルダ
ヴァルダ

どうもその時使ったリモネンセメントは経年劣化が原因か、溶着力が落ちていたようだ。

今回のは先々月に補充したばかりのものなので、問題なく使用できた。

アドルフ
アドルフ

あの時使用した古いリモネンセメント、確かここの開設以前に購入してまだ使い切れていないものですな。

となると少なくとも6年以上は経過しているはずです。

流用した戦車兵を乗せる

ヴァルダ
ヴァルダ

ここで筆者が珍しく、このキットに人形を乗せたがった。

丁度いいものがないか探していたところ、以前組んだMONO/DRAGONのT-34/76に付属していたおまけフィギュアを発見。

腕の角度がティーガーIIのキューポラにピッタリ合ったので、今回はそれを流用することにした。

アドルフ
アドルフ

どうもこの兵士、元キットはドラゴンの品番DR6655

「ドイツ軍 第10装甲師団 第7戦車連隊 戦車兵 スモレンスクの戦い 1941」

に収録された戦車兵のようですな。

手は本来III号戦車のキューポラに合わせたもののようです。

レーナ
レーナ

年代とか大丈夫かな?

1941年の服装の兵士を、1945年頃の戦車に乗せることになるわけだけど。

ヴァルダ
ヴァルダ

生き残りの古参兵士ということにしよう。

筆者の手持ちにIII号戦車の在庫も見当たらないし、ここで復活だ。

ヘッドフォン基部だけ付属しないので、そこは適当なエッチングの端材で自作。

どうも大元のフィギュアセットだとそれがエッチングパーツで付属するみたいだけど、今回のおまけ版は省略されているみたいだね。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回のキットは砲塔内に座席などがないため、ジャンクパーツにあったタミヤのティーガーII用の座席を追加。

そのままでは高さが合わないので、適当にプラ板を継ぎ足して嵩増ししている。

アドルフ
アドルフ

砲尾部分に干渉しないように注意ですな。

今回の戦果

アドルフ
アドルフ

砲塔を車体にセットし、これで組み立て完了です。

お馴染みのティーガーIIになりましたな。

レーナ
レーナ

兵士が乗ったから、より巨大感が出るんだよね。

筆者は今までいくつかティーガーIIを作ったけど、兵士付きのは今回初めてかな?

ヴァルダ
ヴァルダ

どうしても筆者は車輌メインで作りたがるからね。

今回はここまで。

次回はいよいよ塗装となる。

レーナ
レーナ

続きは次回!

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