ハセガワの一式陸攻二四型丁。
それと桜花一一型を作っていきましょう。
前回は主翼と胴体を合わせて、いわゆる「士の字」型にした。
今回は風防パーツを取り付けて、そのまま塗装を済ませてしまおう。
なんか筆者が苦戦しているような。
多人数乗りの爆撃機(攻撃機)にありがちな、大量の風防マスキングで思いっきり苦戦していますな。
画像だと数枚で終了だけど、実際はかなり時間がかかっているんだ。
とりあえず今回はその辺りをメインで紹介しよう。
風防の組み立て
とりあえず各風防パーツを切り出します。
クリアーパーツは硬くて割れやすいので、慎重に……。
後部や上部にも銃座があるから、組み立ても大変そう。
一番大変なのは塗り分けになりそうだけど。
前面と後部のは真っ二つとなっています。
ここは気になるので接着・合わせ目消しを試みます。
窓部分を接着剤で荒らすと修正が大変なので注意。
それと左右を合わせる時にズレて段差ができないようにしよう。
後に判明したんだけど、筆者が前面のをズレた状態で接着してしまっている。
なので少々削りこんで歪むことに……。
その後は接着。
……じゃなくて先にマスキングをしているね。
- 本体との合いが悪くない
- 先に接着してしまうと取り回しが大変
なので、先にマスキングをしてしまいます。
爆撃機(攻撃機)なので、窓枠が多くて手間がかかりますな。
機銃類を先に取り付けてしまうとマスキングが大変と判断。
本体と風防は仮接着とし、完成直前に機銃を取り付けることにした。
その他窓類を接着。
いつものセメダインハイグレード模型用を使用しています。
曲面のかかり方が違うからか、胴体側面の小窓類は全部部品番号が異なるね。
ごっちゃにならないように、1つずつ取り付けていこう!
側面機銃扉もそうですが、クリアーパーツを外側からはめ込む形式なのがうれしいですな。
内側からだと組み立て中にうっかり触れて押し込んでしまうので……。
組み立て完了!
窓類をマスキングし、組み立てた風防も接着。
これでようやく陸攻の組み立てが完了です。
やっと組み立てが完了。
えらい時間がかかったような。
筆者曰く
「零戦3、4機を同時製作しているような感覚」
とのこと。
付属品である桜花も並行して進めているけど、それは後でまとめて紹介。
先に陸攻の塗装に入ろう。
塗装図の確認
キットの塗装図はこちら。
- 暗緑色1色の塗装が2種類
- 暗緑色+明灰白色
- 暗緑色+黒
の計4パターンが収録されています。
いずれも日本海軍第七二一航空隊の所属機ですな。
筆者が組み立てで消耗しきってしまったので、今回は暗緑色単色の塗装図4番で進めてみよう。
下地の塗装
まずは下地から。
- 風防部分→以前作った代用コクピット色(コクピット色・三菱系似)
- 全体→Mr.サーフェイサー1000
と塗っていきます。
代用コクピット色に関しては過去記事を参照にしてください。
ここで先ほども触れた、前面の風防の接着部分に大きなズレがあったことに気づいている。
削って合わせたようだけど、だいぶ歪んでしまった。
各部の塗装
続いて黄色帯を塗装し、乾燥待ちに各部を塗ります。
- 黄色の識別帯→Mr.カラーのオレンジイエロー
- 降着装置→Mr.カラーの明灰白色1
- プロペラ→Mr.カラーの赤褐色
- エンジン→Mr.カラーの黒鉄色
ですな。
識別帯、デカールがついていなかったっけ。
ついているけど今回は塗った。
- 削ったりした影響でキットの寸法と合わなくなっているときがある
- デカールの厚みでモールドが埋まりやすい
- 今回は識別帯を施す部分がマスキング
しやすかったのでね。
本体色の塗装
黄色帯をマスキングし、本体色を塗ります。
今回の機体は全面が暗緑色塗装。
Mr.カラーの暗緑色(三菱系)を使って塗ってしまいます。
久々の暗緑色三菱系。
かなり塗る面積が広いから、消費量に注意だよ。
筆者は丸々2ビンも持っていたから問題なかったけど。
もちろん1ビン分あれば十分足りますので大丈夫ですよ。
今回の戦果
黄色帯のマスキングを剥がすとこんな感じに。
本体が単色なので、いいアクセントになりますな。
今回はここまで。
次回はマーキングとかになるだろう。
並行している桜花も、次かその次あたりには紹介できそうだ。
続きは次回!
この記事で作っているキット