
ハセガワより、連山とセットになっていた震電改を作っていきましょう。

前回は塗装とマーキングを済ませた。
今回はウェザリングをして完成させよう。

今回は順調な流れで完成に。

ただ相変わらず筆者の作業に記事が追いつきそうですな。
もう少し離したいところなのですが。

キットがシンプルだから、作業も記事も進むのが速いんだ。
よく言えばシンプル。
悪く言えば語るところが少ないというか。

ツッコミどころが少ないって考えればプラスイメージかな?

今回のキットの他、後続のキットも控えているので前置きはここまで。
それでは震電改がどう仕上がるのか、作戦を再開しよう。
ウェザリング!


とりあえずいつものウェザリング。
- スミ入れ兼ウォッシング
- 銀の塗装剥げ
- 噴射口周りの焼け
ですな。
詳しくは過去記事から……。

そういえば今回はジェット機だから、レシプロ機みたいな排気管汚れはないんだよね。
噴射口の汚れはこんな感じでいいのかな?

完全にガンプラ感覚の勘でやっていますな。

現用機など、実際のジェット機をよく見てからやったほうがよかったかもしれない。
銀剥げは今回実戦仕様ということで、やや強めに施している。
デカールや塗装の粗を隠す目的もあるけどね。
仕上げ作業


最後につや消しクリアーを吹きつけ、窓枠のマスキングを剥がして完成です。
透けているのか、写真ですと風防周りの機体色がやや明るめに見えますな……。

以前の飛燕もそうだったけど、風防の下地に使ったコクピット色が隠ぺい力の弱い色だったのが原因なのかもしれない。
この辺り改善方法を考えておきたいところ。

上塗りの暗緑色をもっと厚めに塗るか、間に黒系の色を挟むかですかね。

とりあえずこれで完成。
以下ギャラリーだよ。
ハセガワ 1/72 震電改 完成!







あいかわらず不思議な形だよね。
プロペラがなくなったから、余計に異形感が。

原型機の震電を掘り出してきたので、そちらとも比較してみましょう。



原型機である通常の震電との比較。
プロペラの有無の他、胴体左右の吸気口のサイズが異なるのがポイントですな。

改のキットではその3つのパーツが新規で付属し、原型機の機体後部と吸気口が置き換えられている感じだ。
ハセガワ製品は派生機の新規パーツをレジン製パーツにすることもあるけど……
このキットではきっちりプラパーツで再現している。

星型レシプロエンジンとジェットエンジンだとだいぶ寸法が異なるはずだけど、実際は置き換えただけでいけたのかな?
ちょっと気になるところ。
作ってみた感想のコーナー


サクサクっと作って完成に。

筆者がこのキットを組んだ感想としては……
- 元キットが90年代とハセガワ製品の中では比較的近年のものなので、繊細な凹モールドと合いの良好なパーツで組みやすい。
- 追加パーツは扱いやすいプラ製。レジンパーツなどと違いプラ用の接着剤でくっつく
- 原型機の震電同様、指定では3gのオモリが別途必要。作る際は忘れずに
- 機首など一部にモールドとは関係なさそうな合わせ目ができる。今回は機首のみならず、胴体と主翼の接合面も整形して埋めている
といった感じ。
一部が差し替えられただけで、基本的には原型となった震電のキットと同じ構成。
心配な場合は先にD帯で定番品となっているあちらで練習をしてから挑んでみるといいだろう。

あちらは2025年4月現在、D帯の定番品なので入手しやすいのが利点ですな。
対する震電改は非定番品なので、入手のタイミングが限られる点では注意です。
今回のキットも筆者が15年前ぐらいに購入したものなので……。

マーキング違いで昨年に単品の震電改が発売されたみたいだね。
人気だったのかすぐ売り切れて、ネットショップはほとんど在庫がないみたいだけど……。

積みを増やす原因の一つ
「ここで買わないと次にいつ手に入るかわからなくなる」
というやつです。

ガンプラならともかくスケモの場合、定期的に再販される定番品が少ないからね。
むしろ定番だと思っていたものがいつの間にか生産休止になっていたりも。
悩むところだ。

航空機キットではありませんが、タミヤの旧IV号戦車シリーズを最近見かけなくなったような気がしますな。

今回はここまで。
次回はセットになっていた連山……
と言いたいところだけど、諸事情で別のものを紹介する可能性が濃厚だ。

次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット