模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回は筆者が長年積んでいた、ドラゴンのAr234が完成しましたな。
今回は……。
同じくしばらく積んでいた爆撃機に着手している。
今回はそれを紹介しよう。
最近飛行機多くない?
これで4連続ですな。
今回のお題 ハセガワ ハインケルHe111H-6
今回作るのはこちら。
ハセガワより、ハインケルHe111H-6だ。
お馴染み、ハセガワの定番品シリーズだね。
以前も作らなかったっけ?
以前のはP型ですな。
2024年1月現在、P型はハセガワ社の公式HPから存在を抹消されていますが。
H-6型は商品紹介ページがありますが、生産休止と表示されていますな。
ハインケルHe111とは?
この航空機は第二世界大戦期と、その前に発生したスペイン内戦などで活躍したドイツ軍の爆撃機だ。
他の爆撃機などと同様、当初はヴェルサイユ条約の規制をかわすため民間の旅客機として開発されていた。
旅客機・郵便機・スポーツ機という名目で、条約下のドイツ軍航空機が開発されるというやつですな。
ここで作ったものだとHe70なんかがその1つに該当します。
今回作るのはH型。
当初のHe111は操縦席と爆撃手の風防部分がそれぞれ独立し、段差のあるデザインだった。
P型でこの風防部分が一体化されたデザインになる。
H型はP型の次に生産されたタイプ。
P型が主にダイムラーベンツのDB601エンジンを搭載していたのに対し、H型は主にユンカースJumo211シリーズのエンジンを搭載している。
細かい仕様の違いでH-0からH-23までサブタイプがあり、He111の中でも最多生産型となった。
H-6型はユンカースJumo211Fエンジン(1340馬力)×2を搭載。
更にH-6型では魚雷を搭載可能になっているようだ。
……今回のキットに魚雷は付属しないけど。
魚雷搭載型のH-6型のキットとなりますと、エアフィックスから発売されているものがありますな。
筆者が長期積んでいるものの1つです。
筆者の積み、なんでも出てくるなぁ。
某青い狸の四次元ポケットもびっくりというか。
第二次世界大戦前半のドイツ軍主力爆撃機He111。
最多生産型のH型の一員でもある、H-6型を作ってみよう。
箱の中身を確認する
それでは箱を開ける。
中身はこんな感じ。
大袋に通常のプラパーツがまとまって入っているね。
デカールを保護する袋がないのが気になるけど。
まずはプラパーツから。
ランナーは7枚。
実際は小ランナーが複数枚繋がっているというのもあるけど。
一見パーツ数は多いですが、P型の部品も含まれますな。
余剰品も多くなりそうです。
ポリキャップは4つ。
それとクリアーパーツ。
こちらもP型と共通のものが多いので、余剰品もそれなりに発生する。
実物はP型の次にH型が出たんだよね。
キットだとH型が先に発売されて、P型が後発みたいだけど。
付属デカールはこんな感じ。
鉤十字は付属するものの、1種類だけ。
余剰にならないので他のキットには流用できない。
P型は複数枚付属していましたな。
紙媒体は説明書のみ。
完成見本が掲載されている。
特徴的な風防周り。
このキットの難所になりそうだね。
収録されている塗装図は3パターン。
いずれもロシア戦線(東部戦線)の機体で
- 第27爆撃航空団第5中隊所属機
- 第27爆撃航空団第6中隊所属機
- 第100爆撃航空団第4中隊所属機
となっている。
プロペラスピナーなど一部塗り分けが異なるだけで、基本的な塗装は3種共通だ。
ただ一部パーツの選択があるので、先にどれで組むのか決めておこう。
筆者は第100爆撃航空団の機体で作る予定だそうです。
ヴァイキング船のマークが特徴的ですな。
次回、製作開始!
今回はここまで。
次回から作業開始となる。
以前P型を作ったからなんとなく手順はわかるとして……
風防周りが苦戦しそうだね。
どうしてもマスキング箇所が多くなります。
機銃が多いので、部品の破損にも注意ですな。
詳しくは次回以降になるだろう。
続きは次回!
この記事で紹介しているキット