
ハセガワよりG8N、陸上攻撃機連山を作っていきましょう。

前回は組み立てを終了させたところだった。
今回は塗装とマーキングになる。

GWが終わっちゃうよ。

筆者の積みプラ崩しはまだ終わりません。
というより、今月下旬にまた増えて長引く予定ですな。

筆者の積みプラ崩しはGWがいくつもあっても足りないだろう。
それではお喋りは置いといて、連山を再開しよう。
塗装図の確認


このキットに収録された塗装は3種類。
日本海軍の第721航空隊(神雷部隊)2種と、ドイツ空軍仕様1種となっています。
機内を日本海軍仕様で塗ったので、今回は1番の塗装・マーキングで仕上げてみましょう。

神雷部隊は史実だと一式陸攻+桜花を運用した部隊だったね。
キットの塗装図だと暗緑色単色だけど……
実際の一式陸攻はそれ以外の塗り分けのもあったから、下面を別の色に塗っても似合いそう。
他には機番マークを流用して、組み合わせてみたりとか。
下塗り


まずは下塗りから。
- 風防や主脚格納部分などの下塗り→Mr.カラーのコクピット色(中島系)
- 全体の下塗り→Mr.サーフェイサー1000
- 主翼の黄色帯→Mr.カラーの黄橙色
と塗っていきます。

あれ、今回のは黄色い識別帯は塗装図になかったような。


塗装図の連山には主翼に黄色の識別帯はなかった。
ただボックスアートには描かれていたので、今回はそちらに合わせて塗り分けることにした。
おあつらえ向きに識別帯部分が凸モールドで囲まれているので、そこに合わせて塗ってしまおう。
小物類の塗装


識別帯などのマスキングのため、本体は一時乾燥のため置いておきます。
先に機体色以外で塗るものを進めてしまいましょう。
- プロペラ→Mr.カラーの赤褐色
- ホイールや前輪パーツ→Mr.カラーのシルバー
- イ号誘導爆弾→Mr.カラーの明灰白色1
ですな。

今回はパーツがバラバラになっている。
とにかく塗り分けができるものから先に塗って、作業台を整理していこう。
機体の塗装


そして本体。
連山は中島飛行機の開発機。
というわけで安直に、Mr.カラーの暗緑色(中島系)を吹き付けていきます。
大型機なのであえてムラが出るようにし、単調さを多少解消する方向で……。

……それでもほとんどベタ塗りに近いというか。

後はウェザリングでどうにかしましょう。
細かい塗り分け


その後は識別帯のマスキングを剥がし、細かい部分を塗り分けていきます。
タイヤ部分やプロペラの警戒帯、排気管など……。

大型機だけど細かい塗り分けが少ないのは楽かな。
何か筆塗り塗料に懐かしいものが混ざっているような。

プロペラの警戒帯に使った水性のオレンジイエロー(黄橙色)だね。
筆者のところにまだ使い切れていない、旧製品のものがまだ残っているんだ。

懐かしいものですな。
今こそだいぶ使いやすくなりましたが、古い水性ホビーカラーはなかなか乾かなかった記憶があります。
マーキング


キット付属のマークはこちら。
セットになっていた震電改のものと一緒に印刷されています。
画像は開封時のもので、先に組んだ震電改用のは使用済みですな。

そういえば連山は凸リベットで表面がゴツゴツしていたね。
うまくデカールが馴染むかな?
今回の戦果


貼り付けるとこんな感じに。
デカールが薄くて軟らかいからか、タミヤのマークフィットと組み合わせたら凸リベット部分にも問題なく馴染みましたな。
ただその分丸まったり破けたりしやすいので注意です。
筆者は尾翼の機番を破いていますね。

タミヤのマークフィット(スーパーハード)、なんか上級者みたいなことが書かれているんだよね。

溶けすぎたりすると心配だったので、筆者は付属のハケではなく筆に少量とって薄く塗っている。
それよりも今回の機体は尾翼に「721-362」の番号が入っているけど……
番号部分に斜めに入った白帯が、塗装図に描かれたものよりもだいぶ短い。
修正などは行わず、尾翼の後部に合わせる形で済ませた。

塗装図ですと垂直尾翼の前縁まで白帯が来ますが、デカールだと途中で途切れていますな。

気になる人は別のマーキングなどで仕上げてもいいだろう。
次回はウェザリングなどをして完成させてしまおう。

続きは次回!
この記事で作っているキット