ハセガワ 九九式双発軽爆撃機II型(鉾田飛行学校) 製作記②

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航空機等製作記
アドルフ
アドルフ

ハセガワの九九式双軽II型を作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回はパーツを確認した。

今回は組み立て開始。

機内を組んでいこう。

レーナ
レーナ

軽爆撃機とはいっても、双発の中型機。

ちょっと手間がかかりそうだね。

アドルフ
アドルフ

例によって風防周りが難所になりそうですな。

まだ先の話ですが。

ヴァルダ
ヴァルダ

幾多もの双発爆撃機を葬り去ってきた筆者なら何とかなるだろう。

それでは作戦を開始する。

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合わせ目接着

アドルフ
アドルフ

まずは合わせ目接着。

すぐにできそうなのはこのタイヤからですな。

軸受け部分のバリが激しく貼り合わせ部分に干渉しそうなので、そこだけは貼り合わせ前に削っておくとよいかと。

レーナ
レーナ

合わせ目消しについては過去記事……

いつものやつだね。

II型用の加工を施そう

ヴァルダ
ヴァルダ

このキットで作るのは九九双軽のII型。

ただ元のキットはI型を基本にしているようで、II型用の加工をいくつか施す必要がある。

少々手間だけど、ついてきてほしい。

レーナ
レーナ

なんか穴埋め指示と穴開け指示が。

ヴァルダ
ヴァルダ

まず1つ。

胴体上面に穴が2つあるが、これを片方埋める。

前と後ろに穴があるけど、今回埋めるのは後ろ側だ。

間違えないように。

アドルフ
アドルフ

前側の穴は胴体パーツの左右に開いていますが、この後ろ側は胴体左側のA2番パーツのみ開いています。

貼り合わせ前に伸ばしランナーを接着しておきましょう。

合わせ目消しで削るので、厳密な整形は後回しで大丈夫です。

レーナ
レーナ

今回はパテじゃないんだ。

アドルフ
アドルフ

伸ばしランナーのほうがパーツと同じプラ製なので、接着強度が確保できて段差もできにくいですからね。

アドルフ
アドルフ

続いてエンジンカウリング。

ここは

  • 元々開いている穴を埋める
  • 埋めた穴の反対側にある凹みに穴を開ける(2.0mm径)

といった感じです。

穴開けは接着後厳密にやるとして、とりあえず大体の位置だけ切り欠いておいてわかるようにします。

ヴァルダ
ヴァルダ

ここの穴埋めも伸ばしランナー。

やや太めのものを使っている。

後で内部にエンジンを組み込むので、乾燥後は内側の余分なところを削っておこう。

レーナ
レーナ

ここは確かにパテよりも伸ばしランナーのほうがよさそうな。

アドルフ
アドルフ

内側もある程度整形する必要がありますからね。

それと薄くてそれなりに広い部分なので、パテだと強度的に気になったという。

ヴァルダ
ヴァルダ

伸ばしランナーっていうと戦車模型のアンテナや溶接跡再現に使うイメージがあるけど……

こういう穴埋め・隙間埋めにも大活躍なんだ。

機内の組み立て

レーナ
レーナ

その後は機内の組み立てに。

セットになっていた九九式襲撃機同様、この九九式双軽も機内が充実しているね。

アドルフ
アドルフ

どうやらこの九九式双軽も純粋なハセガワ製品ではなく、旧マニアホビー製品だそうです。

なので妙に機内のパーツが多いという。

やはりこちらも70年代が初版のようですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

組み立てるとこんな感じ。

計器パーツはほとんどが黒で塗る指定。

なのでその分は接着せず。

結果大半がバラバラの状態になった。

レーナ
レーナ

機内色はなんか混色みたいだけど……

これは後で塗る感じに。

アドルフ
アドルフ

胴体側面側にもパーツを取り付けていきます。

一部筆者がパーツを写し忘れていますな。

上部銃座の基部とか。

アドルフ
アドルフ

そんなこんなで整形を。

爆撃手用の座席、B38番パーツは外から見える部分に押し出しピン跡があります。

やや深めなので、ここは伸ばしランナーを接着して整形し埋めています。

アドルフ
アドルフ

銃座パーツを組み込み。

上部の機銃は先にセットする指示が出ていますが、銃架を軽く曲げれば後からでも取り付けられます。

ここは塗り分けを考えて後回しに。

ヴァルダ
ヴァルダ

下部銃座もキットでは胴体に挟みこむ指示が出ている。

こちらも工夫すれば胴体接着後に内側から組み込めるので後回し。

主翼の組み立て

アドルフ
アドルフ

続いて主翼。

双発機だからか、胴体下面とは別の独立したパーツとなっています。

まずは主脚格納庫部分を内部に接着してしまいましょう。

アドルフ
アドルフ

ただ主脚内部は後から塗りにくいので、先に筆塗り。

指定では機内色ではなく本体の下面色と同じです。

Mr.カラーの灰緑色でも筆塗りしておきましょう。

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レーナ
レーナ

なんかずいぶん汚い塗り方。

アドルフ
アドルフ

外からあまり見えないので大丈夫です。

どっちにしろ後からエアブラシ吹きしますので、とりあえず塗料が後から入りにくい場所優先で。

ヴァルダ
ヴァルダ

主脚格納庫のパーツは主翼内部の凸ピンに接する位置で接着。

それが済んだら、主翼上下を貼り合わせて合わせ目消し準備。

ここで注意したいのは主翼前面のエンジン付け根

かなり合いが悪く、広い隙間ができる。

貼り合わせついでに伸ばしランナーを溶着させて埋めてしまおう。

後で合わせ目部分の整形ついでに削るといい。

今回の戦果

レーナ
レーナ

ここまでできたらようやく機内の塗装。

  • さっきの主脚格納庫→Mr.カラーの灰緑色
  • 計器→Mr.カラーのつや消しブラック

って塗っているよ。

んで機内色だけど、なんかAって表記されているけど……。

アドルフ
アドルフ

Aは「Mr.カラー55番(カーキ)90%+Mr.カラー41番(レッドブラウン)10%」

または単純にカーキの指示ですな。

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ヴァルダ
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ただ筆者は

「今までの川崎系の機体はだいたいRLM79サンドイエローの指示が出ていた」

ということを理由に、Mr.カラーの同色で塗ってしまっている。

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レーナ
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とりあえず茶褐色系の色でいいのかな?

ヴァルダ
ヴァルダ

他にも考証があるみたいだけど、とりあえずこれで進もう。

今回はここで中断。

次回は機内の細かい塗り分けを行うところから再開しよう。

レーナ
レーナ

続きは次回!

この記事で作っているキット

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