ファインモールド社の五式戦闘機。
それのファストバック型を作っていきます。
前回は塗装とマーキングを済ませた。
今回はウェザリングを行いそのまま完成させよう。
・・・・・・実は既に完成済みなんだよね。
ええ。
なので今月の完成品ではなく、先月の完成品となります。
どうしても作業と記事の間にタイムラグが発生するからね。
本当は別にするべきなんだけど、筆者がTwitterに投稿して引っ込みがつかなくなるパターンだ。
とりあえず、五式戦闘機が最終的にどうなるのか、確かめてみましょう。
余談だけど、本日2月1日は五式戦闘機初飛行の日とされている。
今回は偶然だけどね。
スミ入れ作業
まずはスミ入れ作業から。
使用したのはタミヤエナメルのスミ入れ用ブラック。
モールドに流し込んでいき、余計なところは溶剤で拭き取ります。
このキットはモールドが深め。
そのままの状態でもバッチリモールドに流れてくれるね。
銀のハゲチョロ
続いて銀の剥げチョロ。
タミヤエナメルのクロームシルバーを筆にとり、ペタペタと乗せていく。
コクピット回りなど、人が触れたり物が動いてたりする場所を中心に・・・・・・。
機首の発動機周りも、振動で剥がれたりしそうなので・・・・・・。
排気管汚れ
最後の排気管汚れ。
とはいってもこのキットでは排気管本体は見えません。
なので排気汚れをタミヤウェザリングマスターBセットのススで付けるだけです。
五式戦闘機は空冷発動機に換装するに当たってこの辺りに発生する段差をどうするかが1つの課題だったようだ。
最終的にFw190を参考にしたのだとか。
今回のウェザリング3点セットは過去記事でも紹介しているね。
詳しくはそちらから。
最後の仕上げ!
最後はタミヤアクリルのフラットクリヤーをエアブラシで吹き付けて仕上げます。
そして風防と着陸灯のマスキングを剥がします。
どういうわけか、また風防の中に引っかいたような白い曇りが見られた。
なので慎重に風防を外し、中を擦って曇りをとってから再度接着している。
隙間から塗料が吹き込んだのかな?
とりあえずこれで五式戦闘機は完成です。
以下、ギャラリーとなります。
ファインモールド 五式戦闘機(ファストバック型) 完成!
続いて三式戦闘機飛燕と。
ここで比較している飛燕はI型丁。
五式戦闘機は厳密には飛燕II型改を空冷化したものだ。
また筆者は飛燕に関してハセガワ製とタミヤ製を作ったことがあるけど、ここに出ているのは前者。
そういえば筆者の積みに飛燕II型改ってなかったっけ。
部品を紛失したらしく、一部組みかけで止まっています。
最後に今回のファストバック型と同じくファインモールド社から発売されている水滴風防型と。
水滴風防型はここの解説以前に作ったものなので2022年2月現時点では製作記事がない。
こうしてみると風防周りの違いがよくわかりますな。
飛行機を知らない人からすると
「緑色で日の丸をつけた飛行機はみんな零戦」
なんだよね。
特に五式戦闘機の水滴風防型はパッと見はかなり似ていますからね。
排気管周りで違いを判断するしか・・・・・・。
作ってみた感想のコーナー
特に大きな問題は無い感じかな?
主翼付け根とか風防とかわずかに隙間ができるけど、そこまで目立つ物ではない。
概ね部品の合いは良好で作りやすい部類だと感じるね。
主翼前面の黄色い識別帯のデカールが難しいので、気になる人は塗装で済ませるのも手だ。
先ほど掘り出してきた水滴風防型は塗装で済ませているようですな。
もっとも、あちらは中古品でデカールが劣化していたというのもありますが。
今回のファストバック型は再生産されたばかりの新品。
デカールの質は良好です。
豊富なマーキング類や詳細な解説書など、同社のこだわりを感じる一品だ。
今回はここまで。
次回は・・・・・・。
次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット