ハセガワの九九式双軽を作っていきましょう。
前回は各部を整形し、飛行機の形にした。
今回は残る風防を取り付け、そのまま塗装とマーキングを済ませてしまおう。
今月も下旬に。
どのくらい崩せたんだろう?
今月は最初のオチキスでだいぶ苦戦しましたからね。
ペースは遅めです。
先月がハイペースだったのでその反動のつもりが、逆にゆっくり過ぎている。
ペースを上げていこう。
それでは作業を再開する。
風防の取り付け
こちらがキット付属のクリアーパーツ。
3箇所の風防の他に比較的平面な窓部分、主翼左右の着陸灯もクリアーパーツ化されています。
窓枠の多い風防。
爆撃機は乗員配置がバラバラでその分パーツが増えるから、戦闘機よりも厄介という。
先に平面な窓2箇所を取り付けてから、3箇所の風防を取り付け。
接着にはいつものセメダイン・ハイグレード模型用を使用していますな。
ほぼぴったりだけど、上側の風防2箇所は少し隙間ができたね。
これはパーツの問題というより、筆者の組み方の問題っぽいけど。
どうも筆者が胴体左右を少しずれた状態で貼り合わせていたようですな。
発生した隙間はラッカーパテか溶きパテでも練りこんでおきましょう。
先端の風防は先に機銃を接着しておく。
内側はあらかじめガンメタル辺りで塗っておくといいだろう。
その後は難所のマスキング。
窓枠が多く、風防自体も多いので苦戦します。
いつも通り、細切れのマスキングテープを貼り付けていきましょう。
マスキングに関しては過去記事を参考にしてね。
組み立て完了!
そんなこんなで組み立て完了です。
ピトー管などの細いパーツもここで取り付けてしまいます。
このまま塗装に入ってしまおう。
塗装図の確認
キット収録の塗装図は2種類。
商品名通りいずれも鉾田飛行学校所属機で、迷彩の有無で選択式ですな。
今回は以前の九九式襲撃機に合わせて単色にします。
迷彩も面白そうだけど、今回は単色なんだ。
筆者の控えにもう1機九九双軽があるみたいでね。
それを迷彩にしたいようだ。
近いうちに作るのかな?
……迷彩についてはなんか過去の別の陸軍機でイメージをつかんでもらうといいかも。
塗装開始!
まずは下地から。
- 風防の下塗り→機内でも使ったMr.カラーのRLM79サンドイエロー
- 全体の下塗り→クレオスのMr.サーフェイサー1000
ですな。
この辺りはいつも通り。
その後は基本塗装。
- 本体→Mr.カラーの灰緑色
- プロペラ→Mr.カラーの赤褐色
- エンジン→Mr.カラーの黒鉄色
- 主脚→Mr.カラーのシルバー
ですな。
シャドウなどはつけず、いずれもベタ塗りです。
これで本体色は塗り終わり。
そのままデカールを貼り付けよう。
マーキング!
キット付属のデカールはこんな感じに。
九九式襲撃機のが上側に。
今回の九九式双発軽爆撃機のが下側に印刷されています。
襲撃機は組み立て済みなので、実際はすでに上側は使用済みですが。
これは開封時の画像だね。
双軽も、27番の計器デカールは使用済みだよ。
今回の戦果
マークを貼り付けるとこんな感じに。
襲撃機と比べてやや注意書きマークが多いですな。
胴体後部の帯3本はデカールでは一体化されている。
筆者は透明部分を切り取りバラバラにして貼り付け。
手間はかかるけど透明部分の白化を防いでいる。
いわゆる「シルバリング」というやつですな。
本体とデカールの間に空気が入り込み、透明部分が白っぽく見えるという。
マークソフターなどのデカール軟化剤や、お湯を含んだタオルなどでデカールを柔らかくすればパーツに密着して防げる。
ただそれをやるくらいなら、最初からなるべく不要な透明部分を切り出したほうが手間がかからないんだ。
細かい塗り分けも終えて今回はここで中断。
次回は仕上げのウェザリングを施して完成予定となる。
続きは次回!
この記事で作っているキット