ハセガワの二式複座戦闘機、屠龍を作っていきましょう。
前回は箱の中身を確認した。
今回は組み立て開始。
主翼を貼り合わせ、コクピットとエンジン周りを進めていこう。
今日は月末。
今月の筆者はどのくらい積みを減らしたかな?
おそらく逆に増やしていますな。
月末恒例の集計は記事の後ろに載せよう。
それでは屠龍の組み立てを開始する。
まずは合わせ目接着
とりあえずすぐに接着できそうな場所から貼り合わせます。
主翼とエンジンカウルですな。
主翼下には装備をとりつけるので、指定された凹み2箇所にピンバイスで穴を開けよう。
主翼上下を貼り合わせる場所ではないので、胴体を接着するまでに開ければいいけどね。
合わせ目消しにはいつもの記事を参考にしてね。
コクピット内の組み立て
続いてコクピット内。
キットのパーツ構成はご覧の通りです。
側壁内部のディテールはなし。
操縦席や操縦桿といった、最低限のものはそろっているね。
側壁や操縦席座面などに浅い押し出しピン跡がある。
軽く削って処理してしまおう。
各部処理しつつ組み立てるとこんな感じに。
計器パーツのみ別の色で塗るので、接着はせずに進めます。
操縦席と後部銃座の間の空間は外から見えなくなる。
なので押し出しピン跡などの処理はしなくても大丈夫。
後部側の隔壁も、ピン跡が空間側にくるように接着するといいだろう。
このキット、どうやら先に胴体左右を組んでからでもコクピットを組み込み可能なようです。
なので先に胴体左右を貼り合わせ、合わせ目を消してから内部を塗ることにしましょう。
塗装してから整形だと、削りカスが機内に入りやすいんだよね。
避けられるなら避けたいし。
ちなみに筆者は後で気づいたんだけど……
胴体の上部には内部からアンテナ線支柱を立てるための穴を開ける必要がある。
よい子のみんなは忘れずに開けておこう。
今回のキット、なぜか説明書には穴を開ける指示が出されていませんが……
支柱をセットする指示は出ています。
どちらか迷いましたが、ボックスアートでは支柱が立っているのでそちらが正しいと思われます。
エンジン周りの組み立て
胴体を塗りたいところですが、そちらは乾燥待ち。
先に他の部品を仕上げていきます。
エンジン周りということで、近くにある主脚カバー。
押しピン跡があるから、これを削って処理するよ。
さらにプロペラ周り。
それとついでに機首も組んでしまいましょう。
屠龍のエンジンはハ102。
以前作った百式司偵のII型と同じだ。
組み立てるとこんな感じに。
エンジン部分は内部にポリキャップを仕込みます。
機首は塗り分けよりも強度を優先して、先に機銃を接着してしまいます。
機首には12.7mm機銃が2挺。
いくつかバリエーションがある屠龍だけど、この2挺と胴体下部の20mm砲が甲型の特徴だ。
主脚も組み立て。
いつも通り、取り付け穴にはめ込みながら支柱類同士を組んでいきます。
しかし部品が細いですな……。
ちょっと強度が気になるかな。
コクピットの塗装
ようやく胴体が乾燥しましたので、整形をしてから塗装をします。
内部色はRLM79サンドイエローですな。
同じ川崎製の飛燕とかにも使っていた色だね。
……キットの塗装指示だと「コクピット色(中島系)」って書かれているけど。
筆者が
「川崎系ならサンド系の色だろう」
ということで飛燕に合わせた。
近年のキットだとカーキなんかで指示が出ているものもあるようだ。
この辺りはお好みで……。
そのほかの色は筆塗りで
- 計器板などの黒→タミヤアクリルのフラットブラック
- 座面の茶色→タミヤアクリルのレッドブラウン
- 後部座席の緑色→Mr.カラーのカーキグリーン
ですな。
計器はデカールで再現だね。
パーツ自体はモールド類がない、完全な板状だよ。
その他スミ入れやドライブラシなど。
あまり目立たないので、これらは省略してしまうのもアリですな。
今回の戦果
その後はコクピットを胴体に組み込み、主翼も合わせてしまいます。
再び乾燥待ちですな。
また乾燥待ちかぁ。
筆者はこの後待ち時間に別のパーツを整形したりしている。
今回はここまで。
それでは月末の集計を行おう。
月末恒例 今月の戦果
2023年9月の戦果は……
- 購入 7(Sd.Kfz.232、III号突撃砲G型フィンランド、Fw190A-3、ザクIIリバイブ版、零戦二二型、晴嵐、マルダーII)
- 完成 5(ドムトルーパー、He112、Sd.Kfz232、III号突撃砲G型フィンランド、マルダーII)
となりました。
……なんか積みが増えていない?
差し引き2つ増えました。
いけませんなぁ。
安価なものだったので筆者が余計に購入したようだね。
そのうち紹介することになるだろう。
既存の積みとの兼ね合いが必要ですな。
今回購入してまだ作っていないものはタミヤの航空機が大半なので、難しいキットの間に挟んで作っていく予定です。
挟みながら作ることになるから、全て作るまで時間がかかりそうだけどね。
今度こそ今回はここまで。
来月も、お楽しみに~。